ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
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必ずしも起業にMBAは必要ないかも知れない。しかしアントレプレナーにとってMBAは強い武器として絶対役にたつものと確信
藤川昭
外資系・日系メディア、IT企業
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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時代の最先端を進んでいる様で、一番遅れているのが実はメディア企業かも知れない

私は20年以上、日本と外資系のテレビ、メディア、IT業界の技術者としてのキャリアがあります。今後のキャリアアップを考えるうちに、これまで独学で適当にやってきたビジネスを体系的に学び直したいという思いが強くなったことや、周囲の勧めもありMBAを目指すことになったのです。メディア企業勤務でMBA取得を目指す人は非常に少ないと思います。とても不思議です。永い歴史を誇る新聞出版、音楽、テレビ、ラジオなどの各メディア企業は、インターネット時代の到来により媒体そのものの存在意味を含め変化を余儀なくされているのにです。メディア企業は時代の一番先端を進んでいる様で、実は一番遅れているのかも知れません。その理由は過去を自己否定出来ない業界の体質が原因だと考えています。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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外資系で偉くなるためには、MBA取得は避けて通れない道

MBA取得を意識し始めたのは、今から10年前、40歳になる少し前のことです。ある時、当時在籍していた外資系ベンチャー企業のボードディレクション(経営陣)の経歴を見ていたところ、なんと全員がMBAホルダーだったことが印象に残りました。その中には普段から接することもある上司もいました。当時そんなに大きくなかった、そのベンチャー企業でさえ、トップマネージメントへの道を進み、偉くなって多額の報酬を貰うようになるためには、MBAの取得は避けて通れない道だろうと単純に思いました。また当時の海外の同僚にMBAホルダーが何人かいましたが、日頃からビジネススキルのレベルの高さには尊敬していました。MBAの取得は多額のお金が掛かるアメリカの有名大学への海外留学以外にも、日本国内で学ぶことも出来、またBBT大学院の様に通学せずMBAが取得出来ることも知り、次第にMBAへの道が現実なものになってきた訳です。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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大前研一氏が学長であることが決め手

本格的にMBA取得を考え始め、いろいろな大学やビジネススクールの資料を取り寄せ比較検討する中、BBT大学院に決まるまでにそれほど時間は掛かりませんでした。それは大前研一氏が学長であったからです。私は20代の頃、あるテレビ番組のスタッフでしたが大前研一氏がゲスト出演されたことがあります。その時、スタジオの裏側で見ていましたが、大前氏の頭の回転の速さや時代を先見、予見しつつ、大胆かつ斬新な発想力にただただ驚いたことがあります。その後、数々の著書などを読むなど、大前氏の存在は意識しておりましたが、大学院を作ったことまでは知りませんでした。ここで学ぶしかない!そう決意しました。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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ファイナンス系科目全部。自分が苦手と考える科目こそが最も学ぶ必要性が高い

『アカウンティグ』『コーポレート・ファイナンス』などファイナンス系科目は、将来アントレプレナーとして経営者を目指すのであれば絶対に習得するべき科目です。自社の経理や分析を含む管理会計ぐらいは全部社長独りで出来る様にした方がいいです。財務諸表から経営状況を読み取るスキルも必要です。理系出身の私は決して数字に弱い訳ではないのですが、数式の意味を理解することにはかなり難儀をしました。計算問題は高校生の様に紙に書き写し、何度も手計算し、同時にエクセルで検算するなどして数式の意味を理解していきました。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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『イノベーション』学ぶというよりは頭のトレーニング。脳みそに汗をかくことを体感

数ある科目の中で最も苦しみ、悩み、心身とも疲労したと同時に、終わってみれば最も意義があり、面白く、そして発想力が身につく科目が『イノベーション』です。大前研一学長の科目でもあります。この科目は、もはや学習というよりはスポーツジムで筋トレするのと同じ様なものです。従って克服方法というものはなく、ひたすら考え、脳みそに汗をかき続け、考えるしかありません。さらに単位を取って学習が終了ということはありません。修了後もトレーニングは一生かかって継続していくべきものだと思います。特にアントレプレナーとしてゼロイチの起業や経営者を目指すためには、『イノベーション』の発想法は必須です。しかもこれはBBT大学院以外では学べない科目であろうと確信します。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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サイバー授業の短所は学生次第でクリア可能

BBT大学院は開校から10数年の実績があるので、先輩達のご苦労と大学側の改善努力でシステム上の欠点はほぼクリアされていると思います。どうしてもクラスルーム型の授業スタイルやアカデミックな学びを重視するのであれば、他のビジネススクールも選択肢になると思いますが、私の場合は毎日通学出来ないことや、大前研一学長をはじめとする著名教授の講義を受けたいのでBBT大学院しか考えられませんでした。インターネットを用いた遠隔授業については、本科入学前に「MBAブリッジコース」を受講し、映像コンテンツの出来具合やAirCampusの操作感を事前に確かめましたので特に不安はありませんでした。サイバー授業の短所はあまり意識したことがありません。頻繁にスクーリングがあったり、学生が自主的に勉強会や合宿、飲み会を企画、開催しているので、そこにどんどん積極的に参加していけば人間的な交流も図ることができます。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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時間を作る=場所を作る

