1975年生まれ。2001年からWeb業界に携わり、2007年から近年にかけて、楽天、ミクシィにて技術的なバックグラウンドを活かし、企画・開発の推進および海外開発拠点の業務プロセス策定やブリッジなど担当しました。2012年にはグリー株式会社(GREE)に入社し、プラットフォーム事業の企画/開発/運営におけるプロジェクトマネジメント業務に従事。2013年以降は成長ベンチャー企業に移り、開発部門の組織マネジメントを担当。執行役員CTO(最高技術責任者)としてIPOを経験後に退任。その後、(株)グロースウェルを創業し、複数社の役員および経営・技術顧問を担っています。
株式会社グロースウェル公式サイト
https://growthwell.co.jp/
2007年には国内最大級のソーシャル・ネットワーキングサービス『mixi』の全盛期にエンジニアのリーダーを努めていました。全国から集った選りすぐりの優秀なエンジニアをマネジメントしていく中、ユーザー視点に熱意を傾けていた現場エンジニアの思いを実現させていくためには、様々なステークホルダーと調整が必要であり、そのためには自身の成長が必須だと感じる機会が増えてきたためMBAの取得を考えました。
入学前から大前学長の書籍「新・資本論」「企業参謀」等を読んでおり、視点が高く俯瞰した感覚に新鮮さを感じていました。検討中であった他のビジネススクールに単科生として参加しましたが、どこか物足りなさを感じ、本格的にMBAを取得するなら大前学長をはじめ、マッキンゼーの体系的な学びをベースとしたBBT大学院だと判断して入学を決意いたしました。
自社IRに目を通す機会を日常的に増やして抵抗感を払拭していきました。また、不明点は同級生に質問して理解を深めるなどの解決行動を積極的にとっていました。
RTOCS(Real Time Online Case Study)です。毎週、様々な企業の方向性を検討していきますが、自分に馴染みのない業界を知る良い機会となりました。良い戦略を立てた週は大前学長の回答と答え合わせをするのが楽しみになりました。同じお題に対して学友の情報収集力や思考力に触れる事で良い刺激を受けました。また、その業界に所属している人の意見は非常に参考になりました。
オンラインとオフラインを組み合わせて学べるのが非常にありがたかったです。特に戦略立案のケーススタディが過去のものを扱うのではなく、最新の企業を対象としているため実用性が高かったです。
これまで土日は休んでいましたが、BBT大学院のカリキュラムを消化するためには土日のうちどちらかを学びに費やす必要を感じたため、週6日は仕事と学びに全力を使い、残り1日は休息に徹するようにしていました。
私の場合、3年で卒業したのですが、最後の1年間に集中力が途切れてしまい、学びのモチベーションを持ち上げる事に苦労した憶えがあります。当時の学友とシェアオフィスで勉強会をするなど、仲間と一緒にモチベーションを高め合う行動をして、集中力を取り戻していきました。
卒業後に所属したスタートアップベンチャー企業にて、技術系の役員としてマザーズ上場を経験させていただきましたが、その際に機関投資家向け資料(ロードショウマテリアル、目論見書)に関わる機会をいただきました。BBT大学院での学びがまさにフル活用できる機会となりました。
入学当時に起業は考えていませんでしたが、様々な学びにより自分のステージが大きく変化しました。関わる人達の影響を大きく受けてチャレンジしてみたい気持ちになり、起業を決意しました。今では大変な事も多いですが、やり甲斐も大きく会社を起業して本当に良かったと感じています。
エンジニアからキャリアをスタートさせていた頃は、スペシャリストかマネージメントの二択がキャリアの主流でした。しかし、今後はあらゆる市場の変化に順応するため総合的な能力が必要だと感じています。そうした意味でも、IT(技術)×MBA(経営)×PSA(課題解決)×EQ(感情知能)の相乗効果を高めていくことで顧客への価値提供は最大化されていく実感を得ています。キャリアをスタートさせたITを軸に今後必要な能力を身に付けて、それをどのように事業に活用していくかを楽しみに考えています。
入学を検討されている方は、現状何らかの課題を抱えられている方が多いと思います。例えば自身のキャリアパスや自社の成長戦略などといったものです。BBT大学院では、課題解決力が間違いなく備わります。また、日々多くの課題を期限内に完了させる習慣を身につける事で、自身の情報整理力やドキュメンテーション能力などの実力値を自覚していく事になります。周囲の自分よりも優れた人材からの刺激により、成長の目線も大きく変わると思います。