国内SaaSメーカーの営業責任者として、事業戦略の立案から組織運営までを統括しています。主なミッションは、プロダクトの提供を通じて顧客企業のバックオフィス業務の課題を構造的に解決し、持続的な成長を支援することです。入学当時は役員昇進を控え、対面する経営層と同じ視座で議論を深めるための経営の共通言語と、複雑な事象を解き明かす構造的思考力の必要性を痛感していました。また、多くのクライアントがStart up、ベンチャー企業で経営陣と同じ視座・目線で会話する重要性を痛感していました。現在は、BBTで培った構想力を武器に、自社の経営参画のみならず、顧客の事業変革をリードするパートナーとして奔走しています。単なるツール提供に留まらず、顧客と自社の経営課題を同期させ、不確実な環境下でも確かな解を導き出す。そんな構想力をもって困難を突破できる人材を目指し、日々実践と反省を繰り返しています。
これまで営業として、マネージメントとしても成果を積み上げてきましたが、経営層へのキャリアアップを目前に控え、自身の自己流の限界を痛感していました。対峙する顧客やパートナーはスタートアップや成長企業の経営層であり、彼らが抱える本質的な経営課題に踏み込むには、現場感覚だけではない経営の共通言語と、複雑な事象を紐解く構造的な視座が不可欠だと考えたのがきっかけです。また、時には思いがけず経営コンサルの契約を締結したいと相談を受けることもりました。これまでの経験を単なる成功体験で終わらせず、また、チャンスを掴む為のスキルを確立すること。そして、自社と顧客の両面から経営を捉え、確かな構想力をもって困難を突破できる本物のリーダーへと進化したい。その強い危機感と向上心が、BBT大学院の門を叩く原動力となりました。不確実な時代において、勘や経験に頼らない思考の型を身につけることは、私にとって急務でした。
最大の決め手は、大前研一学長が提唱するRTOCS(Real Time Online Case Study)の存在でした。毎週、現在進行形で起きている企業の経営課題に対し自分が経営者ならどうするかを提言されるこの課題は、役員へのステップアップを目前にしていた私にとって、まさに求めていた経営の疑似体験そのものでした。そして、日々対峙するクライアント企業との対話や課題の構造的理解にも役立つと考えていました。部門長としての重責を担う中で、通学という制約は現実的ではありませんでした。オンラインでありながら、世界各地で活躍する多様な背景を持った仲間と、24時間いつでも質の高い議論を交わせるAirCampusの仕組みは、多忙なビジネスパーソンにとって極めて合理的かつ刺激的な環境だと感じました。単なる知識の習得ではなく経験豊富な実務家教員から得られるフィードバックを通じて、即戦力となる思考の型を磨ける確信が持てたことが、BBTを選んだ理由です。
営業やマネジメントの現場でキャリアを築いてきた私にとって、財務会計やファイナンスは最も距離を感じる領域でした。B/S,PLの数値が実際の事業活動や戦略とどう結びついているのかを構造的に捉えきれていなかったことが、苦手意識の根源にあったのだと思います。克服の鍵は、BBTならではの議論の文化と何度も視聴可能なコンテンツにありました。AirCampus上で、専門外である自分なりの仮説を恐れずにぶつけ、教員や多様なバックグラウンドを持つ仲間からフィードバックを得る過程で、数字は単なる結果ではなく、経営者の意志が反映されたメッセージであると気づきました。現在では、自社の財務状況を客観的に把握するだけでなく、顧客の戦略を財務データから読み解き、根拠に基づいた経営判断や提案を行うための不可欠な知識となっています。かつての苦手意識は、今では経営層と対等に渡り合うための強力な武器へと変わりました。
