ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
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自分の理想を実現するために必要なノウハウがこれまでの学習では身につかなかった。自分が主役になり、問題解決できる力を求め決断。
阿部博行
東北電力株式会社
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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激変する業界を取り巻く環境。いかに問題を解決していくか。

私は、東北電力に入社後20年以上になりますが、主に広報や総務部門で経験を積んだ後、現在は電気の効率利用を提案する営業部門で働いています。また、この間に、設立後間もない部門系列に属する関係会社に何度か出向し、試行錯誤の多い時期のマネジメントや営業に関ってきました。 その頃から、私の中では日本の将来におけるインフラ市場と企業の最適な在り方などに興味がありました。特に3.11東日本大震災以降、社会ならびに業界を取巻く環境が激変しており、従来のシステムで対応しきれない面が相当程度あることが明らかになっています。その中において、非常時における公益性というものをどのように定義し、そして、それを確保するために社会や行政と企業間で如何に連携するシステムをつくるべきかなど、政府に先駆けて積極的に課題を発見・解決に取組む業界の在り方を探求しながら仕事をしています。 このため、これまで以上に学びと実行の必要性を感じております。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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自分の理想を実現するために必要なノウハウがこれまでの学習では身につかないことに気がついた。

グループ企業に出向していた時分、自分の理想実現に必要とする幹とも云えるノウハウがこれまでの学習では身につかず、自分の将来に自信が持てないような心理状態にありました。 そして、社会の動向を見れば、会社も自分自身も大局的には不確実性に対処できなければ、生き残っていけないと考えていました。 そのため私は、当初リスクマネジメント分野を中心とするMBAを提供する欧州の大学院(通信)に進学する予定でしたが、行き着くところ自分自身が主役となり問題を解決することに繋がるスキルを磨けるMBAでなければ意味がないと考え、その分野で実績のあるMBAを学ぼうと方向転換しました。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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単に知識を深めるものではない。議論しながら日常に学びを活かすことができる本格的なMBAであること。

そして当初、パートタイムで通えるMBA大学院も検討しましたが、仕事や家庭の事情と内容などを考えるとなかなか相応しい大学院が見つかりませんでした。しかしその後、半年ほどしてから日本の通信教育でMBAを探していたところ、大前研一学長を中心とする教授たちが指導する文科省認定のMBAが前年にスタートしたこと知りました。 詳しく調べてみると、時間の拘束がなく通学も不要な仕組み、問題解決が柱で実践的、教授陣が超一流実務家であること。そして、AirCampusという他より相当進んだシステムによりコミュニケーションが取れる環境もあることがわかりました。単に知識を深める古い通信教育とは全く違う、議論しながら日常にフィードバックできる本格的なMBAであることを知り、この大学院以外に無いと思いBBT大学院に決めました。BBT大学院ならば、まさに日常の仕事を第二の実ケースとして、BBT大学院で学ぶことができるノウハウを活かし実績につなげながら、さらなる向上につなげることができると確信しました。 なお、通信制については、既に海外では認められ始めていたので、全く不安はありませんでした。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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ファイナンス系科目。日々繰り広げられるディスカッションからの学びを通して克服へ。

ファイナンス系が難しかったです。日々業務で数字を扱うことはありますが、自ら資金調達業務を経験したことなどがないため、実際の業務ならばどうしたらよいのだろうかなど戸惑うことも多く、ややもすると教科書にある技術的な点にばかり視野が集中し、組織やシステムなど枝葉を伸ばし議論すべきところを議論せずにうわべになってしまいます。 この点をどう克服したかというと、日々繰り広げられているサイバーディスカッションで受講生の公認会計士や金融機関に勤務する方などがやり取りしているものに関連して質問するなど、具体性を持たせることで現実に近づけていくように努力しました。また、教授やティーチングアシスタント(以下、TA)から教えて頂くことも多々ありました。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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問題解決系の科目。その術を習得してこそ、知識やノウハウは活きる。

