個人を対象としたコーチング及びキャリア支援と心理カウンセリングです。キャリア面での人間の成功を、論理的思考力だけではなく、メンタル面での突破力も必用不可欠であるとの考えのもとでの効果的支援を実践させて頂いて参りました。
キャリア支援、業務面でのコーチングに関しては、どうしても、実際の経営側面に関する知識も必要不可欠であると感じたことと、仕事に従事する人達が、喜んで仕事に取組み、かつ従事出来る為に必要な知識も是非とも必要であると感じたことからです。
大学院の授業が、サイバー上で行われる為に、時と場所を選ばずに受講が可能であったことと、大学院での授業の内容が、最新の知識を獲得することが可能であると思えたからです。更には、授業の進行形態が、欧米の大学のように、自分の意見や考え方を他人に展開する方法や、クラスという一つのチームに対して、集団知を高める為の考え方を自然に身に着けられるような仕組みの存在を感じたからです。
苦手と感じられた科目は、ファイナンスの授業でした。初めて接する考え方のものであると同時に、文系の人間であるせいか、計算式に関する苦手意識が潜在的に存在していたように感じました。「分からないものは、正直に分からない」とディスカッションのスレッドに書き込むことで、先生や他の生徒からのアドバイスや教示が受けられ、苦手科目を克服することができました。「分からないものは、教えてもらえば良い」というスタンスで授業を受けることで克服が出来るような仕組みが構築されていると確信できました。
私の場合には、まずは、大前学長の「イノベーション」の講座でした。そこでは、イノベーションに欠かせない論理思考能力だけではなく、メンタルマインドも網羅されていて、現在の日本の企業、及び日本人が最も学ぶべき内容のものであると痛感致しました。次には、組織人事ライブでの、高橋俊介教授、川上真史教授の組織関係論に於ける人的側面の重要性に関する様々な講義が、これからの組織の人材戦略に関するヒントや気づきが満載でした。
BBT大学院での授業、及び講座の内容は、正に現代の日本の教育に欠けてしまっているものを提供してくれるものであったと感じています。それは、大学側、及び大学教授が生徒に対して教えたい授業内容ではなく、日本社会、及び生徒にとっての必要不可欠と考えられる内容を授業として提供して下さるものでした。それは、高橋俊介教授の言葉である「Whatを構築できる能力」につながるものであると感じました。つまり、トップ組織構成員だけではなく、末端の組織構成員全員に対する、「How構築能力」だけにとどまらない、全く新たな概念を生み出す為の「What構築能力」であると確信することが出来ました。
期限の設定されている課題に関しては期限を最優先させましたが、その他の期限の無い課題に関しては、仕事はもちろんのこと、家族との絆を最優先させました。即ち授業の視聴や投稿は期限の無い課題として優先順位の低いものとして処理して参りました。
BBT大学院での授業、及び講座の内容は、従来の日本の大学教育とは異なり、教師が生徒に教えるというスタンスではなく、生徒が自分の頭で考え、自分で問題解決に取り組める為に必要な素材を提供して下さいます。その素材の使用方法の習得に関しては、生徒自身が自律的、自主的に取り組むべきものと考えられている点では、それまでにそのような取り組みに対処した経験が無く、非常に戸惑いを覚えました。しかしそのような取り組みの必要性を自分自身が理解できるようになりますと、自律的、自主的に取り組むべき方法を自分で探すようになるものであることを体感させて頂くことが出来ました。
一般社会で自分の抱えている課題にどう対処すべきか考える際には、これが唯一の正解と言える対処方法は存在しませんが、問題の構造を捉えて、その問題構造に最適な解決方法を考える際には、評論家としての解決方法ではなく、当事者としてその課題に対する当事者責任の持てる考え方が出来るようになりました。これも二年間に及ぶRTOCSの課題に取り組んだことの恩恵でもあると考えております。
自分が取り組むべき課題に対して、当事者責任を持って対処できるようになっただけではなく、自分が見聞きした課題に関しても、当事者責任を持った対応が一般的に出来るようになりまして、その課題に対する自分の意見や対処方法を常に考える習慣癖が出来上がったように感じます。選挙の際に学長がよく仰っていらっしゃった「B票」有権者からの脱却が出来たように感じます。
BBT大学院で初めて接し学ぶことが出来ました「ポジティブ心理学(幸福心理学)」の考え方や研究成果を、自分の今後の仕事にも取り入れていき、労働者が仕事に楽しく取り組めるようになる為の方法論が確立されることに貢献できるように努力していきたいと考えています。特に、日本では未だに重要視されてはいない人間の心理的側面が、労働の効率性に活かされるような取り組みが普及されるようになることを自分のライフワークとして、活動して参りたいと考えております。
ビジネススクールでの学習と言いますと、かつてはマネジネントに関する体系的な学びが主流であると考えられていましたが、現在のように経済の変革期に際しては、変革期に特化した学びが必用です。それには、経済を動かす原則と変革期の経済をけん引する原則の双方を学ぶ必要があります。その為に必要な知識体系が全て網羅されていますものが、BBTでのカリキュラム体系であると言っても過言ではありません。ですので、これからの変革期の経済を乗り切るための体系的な知識の習得を望んでいらっしゃる方には最適な学びの場であると考えられます。