入学した当時は、日系の金融機関で営業支店の支店長をしておりました。現在は複数の拠点を管理し、営業部門を統括する立場となっております。
仕事を進め、組織のマネジメントをしていく中で、BBT大学院での学びで得た知識が役立っております。
社内でのステップアップ、金融知識の習得のみに留まらず、ひとりのビジネスマンとして様々な企業・業界でも通用する体系的な経営知識を学び、その学習を自身の仕事に生かしたいと考えました。
実際に、会計知識・組織論・問題解決力など、在学中から仕事に生かせています。
BBT大学院の大きな魅力は、2点あります。
1点目は、時間と場所に縛られず、オールサイバーで「いつでも、どこでも」勉強が出来る事。
2点目は、最新のケーススタディを、最前線で経営に携わっている方の指導で学べること。
『経営組織論』、『アカウンティング』、『統計解析』など、全ての科目を楽しく受講できました。
あえて挙げさせて頂くなら、週単位で期限が区切られているRTOCS(Real Time Online Case Study)です。問題解決力が身に着くため最も実務に生かせるタメになった学習とも捉えていますが、仕事・プライベートのスケジュールを問わず「毎週」課題が出るので大変という印象は持っておりました。
業種・業界を問わず、毎週ある企業の課題が示されます。
提示された課題に対し、「もし自分が~の社長なら」と、企業のトップとして1週間という制約の中、課題に対する意思決定=方向性を導いていく。情報収集、現状分析、問題抽出、課題解決策の立案、これらをクラスメイトとディスカッションしながら組み立てる。
以上を毎週繰り返す事で、ビジネス・プライベートを問わず、問題に向き合う姿勢に変化をもたらし、問題の大きさに打ちのめされる事なく、クリアするために「考える」という癖がつきました。
AirCampusでの議論では、クラスメイトの意見や多数のファクトに触れる事が出来ます。
自分自身もファクトベースで意見を発信する必要があるため、慣れないうちは苦労もありましたが、在籍期間を通して自信を持って自分の意見を発信する事が出来るようになり、他者の意見も取り入れ結論を導き出す事が出来るようになりました。
出張や会食で思うように就業後の学びの時間を取れない事もありましたが、エクセルや手帳に「今月やる事」「今週やる事」と仕事・プライベート・BBTで分けて書き出し、ひとつひとつ達成していく感覚で進めるようにしておりました。
バランスのコツは、多数やる事があっても「今取り組んでいる事に集中」する事です。やる事・やらなければならない事は書き出して管理し、頭の中を散らかさずシンプルにしておく事で同時進捗をしておりました。
入学当初はPCで受講・ディスカッションの投稿をしておりましたが、出張の機会も多く環境が変動する事もあり、勉強のリズムが作れずにおりました。スマホで移動時間を生かし取り組むように変えてからは、日々のアウトプット数も安定し乗り越える事が出来ました。
BBT大学院では、現状分析から問題解決までのアプローチを徹底的に学びます。
このアプローチを繰り返し学んだ結果、問題の本質をファクトベースで考える癖が付きました。
今まで複雑に見えた問題をシンプルに捉える事が出来、目的本位の行動が取れるようになっています。以上が実践で活かせていること、最大の収穫であると思います。
入学前と比べ、「こうあってほしい」「こうなってしまうかもしれない」など、願望や不安という感情ベースで動き結論を出してしまう事が減りました。以前より物事をクリアに、客観的な事実に基づいて考え、仕事を進める事が出来ています。
また問題に向き合う姿勢・マインドの面ではプライベートにおいても変化があり、困難に思える問題があっても、RTOCSのように客観的に事実を並べて問題点を把握し、解決策を考えるようにしています。これにより「余裕」をもった行動が取れるようになりました。
未来の目標や夢、将来の理想的なあり方に向かっていくために今が有ると信じ、学ぶ習慣を継続します。
仕事、勉強、プライベートにおいて、難解な問題に直面しても、あきらめる事なく向き合う自分でいたいと考えています。
迷いながらも入学に踏み切り、入学後もやはり、優先度やタイムマネジメントに迷いながらBBT大学院での学びを進めました。
それでも結果としてMBAの取得に至り、入学当時と比較し仕事での成果や報酬が飛躍的に向上しています。
「やってみる」価値は大きいと思います!!