会社は工業用めっき薬品のメーカーであり、日本国内やアジアを中心に、スマホやPCや電子部品等の材料を作る工場に販売しています。私は、国内と中国の新規顧客開拓を行っており、最近は中国語を使いながら、中国向けの拡販戦略立案と拡販活動を行っています。
中国の現地法人に6年間駐在し、現地会社のマネジメントに携わりました。その際に、経営に関する体系的な知識や能力が不足していることを痛感しました。日本に帰国した後、それら足りないものを習得し、将来の機会に備え、MBA取得を考えました。
仕事を辞めず働きながら勉強ができることから、今の生活環境を維持しつつ、MBAを取得できるという仕組みが魅力的でした。さらに、グローバルビジネスの分野で、最も著名な日本人の一人である大前研一氏が学長を務めていることも魅力に感じました。
マーケティング関連科目や、ITとマーケティングが融合した内容は、これまで自分が勉強してこなかったこともあり、勉強にはかなり苦戦しました。多くの書籍を読んで知識を増やしつつ、仕事でそれらを使うことで理解を深めました。
『イノベーション』では、0から1のイノベーションを生む11の発想法を、実際の課題を通して自身で頭に汗をかきながら勉強することで学びました。そのお陰で、既存の事象に対する見方が広がるだけではなく、自身の構想力の幅が広がったと感じます。
通勤の途中や帰宅後の空いた時間など、自分の都合に合わせた時間で勉強できる点が非常に便利でした。その反面、相当なプライベート時間を割く必要がある為、しっかりとしたタイムマネジメントと、それらを確実に行っていく高い自制心が必要で、苦労しました。
時には仕事やプライベートの一部を学びに割く必要があり苦労しました。その際、自身の学びに対する思いを周囲にしっかりと説明し、理解を得ることで、勉強できる環境を作っていきました。
英語必修科目が複数集中した時は、非常に目が回る思いでした。また、提出課題も時期が重複し、一つの課題に十分な労力をかけることができず苦労しました。今となっては、理解・習得が中途半端になってしまった科目もあり、その点は悔やまれます。
『問題発見思考』『問題解決思考』『現代の経営戦略』『マーケティング』などで学んだ内容を基に、中国市場向けの拡販を達成するために、包括的で実効性と効能のある戦略立案に携わっています。
約100回やり続けたRTOCS(Real Time Online Case Study)や、様々な企業のケーススタディにより、世の中のニュースや事象に対してビジネス的な見方をすることが定着しました。そして、常に「自分が○○であれば~する」という主体的目線で物事を考えるようになったのは、大きな変化です。
日本社会の枠組みから飛び出し、自らの能力、知識、知恵をふる活用して、グローバルなフィールドでのビジネスを行っていきたいと思っている。そのためには、英語、中国語などの語学と、それらを使ってビジネスを行える能力は必須です。これからは、グローバルで求められる教養も身につけていきたいと考えています。
MBAという学位を取得することは、自分への自信と周囲からの信用につながります。しかし、それ以上に大事なことは、そこで得た知識・スキル・人脈を駆使して、これまでできなかった何かを成し遂げ、結果を出すことです。入学を検討している方で、何か成し遂げたいけどどうすれば良いか悩んでいる方は、是非ともBBT大学院に入学してください。きっと結果を出す能力を身につけることができます。