20代の頃は大手プラントエンジニアリング会社とIT系企業に勤務していました。30歳で父親から事業を継承し、代表取締役に就任して3年目となります。事業再建は初段階が終了し、数字に表れる成果が出てきています。現在は引き続き事業再建に取り組み、並行して更なる発展を目指し新規事業の検討に注力しています。
父親の会社を継ぐとなったとき、今後の会社運営をどうしてゆけば良いのかあまり自信が持てませんでした。経営書やビジネス書籍などを読み独学を続けていましたが、体系的に経営学を学びたいと考えMBA取得を目指しました。
BBT大学院は学びを実際の業務に役立てる事を重視しており、強く共感しました。学んでも実際に活かせなければ何の意味もありません。その他、教授陣が主に実務家で構成されており実体験を踏まえた教えを頂ける事に魅力を感じました。また、遠隔システムで仕事を続けながら学べるため、利便性が高いと思いました。
体系的に学ぶことによってその奥の深さに難しさを感じました。当初はマーケティング=広告宣伝だと思っていたのですが、意味する範囲は非常に広くまた、企業の価値創造に密接に関わっている事を知りました。学んでいるうちに面白さを感じ、結果的には自己の成長に大きく繋がっていると思います。
企業はトップや従業員の考え方によって会社の体質が大きく変化する事、また場合によっては急激な衰退が起こる事を学び、自身の経営に対する倫理・哲学を真剣に考えるきっかけとなりました。何かに迷ったときは企業倫理、ビジネスエシックスで学んだことを思い出し、参考にしています。
実際にビジネスに活かせるヒントや気づきが、真剣に学べば学ぶほど得られたと思います。ビジネス以外で私生活にも学びを活用できます。アンテナの数や引き出しは確実に増えたと思います。
余暇時間はほとんど趣味と娯楽に時間を費やしていませんでした。家族の理解があったので勉強に集中する事ができました。人生のうち数年くらいこのように学びに対して時間を投資する時期があっても良いと思っています。
学んでいる途中で、実務が忙しくなり満足に勉強に割ける時間が無い時期はタイムマネジメントに苦労しました。その結果、入学以前よりは時間の使い方を強く意識するようになったと思います。
学びを実践する事により、経営指標に表れる結果が出てきました。まだまだ至らない点は多いですが、少しずつ前に進めていると思います。
義務教育含め学校には何年も通って勉強をしてきましたが、学んだ事を実際の生活の為に学んでいる意識はありませんでした。何も考えずただ目の前のルールに従って勉強していたような気がします。しかし、BBT大学院へは何とか実際の生活を変えたいという思いで入学したため、学ぶことに対して目的が明白でした。入学してから学びを少しずつ生活に活かせると実感し、学ぶことの大切さを初めて実感したように思います。これからも学び続けたいです。
会社を継ごうと決めてから、いつか自分で事業を立ち上げてみたいという思いがあります。BBT大学院で学び新規事業の立ち上げの難しさを感じていますが、挑戦したいです。
勉強時間が全く取れない場合を除き、BBT大学院に興味があるならばまず入学してみることをお勧めします。不安な要素は実際に勉強を始めて感触を掴み、徐々に解決してゆけば良いと思います。問題解決に関しての講義がカリキュラムにあります。