ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
掲載MBA ホルダー総数
337
2005~2024年
337名掲載
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きっかけは2つ。CSR部門への異動と、知人から聞いた「他社で活躍する能力も意識も高い人たち」の話を聞いて抱いた危機感。
佐藤正博
ミズノ株式会社
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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変わる環境に適応する負荷は、仕事力を高める好機。チャレンジし続ける日々。

1991年に大学を卒業し、現在勤めるスポーツ用品メーカーに入社しました。入社後は総合企画、法務、CSR(企業の社会的責任)、知財の業務を順に経験し、現在は人事総務部人材開発課に所属しています。CSRに異動してからは3年程度の間隔で異動が続いており、新しい業務や環境への適応が求められる状態が続いています。かなりの負荷は感じていますが、仕事力を高める好機ととらえて取り組んでいます。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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きっかけは、CSR部門への異動と、知人から聞いた「他社で活躍する能力も意識も高い人たち」の話

2つのきっかけがありました。ひとつはBBT大学院に入学する約1年前にCSR部門に異動したことです。CSR(企業の社会的責任)をより良く果たすためには、企業がどのような機能やメカニズムで動いているのかなど、企業に対する全般的な理解を深める必要があると感じるようになりました。 もうひとつはBBT大学院入学の約半年前に、人材ビジネスに携わる知人と話をする機会があり、危機感を抱いたことです。当時の私は社会人になって約15年が経った頃で、普段の業務にはそれなりに対応することができていました。しかし、知人から他社で活躍する能力も意識も高い人たちの話を聞いて、「業務経験を中心とする現在の延長線上では、知人から聞いたような人たちのレベルに到達することは難しいだろう。」と痛感しました。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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決め手は、妥協を許さない超一流のプロが教授陣であることと、そこから得られる実践的な学び。

大前研一学長によって設立されたことと、ビジネスに直結する実践的なカリキュラムであることが決め手でした。 まず大前学長については、BBT大学院への入学を検討する以前から、著書やテレビ番組などに触れて実績や人となりを知り、影響を受けていました。妥協を許さない超一流のプロの仕事を実践・体現してきた大前学長が設立したBBT大学院であれば、最上の学びを提供してくれるに違いないという確信がありました。 またカリキュラムに関して、教授陣はビジネス界で実績をあげてきた実務家で構成されています。さらにカリキュラムの中で「論理思考」と「世界の最新の経済原理」に焦点を当てた科目は、おそらく他のMBAプログラムにはない実践的で特徴的なものだと思います。 仕事をしながら学べることを前提に、他のいくつかのMBAプログラムも検討しましたが、検討を開始して比較的早い段階で、迷いなくBBT大学院を目指すことを決めました。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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コーポレート・ファイナンスなど。遠隔教育システムの機能を活かし、克服。

私は事業部門の経験がないこともあって、いずれの科目も苦手と言いますか馴染みのない分野でした。中でも一番苦手意識を感じて苦労した科目は「コーポレート・ファイナンス」でした。普段の仕事や生活で全く経験してこなかった分野であり、講義を視聴してもテキストを読んでも、他の科目と違って頭に入りにくい状態でした。 そのような状態を克服するために役立ったのは、BBT大学院の特徴のひとつである遠隔教育システムでした。BBT大学院の講義映像はオンデマンド方式であることから、繰り返し講義を視聴することができます。コーポレート・ファイナンスではこの機能を活用して、理解しにくい部分は繰り返し何回も視聴しました。その結果、苦労はしながらも確実に理解を進めていくことができました。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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問題発見思考、問題解決思考、そしてRTOCS。問題解決力が確実に身につき、成果にも直結。

「問題発見思考」「問題解決思考」、そして大前学長が担当する科目で行う「RTOCS(Real Time Online Case Study)」です。 「問題発見思考」と「問題解決思考」は、論理的に課題や問題を発見して最適な解決策を立案するための知識やスキルを学ぶ科目です。私はここ数年、未経験業務を経験し続けていますが、「問題発見思考」と「問題解決思考」で汎用的な知識・スキルを学んだことは、未経験業務への対応にも確実に効果を発揮していると実感しています。 また「RTOCS」は、いま現実に起きていることをケース題材として経営戦略について学ぶBBT大学院オリジナルのケース・メソッドです。毎週限られた時間で自分なりの結論を導き出すことは大きなプレッシャーでしたが、苦労しながらも続けたことで、どのようなテーマに対しても一定の結論を導き出せる自信が身に付きました。また大前学長のケース回答例には目から鱗が落ちることの連続で、「戦略とはこのように考えるのか」と非常に勉強になりました。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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カリキュラム、コンテンツ、システム、サポート体制、いずれにもとても満足。

個々の科目の内容、科目の種類構成、インターネットを利用した遠隔教育方式、講義をサポートする役割を担うティーチングアシスタント(TA)の存在、BBT大学院事務局の対応など、いずれもとても満足のいくものでした。 特にインターネットを利用した遠隔教育方式は、仕事のために時間の制約の大きい社会人にとって、とても有効なシステムと思われます。私も仕事やプライベートとの兼ね合いで時間のやりくりが厳しい時がありましたが、通勤時間や深夜・早朝を使って講義を受講するなどして乗り切ってきました。また対面の講義とは異なり、講義に関するディスカッションはすべて文字情報の受発信で行われます。文字情報によるディスカッションによって深い思考が促進されることも、BBT大学院の遠隔教育方式ならではの特徴だと思います。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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学びに重点を置いた生活。しかし、時間管理の徹底で仕事とプライベートの密度を高める工夫も。

