ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
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自分が勉強を通して、また経験を通して培ってきた物を理論的・体系的に整理したいという気持ちもあった。
清水保志
武田薬品工業株式会社
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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製薬業界で、主に国際ビジネスを担当してきた。現在は管理部長として、人事、経理、IT、広報、総務等を、グローバルに幅広く管理・統括する役職に。

製薬業界で、主に国際ビジネスを担当してきました。ライセンスビジネス、グローバルマーケティング、M&A、プロダクトポートフォリオマネジメントと、長く企画畑を歩んできましたが、昨年からCMC研究センターで管理部長として、人事、経理、IT、広報、総務等を、グローバルに幅広く管理・統括する役職に就いています。まさにMBAで学んだ学問の実践であり、非常にエキサイティングです。知識面での強化はもちろんですが、自分なりに理解し思い描いたオペレーションの理想形を追求すべく、日々奮闘努力を重ねています。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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自分が勉強を通して、また経験を通して培ってきた物を理論的・体系的に整理したいという気持ちもあった。

会社からの推薦が直接の動機ですが、本校には学長を含めて有名教授が多く、勉強になると思ったことと、自分の空いた時間を有効に使って勉強ができるシステムが決め手となりました。入学当時、既に本社部長職位にあったことから、特別なキャリアアップを目指したわけではありませんが、それまで自分が勉強を通して、また経験を通して培ってきた物を、理論的・体系的に整理しておきたいという気持ちも後押ししました。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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自分の空いた時間を利用して、しかも遠隔地からでも受講できることが大きなメリット。

自分の空いた時間を利用して学習ができるシステムが、最も惹かれたところでした。実際にやってみて、自分のスケジュールの合間を利用して、しかも遠隔地でも授業がうけられることは、平素仕事に追われる人達にとっては、その有り難味が身に染みてわかることでしょう。実際私は2年次はシカゴに赴任しましたが、全く問題なく全ての授業を終えることができました。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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問題発見思考。自分の独自のやり方に合わないところもあり、極めて非効率なアプローチのように感じた。ただ、学生間でやりとりをすることで自分になかった一面を得ることができ、かつ思ったよりも楽しくなった。

「問題発見思考」ですね。
私は元来問題の本質を見極める力が人よりあると思っていますし、実際これまでのキャリアでも、多くある鍵穴から正解のただひとつの鍵穴を、間違いなく見極めてきました。ただ、その中には、経験的法則や自身の判断力(感)に頼る部分も多々ありました。

この問題発見思考は、そのような私の得意部分を否定し、信頼性のあるデータを正しく分析し、ひとつの鍵穴を見つけ出すような学問で、鍵穴におおよその見当をつけて進める私には、極めて非効率なアプローチでした。

これを克服したのは、ネットワーク力だと思います。自分の専門性の高い話題には、積極的に情報を提供する一方で、不得意な分野では情報を受け取り、それを検証して理論的に鍵穴を模索していく方法は思ったよりも楽しく、自分になかった一面を与えてくれたように思えました。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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マーケティング関連。新しい理論も吸収することができたし、自分なりのマーケティング理論と教授の理論を戦わせることは何よりも楽しかった。

マーケティング関連の科目でしょうか。私の専門性はマーケティングですが、企画業務が長かったこともあり、最新の理論にすっかり疎くなってしまっていました。久しぶりに勉強したことで、新しい理論も吸収できましたし、実践の場で裏打ちされた自分なりのマーケティング理論を教授の理論と戦わせることは何よりも楽しく、刺激になりました。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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2年間で卒業するには相当の覚悟が必要。ただ、卒業したときの感動はなんとも言えないものが。

2年間で卒業するには相当の覚悟が必要だと思います。特にグローバリゼーション専攻の場合は、英語ができた上での講義となりますので、英語が苦手な人は、先ずは英語力に磨きをかけてから入学されることをお薦めします。自分の場合、睡眠時間は3時間程度になりましたが、体のリズムがそのようにできあがってしまうと、なんとかこなせるものです。