各家庭の生活環境で学習スタイルはそれぞれ異なるのでしょうけど、私の場合はあまり自宅では勉強せず、「時間を作る=場所を作る」ものと考えました。講義の視聴はiPadに映像をダウンロードしておき通勤電車や飛行機などの移動時間にまとめて見ることにしていました。タイピングが多いディスカッションはiPadとワイヤレスキーボードを持ち歩き、平日は昼休みを利用したり、通勤経路上にあるカフェを主な勉強の場としました。そうするうちに、いろんなカフェの常連客になり、スタンプカードもすぐ貯まって、顔を見ただけで飲み物が出てくるお店もあった程です。週末はPCを抱えカフェに。開店時間から午前いっぱい、それから夕食後から深夜に掛けては自宅で集中して勉強しました。このようにして時間と場所を変えたことにより、家族との時間も確保しつつメリハリの効いた時間の使い方が出来たものと思います。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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試験シーズンは各科目の試験や課題が集中し大変

さすがに試験シーズンは各科目の試験や課題が集中して大変でした。毎晩遅くまで、時には徹夜で2、3科目の論文を同時に仕上げたこともありました。あと旅行先での勉強時間の確保には非常に苦労しました。しかし自分の事務処理能力を信じ、限界に挑み、工夫して乗り越えるしかありません。試験が終われば、つかの間の休暇が待っています!

学んだことが実践でどう活きていますか?
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まだまだ未知数。しかし一生使える武器を身につけたと確信

”学びは2年。ビジネスは一生”です。おそらく一生使えるビジネスの武器を身につけたものと確信しますが、実践でどう活かせるかどうかはいい意味で未知数ですね。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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MBAの学位よりも、問題解決思考力やイノベーションの発想力がついたことが大きい

MBAの学位そのものよりも、問題を解決していく思考法やいかにイノベーションを生み出すか、こういったことを考える力がついたことが大きいと感じます。これはビジネスではもちろんのこと、新規事業や起業にも大きな発想の源となることでしょう。

今後の夢や目標をお聞かせください
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数年以内にいくつかの事業を立ち上げてみたい

大前研一学長の言葉に「やりたいことは全部やれ!」というものがあります。せっかくBBT大学院で学んだのですから、この際私もやりたいとは全部やりたいと思います。具体的にはまだ明確ではありませんが、日本で、そして海外、特に新興国で立ち上げたいいくつかの事業構想がありますので、いつか実現させたいと思っています。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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本物のアントレプレナーを目指すならBBTで学ぶしかない!

アントレプレナーとして自分で事業を立ち上げるにせよ、あるいはイントラプレナーとして現在の職場で新規事業を立ち上げるにせよ、いずれもゼロから事業構想を考え、形にしていき、実際に事業を立ち上げることは、強いやりがいを感じ、アドレナリンが出まくり夜も寝なくて平気なくらい興奮する時間ではないかと思います。MBAはアントレプレナーでも強い武器として絶対役にたつものですし、新規事業に失敗する要素を減らし、成功確率を上げることもできるはずです。そして、どうせ学ぶなら「世界の大前研一」の下で楽しく学ぶことをおすすめしたいと思います。

パーソナルデータ
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性別
男性
文系/理系
理系
年代(入学当時)
40代
職種(入学当時)
その他
学ぶ目的(入学当時)
起業/新規事業
都道府県
神奈川県
説明会参加
参加した
入学年次
2016年 春期
役職(入学当時)
管理職
在学中の学習時間(1日あたり)
2時間
業務終了時間(入学当時)
19:00~20:00
仕事の忙しさ(入学当時)
多忙でした
卒業にかかった年数
2年
在学中・卒業後の変化
起業した,転職した
条件に似たロールモデル
田辺嗣朗
30代
プルデンシャル生命
業種
金融・証券・保険
職種
営業・販売
ビジネスの世界で勝ち組になるなら、超一流になってやろう。
古橋童子
30代
大手製薬メーカー
業種
食品・医療・化粧品
職種
研究・開発
育児休職期間を利用したキャリアアップ
木村尚人
30代
イー・アクセス株式会社
業種
通信サービス
職種
営業・販売
アカデミックな学びに興味はなかった。
田納雅人
40代
産業機械メーカー
業種
機械・重電
職種
企画・調査・マーケティング
経営者と話をするときに感じた実力不足。強い危機感を抱いた。