私は、現在製薬会社で医療用医薬品の営業(MR)をしております。
営業である以上、売上をUPすることも大切ですが、それ以上に人の生命に関わる医薬品をより適正に安全に医療関係者の方々に使用していただくことを第一としております。MRは「医薬情報担当者」と呼ばれており、「情報」のみを取り扱う職業で、他の営業職とは少し異なると考えております。いかに多くの医療関係者に「医薬品」の「情報」という魅力的な付加価値を提供できるかということを日々考えております。
社会人になって、たくさんビジネス書などを読んで知識を習得したつもりになっていました。しかし、それは上辺の知識だけで、実際に仕事に活かすことはできていませんでした。
入社して7年目の時、ふと立ち止まって考えた瞬間これでいいのか?一度しかない人生このままでいいのか?と考えました。
たまたま、同じ営業所の先輩や会社の同期がBBT大学院で学んでいました。当初、MBAという言葉自体は知っていましたが、詳しくは知りませんでした。実際にBBT大学院で学んでいる方にメールや電話をしてどういったものかを聞きました。不安に思っていること、疑問に思っていることなど全部聞きました。そこで自分の中で腹落ちしたのだと思います。直後に、「これは面白いかも。1度チャレンジしてみようかな?」と思い、BBT大学院への入学を決意しました。
当時、私は福島県で仕事をしており、また、平日は朝早く、夜遅く、休日も出張が多いということもあり、通学での大学院は不可能に近い状態でした。ネットとPCさえあれば24時間どこでも学ぶことできるBBT大学院は私には最適なものでした。在学中に北海道に異動となりましたが、何も問題もなく継続できました。
また、講師陣には大前学長を始め、実務で多くの経験を積まれている方々がたくさん在籍しており、他の大学院にはない魅力であったと思います。
経営学部出身で、簿記などを学んでおり、ある程度は自信がありました。しかし、そこで得た知識は各講義の第1回目を受講して見事に打ち砕かれました。
講義の動画や講義資料や参考図書でも勉強しましたが、一番役に立ったのは、AirCampusでのディスカッションでした。多くのクラスメートと議論を進めていくうちに、理解が深まりました。もちろん「◯◯についてわからないのですが・・・教えて下さい。」という議論ではなく、「◯◯はこういうことだと思います。」と自分の意見を添えて議論するように心がけました。解釈を間違えたこともたくさんありましたが、AirCampusでクラスメートが指摘してくれることによって、理解がかえって深まりました。
1年目で「問題発見思考」、2年目で「問題解決思考」を必修科目として受講しますが、一番タメになった科目だと思います。元マッキンゼー出身のコンサルタントである斎藤先生、炭谷先生には丁寧に講義をしていただきました。他の講義とは違い、1つ1つの講義動画が短く設定されていたり、演習があったり等、より丁寧なプログラムであったと思います。通常の業務にもすぐに応用できる内容で、講義受講後から、思考や物事の捉え方やチャートの作り方、ストーリーの構成など劇的に変わったことを覚えています。もっと早く出会っておけばよかったと思いました。
大変満足しています。
在学中の2年間はあっという間でした。入学当初から2年間での卒業は決めていましたので、同時期に多くの科目を履修し、ハードな内容となってしまいました。
今まで学んだ知識はBBT大学院では一切役に立たなかったので、一から勉強し直していきました。わからないことはそのままにするのではなく、自ら調べ、AirCampusに投稿し、クラスメートとディスカッションをする癖をつけました。
また、同じ環境で学んでいる志の高い多くのクラスメートのサポートがあったから乗り越えることができました。普段はAirCampsu上でディスカッションしていますが、時には東京で集まってリアルにディスカッションをしたり、旅行に行ったり、飲み会をしたりしました。BBT大学院で出会ったクラスメートは一生の宝物です。
平日の8時から22時までは仕事、休日の9時から21時は家族と時間を決めていました。それ以外の時間はほぼBBT大学院の勉強に費やすことにしました。
ですが、どうしても平日の遅れを取り戻すために休日に勉強にすることが多くなってしまいました。妻にはかなり迷惑をかけたと思います。ですが、必死になって勉強している姿を見た妻も「がんばって!」と日々応援してくれました。
比較的に時間の余裕ができた時には、全力で家族との時間を過ごすようにしました。
家族のサポートなしにBBT大学院での学びを続けることは不可能であったと思います。本当に妻には感謝の気持ちでいっぱいです。
とにかく時間をどうやって創出するかに苦労しました。時間がいくらあっても足りない日々が続きました。当初は睡眠時間を削ってやっていましたが、入学して1ヶ月後に体調を壊しました。そこで睡眠時間をまずどうするかを日々考えるようにしました。すると限られた時間でどうやってすべきかを考えるようになり、割と効率よく時間を確保することができたように思います。だんだんとBBT大学院での学びが楽しくなり、のめりこんでいきました。
どうしても、気分が乗らないときは、思い切ってBBT大学院から1日離れ、リフレッシュしたこともありました。
「もしあなたが◯◯の社長ならば、どうするか?」というReal Time Online Case Study(通称:ROTOCS」)という課題が大前学長より出されます。会社の社長になっているわけですから、いい加減な提案はできません。しっかりと分析をし、課題を抽出し、解決策を導き出さなければいけません。いい加減な提案に対してはクラスメートやTAから厳しい質問や指摘がきました。在学中に2年間で100ケースほどやるのですが、当事者意識をもつ大切さを植え付けられました。
実際に仕事でも活かせることが多く、製品の売上が伸び悩んでいる後輩が居た時には、実際にその後輩になったつもりで色々と分析をしたり、課題を抽出したり、解決策を出したりしてアドバイスするようになりました。
入学前までは、目の前で起きている事象に対しては、興味もなく「ああ、こんなもんなんだろう。」「こうやればなんとかなるだろう。」と考えていました。BBT大学院入学後では劇的にその考えは変化しました。「これは、どうしてこうなったのだろう?」「なんで、自分はやっていないのだろう」などと考える癖がつき、そこから本質的な問題点は何かと考えるようになりました。そして、解決するためにどうやって解決していけばいいのかと考える癖がついたと思います。当然決まった答えなどあるはずもなく、日々悩んでいますが、取り組んでいく姿勢が自分自信を成長させると思っています。
卒業研究でも取り上げたのですが、人材管理の業務をやりたいと考えております。人材管理で出てくる諸問題については「古くて新しい問題」「正しい答えのない問題」「真似をしてもうまくいかない問題」と言われるくらい、どの会社や組織においてもある内容だと思います。BBT大学院で学んだことを活かし、この難しい問題について取り組んでいきたいと考えております。
ぜひ入学することをお勧めいたします。
BBT大学院のホームページをご覧になっている以上、なんらかの理由で興味がるのではないかと思います。
今、思い切ってやってみることが大切だと思います。仕事・家庭・学びと両立は簡単ではありませんが、確実に成長できると思います。
最後に大前学長が修了式で述べた名言を下記に示します。まさしくこの通りです!
・自分に限界を設けない
人間の能力に限界はない。悩むな。行動し続ける。チャレンジし続ける。
・目線を上げる。
「目標」を自らのドライバーにする。世界は広い。トップレベルの人間のいる場所に飛び込んでいく。目標を上げ、一生懸命取り組み、反省すべきを反省し、成長する。
・自分だけの、「尖り」を作る。
「全人をもって代え難い」ものを作る。「人並み」ではいけない。これが自分の人生。それを求め続けて生きていく。
「やりたいことは全部やれ!」