ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
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福祉の世界に経営の知識と問題解決力を。BBT大学院で得た力で、障がいのある方の地域社会をより良いものにするという思いを起業で実現
水口真一
社会福祉法人 和歌山県福祉事業団(障がいのある方を支援する団体)
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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ビジネスとは無縁の福祉の世界からMBAへ。卒業後、福祉をベースとしたコンサルティング事業で起業

BBT大学院在学中はビジネスとは無縁の社会福祉法人に所属し、心身に障がいがある方から福祉サービスの利用に関する相談にのらせて頂く仕事を行っていました。障がいのある方たちは、障がいがあることで日常生活の様々な面において制限が生じてしまい、結果的に不利益が生じてしまいます。私は障がいがあっても生き生きと自分らしく暮らせる社会を作りたいと思い日々業務に従事していました。BBT大学院卒業後は、平成26年5月に起業。判断能力が乏しい障がいのある方の権利を護るための制度に結びつけるための事業、福祉サービスをこれから立ち上げたいと思われている方、福祉サービスを運営されている方向けのコンサルティング事業を行いビジネスの力で障がいのある方を支えていきたいと思います。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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ミッションの具現化が弱い福祉業界。組織の理念を実現するために経営を学ぶ必要を実感した

福祉業界では素晴らしい理念を持って運営をされている法人が多いのですが、その理念を実現するために理念を行動に落とし込んで具現化するということが弱いと感じていました。具体的には組織のミッションを達成していくため物事を進めていく力や組織内の問題を解決していく力といったものです。そういった中で組織のミッションを達成していくためには、援助する技術や介護する技術などの個人的なスキルをいくら上げても解決できないと結論に至り、組織の理念を実現するためには経営を学ぶ必要があると思い某ビジネス雑誌を読みあさっていたところMBAというものがあるということを知り、自分の条件に合うBBT大学院への入学を決意しました。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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過疎化が進んでいる田舎から、仕事を休まずMBAを学びたい、その結論がBBT大学院だった

私が住んでいる和歌山県南部はいわゆる過疎化が進んだ田舎で交通の便が悪く、MBAが学べる学校に行くまでかなりの時間がかかる状況でした。どうしても仕事は休みたくなかったし、家族との時間も取れなくなるということも避けたかったので、通信でMBAを学べるところを探していました。そしてインターネットを検索している時に目の前に現れたのが、BBT大学大学院でした。カリキュラムの内容にも魅力を感じ、条件が合致し、入学に至りました。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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予備知識がなかった「コーポレートファイナンス」。クラスメイトの助けと予習時間の多さでカバーした

1年次に履修したコーポレートファイナンスでした。普段、ファイナンスというものに触れることが全くない環境におり、予備知識もないまま、望んでしまいました。案の定ついて行くのが大変でした。エアキャンパスでクラスメイトに質問したり、他の科目より、多く予習時間を取って対応しました。今思えば、アカウンティングを履修してから望めばよかったかなと反省しています。しかし、学んだ内容は重要なことが多かったので、卒業後も継続して予習をしながら学んでいきたいと思います。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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これまで乏しかった自分の発想レベルを引き上げてくれた、大前学長科目の「イノベーション」

全てタメにになる科目だったと思いますが、私の中での一番は、大前学長の「イノベーション」だと思っています。この講義で学ぶことにより、これまで乏しかった自分の発想のレベルを引き上げることができ、ひとつの考えに縛られることなく、解決方法を見出せるようになったと思います。学長の発想方法はまさに「目から鱗で」どの講義も新鮮な気持ちで受講することができました。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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常にファクトをベースに発言しなければならないため時間がかかったが、結果的に多くのことを学べた

自分の好きな時間に学ぶことができ、エアキャンパスでほかの人の発言やディスカッションの流れも把握できるので、講義の内容も理解し易かったです。最初、発言する時は勇気がいりました。常にファクトをベースにした発言を行うということにあまり慣れていなかったので、発言する前に色々と調べたりと時間がかかりましたが、結果的に学べることが増えて良かったと思います。同期の方のおかげでSNSで交流する場を作っていただき、オンライン以外でも交流を持つことができました。より仲間意識を持つことができ、一人で学んでいるというが軽減されました。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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時間を決めて退社することで、無駄な時間を省き効率的に働くことができた

