高校時代から働くのであれば「教育」のフィールドと決めていました。
教育の力で社会を動かし、世界をよりよくすることに貢献したいという想いで仕事をしています。
入社から現場一筋でしたが、現在は、本社にてマーケティング・企画業務をしています。
社会人になって10年が経ち、よくも悪くも「慣れ」を感じてきていました。
さらに成長していくためには、社外の大きなキッカケが必要と感じました。
また、社会をとりまく仕組み、特に政治・経済をより深く理解し、さらに高い結果を出すことのできる力を身につけたいと考えてMBA習得を決意しました。
働きながら学ぶための環境や、効率的に学ぶ仕組みが工夫され優れていたことと、科目内容や教授陣が非常に魅力的だったからです。特にAC(Air Campus)は他の大学院には決して真似できない仕組みであり、限られた時間で効率的に濃い学びをするために考えつくされた道具であると思いました。
アカウンティングやファイナンスなどの財務・会計科目は、これまでほとんど学んだことも、仕事で扱ったこともない内容でしたので、非常に苦労しました。教科書を何度も読んだこと、授業を何度も視聴したこと、ポイントをノートでまとめたことなどをベースに、理解ができないことはクラスメイトや先生方に積極的に質問することで克服しました。理解できると大変面白い科目になりました。
やはり、大前学長の経営戦略やイノベーション科目と、問題発見・問題解決の科目です。大前学長の講義は、特にRTOCSが総合的な実践力をつけるために大きな効果があったと思います。卒業後も、常に「自分だったらどうするか」を考えるクセがつきました。問題発見・問題解決はそれぞれ様々なフレームワークをつかいながら、筋道を立てて論理的に問題を解決していく方法を体系的に学ぶことができました。
総合的に大変満足できる内容でした。想像していたよりも満足度は高かったです。学ぶ内容や仕組みだけでなく、世界中の優秀なクラスメイトとの出会いや切磋琢磨の学び合いは一生の財産になったと思います。卒業後も学び続けることのできる環境も大変ありがたいです。
メリハリをつけることが大切だと思います。そのためには、綿密に日々の学習計画を立て、どんなに忙しくてもそれを守っていく努力をしました。結果的に、そのような学習を2年間続けたことで、目標に対する実行力・忍耐力もさらに身についたと感じます。
特にありません。強いて言えば、仕事や家庭とのバランスや時間のやりくりですが、これは入学前からある程度分かっていましたので、工夫した上で努力あるのみでした。この点は、クラスメイトも多かれ少なかれ同じような苦労をしていましたので、お互いに工夫例をシェアしたりもしていました。
経営について総合的・体系的に学んだことで、様々なビジネスを観る眼が変わりました。以前は表面的な物事しか捉えられていませんでしたが、ビジネスとして優れている点、課題点を考えることが増えました。また、自分の業務に関しても、これまでよりも広い視野で近視眼的・対処療法的になることが少なくなってきたと感じます。
世の中を観る眼が変わったことです。これは終わりのない修行だと思っていますが、BBTで学んだことで、その学びが加速しより深まったことは間違いないと思います。学ぶことを完了させるのではなく、学ぶキッカケを与えてもらったという点でも、大きな出会いであったと思います。
さらに深い思考力・洞察力を磨いていくこと。それを実践の中で成果にできる行動力・忍耐力も磨いていくこと。常にMBAとしての自覚を持ち、学び続けていくこと。自分が納得できる成果をあげ続けていくこと。その結果として、社会に大きく貢献していくこと。
何かを新しく始めるためには、大きな決断・勇気が必要だと思います。特にBBT入学は大きな人生の転機にもなることです。私もまったく同じ状況でした。いま、MBAを取得したBBTの先輩として私が言えることは、「迷ったらやってみる」「悩んだら進んでみる」ということです。迷った時にはまず一歩前に進んでみる、たった1つのそのことだけでも、もしかしたら人生にとっては大きな一歩になる可能性が秘められているかもしれません。皆様のご活躍を祈っています。