ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
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2024年
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1788名修了
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仕事をこなす日々。その現状に、漠然とした不安を感じていました。井の中の蛙にならないためにも、もっと外のことを知りたい。
井上俊宏
外資系IT企業
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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ITベンチャーを起業。一つの意思決定の遅れが命取り。

BBT大学院を卒業後、リビングスタイルというインテリア業界を中心としたITベンチャーを起業しました。起業してから5年が経過しましたが、大手のインテリアショップを始め、徐々に我々の提供するサービスの広がりを感じています。事業を取り巻く環境は、日々変化し、特に我々のようなベンチャーは、一つの意思決定の遅れが命取りになります。正に、BBT大学院での学びを日々実践してビジネスを展開しています。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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サラリーマン時代、あまり外の世界を知らない自分に感じた不安。

BBT大学院への入学当初は、外資系のIT企業に在籍していました。当時、特に外資系では即戦力と結果が求められる環境でした。その中で、日々の業務をこなす一方、将来に対する漠然とした不安を感じていました。今から振り返ればおそらく、あまり外の世界を知らなかったことによる不安だったのだろうと思います。そのため、自分がいる環境の外に出、今後のキャリアを考えて体系的に経営を学ぼうと思いMBAの取得を検討するようになりました。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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現場から離れたくない。それが実現可能な環境を求めた結果。

まず経済的な理由、また現場から離れることの不安から、フルタイムではなく、夜間、通信等でMBAの取得ができる学校を検討していました。当時、スカパーでbbt757というビジネス番組を視聴していたのですが、その中で大前学長が、オールサイバーでのMBAプログラムを始めるとおっしゃっていたのを見て、迷わず出願しました。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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コーポレート・ファイナンス。同期などに教えてもらいながら克服。今では、出資や資本政策のミーティングでも問題なく議論できるレベルに。

コーポレート・ファイナンスは難しかったです。MBA取得者の一つの強みとしてファイナンスがわかるというイメージがあったので、授業には真剣に取り組んだのですが、正直、しんどかったです。公認会計士だった同期の方や、職場の税務担当者にも教えてもらいながら、なんとかやった記憶があります。未だに得意分野ではありませんし、成績も良くなかったと思います。ただ、講義を通して学んだことで、ベンチャーキャピタルからの出資や資本政策のミーティングでも、問題なく議論ができるようになりました。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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「RTOCS」。現状をどう捉えるか?将来をどう予測するか?そのために必要不可欠な力を鍛錬。

大前学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time ONline Case Study)」ですね。レベルの差はあろうとも自力で収集した情報を基に、意志決定をしていく。一般的なMBAのプログラムにある過去のケース・スタディは、どうしても現在から過去を振り返って考えたり、ケースの文章に書かれている内容をベースに考えてしまいます。現状をどう捉えるか?将来をどう予測するか?は、自力で情報を集めて分析し、考えるしかない。それって正解がないんですよね。あるのは最適解です。このトレーニングは、現在経営の意思決定をする上でとても役立っています。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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教授陣は一流のビジネスパーソン。知識や理論だけでなく、経験を踏まえた実践的な学びを修得。

キャリアをストップすることなく実践的な内容を学べたため、とても有効に時間を使うことができました。常に自社、自分の立場と比較しながら授業に望めるので、少なからず職場での業務にも良い影響があったのではないかと思います。他のMBAのプログラムとは比較できないのですが、教授陣は数々の結果を残してきた一流のビジネスパーソンの方々なので、講義は知識や理論だけではないご経験も踏まえた実務的な内容が多いのも、即戦力の強化につながったのではないかと思います。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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勉強は土日に集中。余裕があるときはプライベートも大切に。