家族のスケジュールとBBT大学院の学習のスケジュールを予め把握しておき、予定を調整しながら、学習と家族との関わりを両立させようと工夫しました。が、結果的に学習のほうに傾いていました(笑)。その点は家族にも2年間という約束をして無理を聞いてもらった点もあります。仕事は忙しかったのですが、時間を決めて退社することでこれまでダラダラと残業していたムダな時間をはぶき、より効率的に働くことができたかなと思います。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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夫婦共働きで家事も分担していたため、時間の捻出に苦労した

夫婦共働きで家事も協力してやっていたため、帰ってきてから時間を作るのが難しい状況でした。交流会で知り合ったBBT大学院で学ばれた先輩の意見を参考にし、早朝4:00に起きて出勤する時間まで勉強し、仕事から帰ってきてから20:00〜22:00くらいまで学習するようにしました。早朝起きることに慣れていなかったので、慣れるまで苦労しましたが、何とか時間を捻出することができました。ただ、仕事や家庭などで問題が発生した時にスケジュールを組み立て直すのが大変でした。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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迷いなく、時間をかけることなく意思決定を行うことができるようになった

「問題発見思考」や「問題解決思考」で身につけたことを活かし、問題を解決する力がついたと思います。仕事でも家庭でも物事を判断するときに、経験則や感情ではなく、大きな視点から置かれている状況を把握し、ファクトをベースにロジックを組み立てて、判断するというクセがつきました。迷うということも少なく、場合によっては時間をかけることなく意思決定を行うことができるようになりました。また他者に何か伝える時でも、帰納法や演繹法を活用し、相手に自分の意思が伝わりやすくなったと思います。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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漠然とした起業への思いが、より具体的な起業意識へと変化し、意思を固めることができた

「メディアがこう言っているから」、「世間ではこうなっている」という情報を鵜呑みにすることは止め、気になることは自分でデータ等を知らべ、ファクトを確認し、仮説を立て、論理的であるかどうか自分の頭で考えて判断するようになりました。そして、今、自分が社会的な課題に対して何ができるのかを考えるようになりました。今まではただ漠然と「こういう事業をしたい」と考えていましたが、卒業研究を受講し、教授から指導を受けることで漠然としていた事業計画がより具体的なものになり、起業を決心することになりました。

今後の夢や目標をお聞かせください
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BBT大学院で学んだ知識と福祉分野の経験を生かし、よりよい地域社会を実現する事業を創造したい

私の夢は、BBT大学院で学んだMBAの知識とこれまで自分が福祉の世界で培ってきた経験や知識を活かし、障がいのある方の地域生活をより良いものにするために貢献できる事業を創造していくことです。まずは身寄りのない障がいのある方をサポートする事業を軌道に乗せていき、社会に存在する課題を探し、その課題を解決するソーシャルビジネスの創造へ拡げていきたいと思います。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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BBT大学院は私のように遠隔地から働きながら経営を学びたいという方にお勧めのMBAスクールです

いつでも好きな時に学べるというのは非常に魅力的でした。私の場合は、PCをメインにし、移動中はスマートフォンやiPadを活用して受講していました。カリキュラムの内容も非常に満足のいくものでしたし、エアキャンバスでの異業種の方とのつながりができたのがとても良かったと感じています。世界が変わると言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、BBT大学院で学んだことで私の価値観は大きく変わりました。BBT大学院は私のように遠隔地から働きながら経営を学びたいという方にピッタリなMBAスクールだと思います。

パーソナルデータ
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専攻/コース
経営管理専攻
性別
男性
文系/理系
文系
年代(入学当時)
30代
業種(入学当時)
医療・介護・福祉
職種(入学当時)
その他
学ぶ目的(入学当時)
体系的な経営スキル
都道府県
和歌山県
説明会参加
参加しなかった
入学年次
2011年 秋期
役職(入学当時)
専門職
在学中の学習時間(1日あたり)
4時間
業務終了時間(入学当時)
18:00~19:00
仕事の忙しさ(入学当時)
比較的多忙でした
卒業にかかった年数
2年
在学中・卒業後の変化
起業した
条件に似たロールモデル
藤古真人
30代
株式会社大塚製薬工場
業種
製造業
職種
技術・設計
海外プロジェクトの意思決定に関与できるようになりたい。
竹内充明
40代
子会社生命保険会社
業種
金融・証券・保険
職種
研究・開発
自分を変えるため、何かを求めていた
成澤直己
30代
国内化学メーカー
業種
素材・エネルギー
職種
生産・製造
エンジニアとしての能力だけでは不足。経営力を身につけたい
鈴木健
30代
大手教育サービス
業種
教育・人材サービス
職種
企画・調査・マーケティング
社会人10年目の「慣れ」。さらなる成長機会を社外に求めた