機械メーカの海外駐在員としての営業を10年行なっていましたが、現在は1年前より工場への配属が変わり全く違う工場の管理の仕事となりました。職種は全く違いますが、BBT大学院で培った物事の本質を見極める力のお陰で、新工場の運営における数々の課題を解決できていると感じています。
リーマンショックが始まり個人で生き抜く力を身につける必要性を感じたこと、友人達がたまたまBBT大学院での学びにより力をつけていることを見て、本学で学ぶことによる効果を見たことです。 また、管理職として営業担当だけでない更に上位の概念に非常に興味を持ったことから、急遽入学することを決意しました。
海外からでも学べる遠隔教育であること。また、出張により勉強に割ける時間が不定期であったことから、空いている時間を活用できることが魅力でした。 また、何よりも友人たちがBBT大学院で学んで成長する姿を見て、本学の素晴らしさを体感しました。
全体的に初めて学ぶことばかりだったので、教科を問わず非常に難しかったです。 ただ、AirCampus上でのディスカッションを行うことにより、当初は見えなかった部分が議論を通して理解できるようになりました。講義だけでは、そこまでの理解を得ることはできなかったと思います。
大前学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time Online Case Study)」です。1週間という限られた時間の中で必ず自分としての結論を出すということが、今の仕事を行っていく上でも非常に効果があったと思います。また、クラスメートからのツッコミを貰うことにより、内容に対して深堀りするだけでなく、思考することの訓練として最高のものでした。また、問題発見・解決の講義と合わせて取り組んでいくことが、ビジネスマンとしての基礎体力に繋がっていくものになったと思います。
入学当初は一人での学習で辛い時期もありましたが、実際には先輩・同期とのオフラインでの交流も多く、教育内容以外でも幅広く知識を得ることができました。また、その日勉強したことが、翌日にそのまま実務でも使えるなど、仕事面でも非常に充実した時間を得ることができました。
想像以上に学びに必要な時間が多かったことから、家族には我慢してもらう部分が多く出てしまいました。ただ、限られた時間をいかに有効に活用するかということについても考えさせられたことから、時間の使い方ということに関して、バランスを取れるようになったと感じています。
常に時間に追われながら、新しいことを学び続けるという苦しさはかなりありました。ただ、これらもオフ会で悩みを話す度に自分だけでないことを知り、とても励みになりました。不思議なもので、苦しさも時間とともに慣れてくるということもよくわかりました。
営業を行う上で、相手の立場による考え方に合わせた会話のレベルができるようになったこと、物事の本質を見抜く力が上がったことから、業績向上に非常に貢献したと考えています。 現在の工場でも、「なぜ」と疑問を持つことについて突き詰める力を持っていることで、全く知らない未知の分野でも業務ができていることに繋がっていると思います。
物事を広いところから考えるクセがついたことから、他人の話も冷静に聞けるようになりました。また、グローバルの中での会社のポジション・仕事の内容・個人としてどうすべきかというように、世の中の流れに対して多面的で幅を持った考え方ができるようになったと思います。
日本に戻ってきて、成長しない閉塞感を非常に感じます。過去に囚われ新しいことにチャレンジできない状況から、もう一度経済が成長していくところで、どこまで自分の力が通用するのか勝負をしてみたいと考えています。
社会人として時間に制約がある中で学ぶということは、何かを犠牲にすることなしに継続は難しいと思います。ただ、その一線を乗り越えた先には必ず新しい自分を発見することができると思います。 人生80年の時代には、社会人になってからの勉強こそが人生を豊かなものにすることができるか否かの分かれ道です。まずは飛び込むことをお薦めします。