基本は大前研一学長が担当する科目で行う「RTOCS(Real Time Online Case Study)」です。そして、RTOCSの効果をより一層高めたのが、「問題発見思考」で、セットと考えていました。 実際に現在進行形で起きている様々な経営課題について、自分が解決する主人公となり、学生同士でディスカッションをし、最後に「自分が社長だったらどうするか?」という解を受講生一人一人がAirCampusで発表します。まさに学んだことをどう使うか実践的な内容になります。これに慣れてから、会社の日常業務においても同様の作業を応用し、結果を出すことにつながっています。 他の大学院に通っている知人に聞いたところ、このような内容・方法で教育する実践的なカリキュラムはないと言っていました。得た知識を活かすための術が、この問題解決系のカリキュラムであり、この術を習得してこそ知識や他のノウハウも役立つと言える重要な科目だと思います。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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単に知識が豊富になるわけでない。在学生、卒業生とのコミュニケーション機会が多いことも魅力。

一般論として、通信制(遠隔)の教育について、古典的な手法を念頭に置き、単に知識が豊富になるに止まるとの捉え方をする方もいますが、BBT大学院の場合は、AirCampusやSkypeを通じた議論に止まらず、講習や各地域の在学生や卒業生とのコミュニケーションの機会もあり、あなたの意識次第で経営や人生の財産をより多く得ることができる大学院だと思います。 システムについては、最初AirCampusに不慣れなため、多少抵抗がありましたが、一か月程経過した頃からなかなか素晴らしいシステムだと思うようになりました。 その一つは、議論の基本がファクト(事実)ベースで運営されることで、ファクトに基づいた議論を展開しないと教授や同僚からダメ出しをもらいます。 思いつきや感覚だけの発言では、何時まで経っても結論に辿り着きません。   そして、もう一つの良い点は通勤時間等を利用し講義を受講できることから、時間を最大限に有効活用できたことです。他のシステムや通学制では、これ程の内容で仕事をしながら続けることは不可能だったと思います。カリキュラム、ディスカッション、教授、TA、事務局の対応にすべて満足しています。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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仕事のやり方を変え、徹底して業務効率化を図ることでできるかぎり残業時間を短縮。

これにはなかなか苦労しました。特に、最初の頃は授業について行くことが精一杯で、仕事との両立だけでもとても大変でした。 さらに、私には妻と二人の子供がいるため、家族の理解は欠かせないものでした。 全体をバランスさせるため、生活全体のデザインを変えることにしました。 まず、仕事のやり方を変え、業務を効率化し、残業時間を極力短縮。また、飲み会などは極力参加を控えて勉強時間にあてました。帰宅後は子供が寝るまでは家族サービスの上、一旦就寝しますが、3時前には起床し勉強時間を捻出するようにしました。  また、土日の昼間時間は家族サービスに、夜以降は勉強に充てるようにしました。その結果、各方面それぞれにまとまったことができて良かったと思っています。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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レポート提出や試験日と避けがたい仕事のピークが重なった時期だけは大変だった。

年間を通して考えると、生活全体をバランスさせることができたのですが、レポート提出や試験日と避けがたい仕事のピークが重なる時期がとても大変でした。 私の場合は複数年かけて受講しましたが、試験が重なったときは良い点数を取ることができない科目もありました。 今思えば、自分の仕事や将来ビジョンに合わせ、どの時期にどの科目を優先して学ぶべきなのか、授業の内容を日常の仕事にどのようにフィードバックして、その結果を授業にどう反映するかなどまで十分に検討した上でより計画的に受講すべきだったと思います。 この他、AirCampusに慣れるまで、意思疎通が上手くいかないこともありました。この点、より有効なコミュニケーションを図るためにSkype等をもっと多用するなど工夫することが必要だったと思います。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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身についた問題解決力が、業務改善や新企画立案などに活かされている。

日々の業務に活かせることが沢山あります。まずは問題解決力が向上したと思います。何のために、何を解決するのか?これで本当にいいのか?など、問題解決のアプローチに落し込んで自分の意見をまとめ、年度の業務実施計画や中期計画に反映することができるようになったため、常に自分なりの指標を設定した上で、その変化に応じ対応することもできるようになりました。これまで疑問に思わなかったことが課題として浮き彫りになり、本質的な問題に迫ることができるようになってきた感覚を覚えました。それが業務改善や新たな企画の立案にもつながっています。また会議や議論の場においても、表面的なことに囚われず議論できるようにもなりました。 そして、常に自分が経営層であるならば下すであろう判断を検討することが習慣化し、仮に大きな変化があったとしても、既に想定の範囲内であることが増え、慌てることがなくなりました。 その結果、私自身としては仕事のパフォーマンスが上がったと感じています。このため困難な状況に置かれても、自ら解決に乗り出していく自信と意欲が湧くようになりました。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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経営について議論してきたことは、自分が現実に企業を動かす責任者である上で、かけがいのない財産に。

