入社時は経理部門でした。ここで会計の基礎を学び、 入社5年目に子会社に出向。会計責任者として業務を行いました。 財務、決算、税金など一通りを経験することによって企業の数字がどのように流れているのかが分かったことが自分にとって大きなプラスになっていたと思います。その後、新規事業をスタートさせるプロジェクトに参加をし、現在は業務改革のプロジェクトに携わっております。
自分のキャリアは経理部門からスタートしましたが、経理部門は予算・実績を管理するものの実際のビジネスは行いません。 赤字の会社に出向したとき、どうすれば黒字になるのかという打ち手がまったくわかりませんでした。 そこで、マーケティングや経営を学び、組織の利益を上げるためにはどのような方法があるのかということを学ぼうと考え、MBA取得を目指しました。
地方の企業で勤務していたので、関係者はその地方の人間ばかり。 他のエリアではどのような事が起こっているのかなど広く情報を集め、まずは「外を知る」必要性を強く感じていました。 BBT大学院であれば、日本各地や世界にも生徒がいます。 実際に、国外の出来事が講義テーマの時には、その国の実際の状況を現地にいる(もしくはいたことのある)クラスメイトに聞くことができました。 世界のあらゆる場所とつながることができるのが最大のメリットだと思いました。
組織・人事系など普段業務で経験したことがなくイメージが湧きにくい科目は苦労しました。該当分野の経験がある詳しい友人を見つけ、講義で取り上げられるテーマの背景や問題点などを聞きながらひとつずつ確実に克服していきました。
問題解決思考の講義が役に立ちました。マジカルナンバー3やファクトベースという考え方は、今でも目的達成に向けた資料作成などに活かしています。事実に基づいた本質的な問題の把握、具体的で実行可能な解決策立案のための力は間違いなくついたと思います。
大前学長を中心に、その道のスペシャリストで大きな成果を残してきた教授陣がとても印象的でした。地方ではそのような方々から学ぶ機会がないのですが、BBT大学院の遠隔教育ではそれが可能です。 また、遠隔授業ということで、入学前にはクラスメイトとのつながりが薄いのではという不安がありました。しかし、実際に講義が始まってみると、ほぼ毎日AirCampus上で講義受講をし、受講生とディスカッションを行っているのでつながりは想像以上に強かったです。AirCampusでの議論以外に、クラスメイトとはSkypeでもしばしば話をしていましたし、課題提出の時には家にいながらクラスメイトと励ましあって作成し提出していたのも印象に残っています。実際に会って話す以上に、強い関係性が生まれました。卒業して6年経ちますが、クラスメイトとはいまでも強い絆でつながっていて、お互いに連絡を取り合っています。
最初の2か月はそれまでと同じ生活を続けながら勉強していましたが、夢中になって勉強していると夜遅くなって睡眠時間が削られてしまいます。勉強はできても、仕事のパフォーマンスが落ちてしまうのは問題です。そこで、会社の公式の飲み会以外は行かないように生活を変えました。それまで会社の同僚と仕事帰りに飲んでいたのを公式行事以外は一切やめました。飲む時間を削り、勉強時間にすることによって学びの時間を確保しました。
課題の提出が月曜日の朝10時と決まっていました(当時)。回答を一回書いても、見直すと改善点が出てきます。課題提出日は、ほぼ徹夜していました。そのままでは月曜日の昼過ぎに眠くなってしまうので昼休みにはネットカフェで20分くらい昼寝をして睡眠不足を解消し、午後の業務を開始。仕事のパフォーマンスは当然落とさないようにしましたね。
業務を行う上で、一つ上の経営的視点で総合的に判断することができるようになりました。また、困ったこと、分からないことがあればその道の専門家であるクラスメイトに相談をすることで解決策を見つけ、ビジネスを押し進めることができるようになったという点も活きている点ですね。クラスメイトと話す時も2年間学んだ共通言語があるので理解が早く進みます。自分の実力だけではなく、築かれた人的ネットワークも実践で活きています。
仕事だけの閉じた世界から、一気に世界が広がったと思います。また、仕事上では知り合えなかった学友との関係は一生の宝です。今でもお互い忙しくても会う機会があれば最優先事項として調整しています。今後もお互いに切磋琢磨してやっていきたいですね。
地域の発展に貢献したいですね。そのために今後も、BBT大学院の仲間とつながりながら、地域経済の発展により地域が豊かになるような仕事を自ら行っていきたいと思います。道州制の実現もそのための選択肢なのではないかと考えています。
世の中には多くのビジネススクールがあります。そのほとんどが通学型です。通学の良さもありますが、通学の場合は学校に通う時間など余計な時間もとられてしまいます。忙しく仕事をしていると正直きついのではないでしょうか。BBT大学院は、家に居ても講義受講・ディスカッション・学生間の交流が可能です。通学するよりいつでも会える感覚がありますね。BBT大学院に入学して世界中の仲間とつながりましょう!