私の場合、平日はほとんど仕事で時間がとれなかったので、勉強は土日に集中していました。正直、家族にはある程度、辛抱してもらったと思います。仕事を疎かにせずに、MBAを取得しようと思うと、それくらい大変だと思います。だからこそ、達成感もあるだろうし、自信にもつながるのではないでしょうか。ただ、比較的講義が詰まっていない時期もありますので、その時は、しっかりプライベートを大切にしました。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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時間の捻出が鍵。情報を精査・分析・解釈する力とスピードが鍛えられた。

時間の捻出です。私の場合、特に文章を読むスピードが速くないので、書籍や情報を読みこなすのに時間がかかっていました。そのため、とても時間を確保するのに苦労しました。ただ、これも良いトレーニングとなり、情報を読み込み精査・分析・解釈する力とスピードはついたのではないかと思います。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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現場での意思決定に活きる「自力で最適解を導き出す力」

起業する前には、起業論(松本教授)、イノベーション(大前学長)の講義を何度も見直し、事業の構想、戦略の立案、事業計画に落とし込みました。また、RTOCSを通して何度も繰り返し鍛えられた「自力で最適解を導き出す力」が、実際の起業の現場で意思決定をする上でとても活かされています。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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起業した会社の事業は、卒業研究の内容がベースに。

実は、リビングスタイルの事業は、卒業研究の内容がベースになっています。またそれに加え、在学中に取り上げられた大手家具メーカーのRTOCSの内容も事業計画を立てる上で参考になっています。これに加えて、経営には正解はなく、経営には様々なスタイルがあると言うことが学べ、自分らしく起業することもできましたし、楽しく気負わずに事業を進められていると思います。

今後の夢や目標をお聞かせください
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目指すは、『日本の住生活の質』向上。

これからも臆することなく事業を展開し、プライベートもしっかり楽しんでいくつもりです。BBT大学院で経営に対する様々な視点を学びましたし、まだまだ、色んなチャンスが転がっていると思います。貪欲にいつまでもチャレンジ精神を忘れずに行動し、まずは、リビングスタイルをインテリア業界のインフラ企業に成長させ、日本の住生活の質を向上させたいと思っています。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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起業家こそ現場に即したバランスのとれた判断力が必要。

BBT大学院の特長は、学長を始め教授陣が現役バリバリの方々だということだと思います。現在の国際情勢から企業経営の話まで、恐らく他校にはないリアルタイムの刺激があり、自分で考えることを否応なく鍛えられます。知識や理論だけではない、実践的なMBAを目指している方にはお薦めです。また、起業等を考えている人にもお薦めできます。起業にはMBAは必要ないと考えられる人も多いかもしれませんが、起業家こそ現場に即したバランスのとれた判断力が必要です。授業にアントレプレナーシップの講義も多く用意されています。私もとても役に立ちました。 卒業までは時間的、精神的に厳しいと思いますが、卒業して得られる実力、自信、人脈は、チャレンジする価値があると思います。頑張ってトライしてください!

パーソナルデータ
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専攻/コース
経営管理専攻
性別
男性
文系/理系
理系
年代(入学当時)
30代
学ぶ目的(入学当時)
経営者
都道府県
東京都
説明会参加
参加した
入学年次
2005年 春期
役職(入学当時)
管理職
在学中の学習時間(1日あたり)
3時間
業務終了時間(入学当時)
21:00~22:00
仕事の忙しさ(入学当時)
比較的多忙でした
卒業にかかった年数
2年
在学中・卒業後の変化
起業した
条件に似たロールモデル
荻野裕行
30代
外資系医療機器メーカー
業種
製造業
職種
営業・販売
人生を切り拓いていく力を身に付ける
高橋秀樹
40代
東芝
業種
製造業
職種
技術・設計
社内教育では得られない、新たな視点の必要性を感じていた。
飯塚健介
30代
大手印刷会社
業種
電気・電子機器
職種
営業・販売
競争激化の中、生き残るための術を身につけたかった
岩井尚子
30代
株式会社ANAケータリングサービス
業種
食品・医療・化粧品
職種
編集・編成・制作
グローバル企業で通用する実力を身につけたかった