変化したことは多々ありますが、一番大きな点は問題に対して、決して逃げずに解決するという姿勢が定着したことです。そして、新たな課題に接した際、大筋では問題解決のアプローチに基づいて考えるようになったことです。そうは言っても、まだまだ修行が足りないと思いますが、私にとっては大きな第一歩であり、確固たる自信と言ってもいいほどのものを手に入れられたと思います。 大前研一学長をはじめ名立たる教授陣の講義を理解し、対等とは言わないまでもディスカッションできるレベルにまでなったと思います。また、同級生の中にも大企業の経営者の方や自ら起業している方たちもいます。そういった方々との人脈もそうですが、経営について議論してきたことは自らが現実に企業を動かす責任者としてある上で、私にとってかけがえのない財産となっています。 BBT大学院に入学する前は、常に何が自分にとって人生を送る上で本質的な問題なのか認識できていませんでした。そして、終了した時点でようやく本質的問題は、自分が自ら解決するという点から考えられず、行動も伴わず取り組んできたところにあるとわかったのです。 今は、社会・国家に貢献できることの中で、自分自身で楽しめることならば「やりたいことは全部やれ」の積極的精神に則りにチャレンジしようと思っています。

今後の夢や目標をお聞かせください
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まずは今の環境で自分がどこまでやれるかチャレンジしたい。

BBT大学院で培った知識や能力、そして行動力を活かし、今の在籍する会社、そして社会に今後訪れるであろう大きな問題に立ち向かっていこうと考えています。その他、エネルギー、農業、人材育成・能力開発などの分野のプロジェクトなどにも取り組んでみたいと思っています。 BBT大学院で学ぶことはどんな業種でも共通して使えるスキルやノウハウです。まずは今いる会社で自分がどこまでやれるかチャレンジし、成果を出せた段階で次のステージを模索したいと思っています。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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断固たる決意があり、社会に貢献しながら自らを成長させていきたい方はぜひチャレンジを。

私はBBT大学院での学びを通して、多くの貴重な物を得ることができました。実務に即した学びを得ることができる点、時間場所に制約されない点等、会社の実務とも融合し広く訓練できるなどメリットが多くあります。 何よりも大前研一学長と現実社会で実績を出してきた多くの教授陣からの指導を得られる点は他の大学院では得ることができないと思います。私が、会社に推薦状を依頼するため人事部門に説明した際、人事部も特にこの点には注目していました。 断固たる決意があり、社会・国家に貢献しながら自らを創って行きたい方はぜひチャレンジされてみてください。あなたの努力次第で、確実に人生は良い方向に向くと思います。 興味のある方は、気軽に説明会などに参加されるのがいいと思います。東京周辺に在住されていない方は、地方開催の説明会ないしはオンライン説明会もあるので。志の高い仲間がもっと増えることを楽しみにしています。

パーソナルデータ
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専攻/コース
経営管理専攻
性別
男性
文系/理系
文系
年代(入学当時)
40代
業種(入学当時)
素材・エネルギー
職種(入学当時)
営業・販売
学ぶ目的(入学当時)
大前研一の問題解決能力
都道府県
宮城県
説明会参加
参加した
入学年次
2006年 秋期
役職(入学当時)
管理職
在学中の学習時間(1日あたり)
4時間
業務終了時間(入学当時)
21:00~22:00
仕事の忙しさ(入学当時)
比較的多忙でした
卒業にかかった年数
4年
在学中・卒業後の変化
変化なし
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平野悌志
30代
中核病院
業種
医療・介護・福祉
職種
専門職(医療関連)
患者中心の医療を実現するために学びたい。
今瀬意純
40代
中小機械要素部品メーカー
業種
製造業
職種
総務・人事・資材・購買
ビジネスとは何なのか、経営とは何なのかを学ぶ必要性
石倉 康寛
30代
大手日用品・トイレタリーメーカー
業種
製造業
職種
研究・開発
スキルや能力の掛け算でオンリーワンを目指す!
武田大輔
30代
大手OA事務機メーカー
業種
電気・電子機器
職種
営業・販売
自己変革の必要性を感じていた