ただ、そういったタフなコースだけに、卒業した時にはなんとも言いようのない感動がありますし、今でもあのコースをこなしたこと自体が、自分の自信になったりもしています。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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バランスは明確に決めてとった。家族の理解がなければできないこと。

バランスは明確で、仕事が6割、学びが3割、家族は1割です。家族の理解がなければ、できないと思います。仕事は最優先です。これは大原則で、その上でいかに学びの時間を確保するかがポイントなのですが、その点からもインターネットでのオンライン講義が有効であったと思います。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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高いレベルの仕事が求められる中で、いかに学ぶ時間を確保するか。

学ぶ時間をいかに確保するかに尽きます。
仕事は役職が高くなると、極端にハードになります。仕事の完成度については、自分にもこだわりがありますし、またそのために給料をもらっているので、全く手の抜けない世界です。
その上で、睡眠時間を削って学習時間を確保していった努力が、私が誇れる部分だと思います。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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学びが実際にビジネスの現場で実践できていることが、そもそも素晴らしいこと。

現在は管理部を任されていますが、配下に人事、経理、IT、総務、広報、輸出入など、11の異なる機能があります。学問的に学んだものを、実際にビジネスの場で実践できていることが、そもそも素晴らしいことだと思います。さらにそれらをグローバルに展開することを、チャレンジ目標として掲げています。この仕事を引き受けたのも、MBAで学んだことを実践の場で試してみたかったからであり、グローバルへの展開もグローバリゼーション専攻した私にはぴったりで、まさに今学んだことが実践で活きています。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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知識はもちろんだが、努力することの大切さを改めて教えてくれた。

知識を与えてくれたのはもちろんですが、努力をすることの大切さを、仕事以外で教えてくれたと思います。仕事は努力をすることが当たり前であり、特に大切だとかいう意識はなかったのですが、2年間の大切な時間を通して、長い間仕事に追われて忘れかけていた感覚を、呼び覚ましてくれたように思います。

今後の夢や目標をお聞かせください
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MBAで身に付けたものをより高いレベルに洗練していきたい。

管理部での実践を通して、MBAで身に付けたものをより高いレベルに洗練していきたいです。また子会社の役員もさせていただいていて、取締役会の実態や期待される役割も勉強させていただいています。次は、小さな会社でもいいので、社長として会社の成長を従業員と共に喜べるような会社に育て上げてみたいと思います。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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苦しい中でこそ生まれる充実感や自信などがある。自分を信じてチャレンジしてみては。

人生は一度。自分を信じてチャレンジされてみてはいかがでしょう。MBAという学位以上に身に付くものがきっとあると思います。苦しい中でこそ生まれる充実感や自信、みんなと切磋琢磨し合う中で培われる信頼感や尊敬の気持ち、自分を励まし支えてくれる人々への感謝、など、普段のあなたには見つけられない何かがきっと見つかると思います。思い切って飛び込んでみませんか。

パーソナルデータ
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性別
男性
文系/理系
文系
年代(入学当時)
40代
業種(入学当時)
食品・医療・化粧品
職種(入学当時)
経営企画・広報・宣伝
学ぶ目的(入学当時)
体系的な経営スキル
都道府県
大阪府
説明会参加
参加しなかった
入学年次
2008年 春期
役職(入学当時)
管理職
在学中の学習時間(1日あたり)
4時間以上
業務終了時間(入学当時)
19:00~20:00
仕事の忙しさ(入学当時)
比較的多忙でした
卒業にかかった年数
2年
在学中・卒業後の変化
変化なし
条件に似たロールモデル
原秀治
40代
経済団体(公益法人)
業種
その他
職種
企画・調査・マーケティング
経営者へのアドバイスが、MBA取得のきっかけに
奈良岡悟
30代
大手電気機器メーカー
業種
電気・電子機器
職種
研究・開発
現場の仕事が新興国にとって代わられるのではという危機感。
高橋秀樹
40代
東芝
業種
製造業
職種
技術・設計
社内教育では得られない、新たな視点の必要性を感じていた。
横山真也
40代
Yokoyama & Company (S) Pte Ltd
業種
コンサル・会計・法律関連
職種
経営
起業直後で毎日“最適解”を出す必要に迫られた