クライアントは、日系企業から外資系グローバル企業まで様々です。激動する世界の情勢をどのように見てビジネスリーダーとしていかに行動するかといったテーマで、企業研修とアドバイザリー業務を行っております。また、最先端の世界の情報を収集するために、頻繁に海外を視察しております。相互利益になるビジネスを通じて民族や宗教の融和を進めることをミッションにしております。
外務省に勤務して海外も3か国駐在したので語学力や海外についての一定の知見はあったかとは思います。しかし、ビジネスという点では未熟、未知な点が多く、その点を強化したいと思いました。外交と違ってボーダレスに動くグローバルビジネスについて大いに学びたいと思いました。
大前学長のマッキンゼー時代のご実績やご著書には以前から大いに触れており、その知識の広さと思考の深さには感嘆しておりました。その大前先生に学ぶにはやはりBBT大学院に通うのが良いと判断しました。また、eラーニング主体なので、時間の制約がない点も好都合でした。
履修において課題として数値計算が多く大変でした。克服まではできていないですが、何とか課題を提出してクリアしました。もっともそこで苦労したことが、その後の研修の幅を広げるきっかけになったなど大いに役に立っています。
世界のあらゆるテーマが扱われており、毎週相当吸収することができました。入学当時は、海外企業というと極めて大きな企業しかあまり知りませんでした。しかし、毎週当事者になって考えることが求められるRTOCS(Real Time Online Case Study)の課題の中には海外企業も多く、海外企業の視点にたって思考する訓練ができました。その後海外のグローバル企業についてもアンテナが大いに張ることができるようになりました。
理論もありましたが、現実に動いているテーマが多数扱われており、常に考える習慣がつきました。また、少し遅れていると励ましの連絡が来たりなど支援体制も整っておりました。大前学長とも何度もエアキャンパスでやり取りとさせて頂くことができてモチベーション向上に繋がりました。
当時勤務していた会社は裁量労働制だったので自由がききました。そのためこの時間を勉強に使う、この日は家庭に使うといったことが比較的容易でした。また、決めたらそのことに集中しました。一般的に週末のうちの半日は勉強に使いました。
レポートの提出や試験の日程が決まっています。複数の選択が可能でしたが、そのいずれもが大変な日程であることもあったので、その点は苦労しました。もっとも数か月前からわかっていることなので、時間管理を十分にすれば対応できるので大きな問題ではありませんでした。
企業研修は、それまでは人事が多かったのですが、BBT大学院を契機に経営幹部層への経営全体の研修を担当することが増えました。クライアント先も当職の経歴は十分に見ており、大前学長から経営・ビジネスについて学びMBAを取得している点は評価されています。
公務員出身で人事コンサルタントをしていましたので、経営やビジネスについては十分に語るものが当時は少なかったように思います。BBTで学んだことでその幅が大きく広がりました。特にグローバルビジネスについての知見は広くなりました。
イスラム教の国々に長く住んだものとして、民族は宗教の融和は極めて重要であると考えています。そのために世界で読んでもらえるような書籍を当然英語で書いて、また国際的に運動を進めていきたいと思っております。ファシリテーションなどを活用して新しい地平線を開きたいと思っています。
毎年開かれている同窓会は大変に活発です。皆さん前向きで積極的な方が多いので刺激になります。大学院は出発点ですが、その後の発展が大変にありますので、是非ともご入学いただき、同窓会でご一緒できればと思っております。