BBT大学院在学中の2年間は学び中心の生活を送りました。仕事・プライベート・学びのバランスという点では、学びに重点を置いたアンバランスな状態だったと思います。BBT大学院のカリキュラムは量も質も非常に高度ですから、学び中心のアンバランスを覚悟して取り組むことが必要ではないかと自分は考えます。 しかし、学びのために仕事やプライベートを疎かにすることは決してありませんでした。学びに多くの労力を割かなければならなかった分、時間管理を徹底し、仕事やプライベートは時間の密度を高めることで一定のバランスをとるようにしていました。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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自分の業務に直結した卒業研究(事業計画)。

卒業研究(事業計画)が一番苦労しました。私は当時、仕事で担当していた業務に関する論文作成に取り組んだのですが、取り組み始めてはみたものの、なかなか構成がまとまりませんでした。一時期は2年間で卒業することを断念しかけるほど卒業研究は難航しました。当時は通勤時間や業務時間中のちょっとした移動時間なども、常に卒業研究のことで頭がいっぱいの状態でした。最終的にはなんとか卒業研究を仕上げることができましたが、もっと早い時期から本腰を入れて卒業研究に取り組んでいれば、あそこまで苦労することもなかったであろうと思いますが、今となってはあの苦労も貴重な経験となっています。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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重要な企画提案や問題解決時に、鍛えた問題発見・解決のスキルが活きている。

特に「問題発見思考」、「問題解決思考」の講義で学んだことは、私自身の業務対応力を確実に底上げしてくれたという実感があります。今でも重要な企画提案や問題解決の際には、当時のテキストを読み返して、考え方やまとめ方の参考にすることがしばしばあります。 また、BBT大学院在学中の2年間、毎週取り組んできたRTOCSを通じて経験した、情報を収集・分析して本質的な結論を導き出すスキルは、対象業務に関わらず日常的に活用でき、成果を上げるために大いに役立っています。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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物事に対する着眼点からして大きく変わった。

知識・スキルと意識の両面で、非常に大きな影響をBBT大学院から受けました。BBT大学院での学びを経験する前と後では、自分自身の実感としてまったく別人になったぐらいの感じがあります。 BBT大学院を経験する前の私は、自分自身の仕事や自社に関係することには相応の関心を持って勉強していたものの、視野が狭かったように思います。BBT大学院での学びを経験してからは、経済のグローバル化やボーダレス化といったことにも関心が高まり、たとえば新聞を読む際の着眼点といった基本的なところから、以前とは大きく変わっています。 また、入学して各界で実績をあげて活躍する教授陣やクラスメートに触れて刺激を受けたことで、より大きく成長したいという意識が高まりました。

今後の夢や目標をお聞かせください
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これまでの知識・経験+BBT大学院での学びを活かし、仕事人生の後半戦をより充実したものにしたい。

規模は小さくてもいいので、経営全体に関わる仕事に携わることが当面の目標です。社会人になって22年が経ち、これまでいくつかの間接業務を経験してきましたが、BBT大学院を経て、経営全体への関心が強くなっています。 今後何歳まで働くことになるか分かりませんが、おそらく仕事人生の中間地点を少し過ぎた段階にあるのではないかと思います。これまで仕事で培ってきた知識・経験と、BBT大学院で学んだことを基礎に、さらに自分自身の成長を加速させて仕事人生の後半戦をより充実したものにしていきたいと考えています。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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お勧めするのは、「本気で学びたい人」に限ります。

経営に関する知識やスキルを中心に、ビジネスや仕事の実践力を高めたいと本気で考えている人は、多少の迷いや不安があっても振り切ってとにかく入学することをお勧めします。ただし、お勧めするのは本気で学びたい人に限ります。 BBT大学院では質・量ともに高いレベルの学びが求められますので、相応のやる気が無ければ十分な学習効果は得られないのではないかと思います。反面、やる気がある人にとっては最上の学びの環境になるであろうと、自信を持ってお勧めします。

パーソナルデータ
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専攻/コース
経営管理専攻
性別
男性
文系/理系
文系
年代(入学当時)
30代
業種(入学当時)
製造業
職種(入学当時)
その他
学ぶ目的(入学当時)
体系的な経営スキル
都道府県
兵庫県
説明会参加
参加した
入学年次
2006年 秋期
役職(入学当時)
管理職
在学中の学習時間(1日あたり)
2時間
業務終了時間(入学当時)
18:00~19:00
仕事の忙しさ(入学当時)
多忙でした
卒業にかかった年数
2年
在学中・卒業後の変化
年収が増えた
条件に似たロールモデル
守谷苗子
30代
大手総合電機メーカー
業種
電気・電子機器
職種
企画・調査・マーケティング
英語力があるだけでは海外と仕事をする上で不足感がある。
佐藤康夫
30代
中規模IT企業
業種
情報処理・SI・ソフトウェア
職種
情報処理・情報システム
独立をするために、不足している考える力を鍛えたかった。
秋谷光昭
50代
JRA 日本中央競馬会
業種
その他
職種
経営企画・広報・宣伝
ビジネスにおける不安を払拭するために門を叩いた
吉野泰
30代
大手セラミックスメーカー
業種
製造業
職種
研究・開発
経営層の視点でマーケティングや事業戦略立案が出来るか?