国内外に進出している飲食業、国内の業績を中心に営業サイド側へ業績を含めた情報全般を提供する業務に従事しています。予算管理や販売促進の効果測定、投資回収状況など、会社の業績に連動する業務が主業務となります。
M&A案件などを取り扱ったり、予算管理や経営層とやりとりが多い中、経営的な知識や経営的な視野で物事を見ることがいままでなかったことから、そういった視野を広げることと知識を身に着けることの両輪で取得を考えました。また実務によった大学院であったことから、実務力をつけたいことも念頭にあったため、入学を決めました。
通学での時間のロスや業務上忙しい時期がばらつきがあったこともあり、当初より通学での大学院は検討にいれていませんでした。また、大前学長の企業参謀ノートを読んで、目からウロコが落ち、自分自身の考え方をブラッシュするにはここで学ぶことがベストだと思い、入学を決断しました。
授業を複数回視聴したり、Air Search (ビジネス・ブレークスルーが保有する6000時間に及ぶビジネス動画コンテンツを検索・視聴できるツール)を活用して同様な講義を視聴したり、あとは学校推薦以外の著書なども同級生と情報をシェアして調べたりなど行いました。個人的には Air Seachで他の講義内容を聞くのはとても理解が深りました。
RTOCS(Real Time Online Case Study)で毎週違うお題に対して答えを出していくことはかなり頭を使うこととなり、思考力が高まったと感じました。また扱う業界も企業も様々なことから、視野の広がりも感じ、会社の経営に対する見方も大きくかわるきっかけとなりました。
当初は、通信での講義に不安はありましたが、想像以上に講義内容も多く、リアルな事例もあり、濃密な教育を受けたと感じました。また同級生でも様々バックグラウンドをもつ人がいることから、専門的な見地での討論も多く、自分の知らない分野であっても講義でのディスカッションに入ることで知るチャンスを得られることはとてもよかったと感じます。
1年生の前期は、基本的には1日3時間を目標にまずは授業・データの収集等を意識して行いました。できる限り仕事も時間内で終わらせるようにランチの時間などは極力早めに切り上げ、本を読む時間やデータを収集する時間等にあてていました。後期からは少し時間的にゆとりもでてきたこともあり、週に1回はゆっくりと友人と外食したりして、オンとオフの切り替えを行っていました
時間の取捨選択をしました。あらためて振り返ってみると、仕事から自宅に戻ってきたあとの時間に無駄に過ごす時間が多かったと感じました。私自身が入学に際し決めたことは、自宅に戻ったら テレビをつけない、携帯はそばにおかないことだけは意識して、授業に集中できる環境を作りました。当初はなかなかこの時間の使い方になれませんでしたが、1か月もすると違和感もなくなり、勉強に集中できる環境が整いました。土日は朝はやめにおきて授業を聞いたりして、時間を有効に活用できるようにしました。
経営的な視野が身についたことで、相手(他部門)が何を望んでいるのかを理解するのが格段に早くなったと感じます。どのレイヤーで何を欲しているのかがわかるようになったことから、事前に打ち手ができるようになり通常業務が効率的になり、業務スピードが飛躍的にあがってきたと感じます。また統計学など実務に役立つ科目も経営戦略での分析業務にも役立っており、業績の改善にもつながるきっかけになったことが非常に良かったと思います。
以前からも異業種の方と意識的に交流していましたが、BBTに入り、異業種でも経営層の方とお会いして話す機会が格段に増えました。こういった方と話をしていても、BBTでの学びが役にたっており、同じ目線で話ができ、いろんな情報も入手できるようになり自分自身の幅の広がりを感じます。
企業内では、女性活用がうたわれていますが、仕組みだけでは本質的な解決は何もできないと考えています。そこには真の意味で結果も残していける人材(女性)が必要とされていると考えています。こういったロールモデルが少ない地方の現状があることから、そういったロールモデルになることが現在の大きな目標であり、後輩達にそういった道筋を残していけるようになりたいと考えています。
サイバーであることが、ネックになる方も多いかと思いますが、これは逆だと思います。自分が積極的にディスカッション等に参加することで自分がどういった思考でディスカッションに入っているかを過去から振り返ることも可能となり、目に見える形で成長を実感できることが自分自身への自信にもつながると思います。オフ会も活発にあるので、ぜひチャレンジしてもらいたいと思います。また講義に関しては経営を行っている経営者のリアルな講義は、過去の教材ではなく今の時代にマッチしており、実践にも非常に役立つ内容が多いと感じました。