1年次の経営戦略論・新資本論から2年次の現代の経営戦略に至る一連の学長科目は、私の視座を劇的に変える契機となりました。既存のパラダイムが通用しない現代のルールを解釈する力や、最新事例から本質を抽出する戦略思考は、変化の激しいSaaS領域で事業を牽引する私にとって、未来を描くための不可欠な羅針盤となりました。これらの科目は単なる知識の習得ではなく、圧倒的な情報量と学長からの鋭い問いに食らいつく、過酷な思考の筋トレそのものでした。事象の裏にある本質を構造的に捉え、自らの言葉で構想を語り抜くプロセスを徹底的に繰り返したことで、対峙する経営層と対等に渡り合い、難局を打破するための確かな自信を掴むことができました。まさにBBTでの学びのハイライトであり、プロフェッショナルとしての土台を再構築した、何物にも代えがたい貴重な時間でした。
単なる知識の伝達ではなく、実務に即した思考のプロセスを徹底的に叩き込まれる教育だと実感しています。教鞭を執るのは、各界の第一線で活躍する実務家教員の方々であり、豪華なゲスト講師陣にも驚くことが少なくなかったです。彼らから得られる現場のリアリティに基づいた鋭いフィードバックは、教科書的なMBAでは得られない何物にも代えがたい価値があったと思います。また、AirCampus上で行われる議論の質も驚くほど高く、業界も職種も異なる多様な仲間たちと知をぶつけ合う環境は、自身の固定観念を打ち砕き、多角的な視点から物事を構造化する訓練に最適でした。オンラインでありながら、対面以上の密度で多くの化学反応が起きるBBTの教育は、不確実な時代を勝ち抜くための経営構想力を磨く、最高の場であると感じています。
時間は作るものという強い意志のもと、1日3時間以上の学習時間を生活動線に組み込みました。具体的には、移動時間や深夜の隙間時間を徹底的に活用。100%オンラインのBBTだからこそ、多忙な業務の合間でも細切れに学習を進めることが可能でした。ただ、それでも遅れが生じることもありましたが、そこは週末にリカバリするようにしていました。また、入学前に家族に対してなぜ今この挑戦が必要なのかを真摯に伝え、理解と協力を得たことも大きな支えとなりました。また、平日計画通りに学習が進めば、週末少しは家族時間を作れました。学んだことをすぐに実務で試し、成果を出すことで学びは仕事の一部であるというサイクルを確立しました。この2年間で培った高度なタイムマネジメントスキルと優先順位付けの判断力は、役員としての重責を担う現在の働き方にも大きな自信を与えてくれています。
部門長としての激務に加え、毎週のRTOCSや講義の時間を捻出する中で、最も苦心したのは健康維持とのバランスでした。特に睡眠時間の確保と、リフレッシュのための運動時間をいかに作るかは死活問題でした。趣味のジョギングは私にとって大切な習慣でしたが、課題が山積する週末に1時間以上のランニングタイムを確保することは想像以上に困難でした。しかし、経営を担う者として心身のコンディション管理も重要な責任の一部であると考え、たとえ30分でも走る、あるいは平日のルーチンを組み替えるなど、思考の柔軟性が試されました。何かを捨てるのではなく、優先順位を柔軟に組み替えて、いかに持続可能な学習サイクルを作るか。この苦境を乗り越えた経験は、現在のさらに多忙な役員生活において、困難な状況下でも冷静にパフォーマンスを維持するための精神的なレジリエンスを養う貴重な修行期間となりました。
役員として経営に参画する現在、RTOCS等の各科目で培った構造的思考と構想力が、あらゆる意思決定の礎となっています。特に、苦手意識のあった財務数値を経営の意志として読み解く力は、全社戦略の立案や組織課題の解決において、主観を排した論理的な判断を下すための強力な武器となりました。また、顧客対面においても劇的な進化を実感しています。主要な顧客であるスタートアップ経営陣に対し、単なるツールの提供者ではなく、彼らの事業フェーズに合わせた経営課題の構造化と解決策を提示できるようになりました。以前は自己流だった提案が、今では体系的な知に裏打ちされた経営コンサルティングに近い深みを持ち、深い信頼関係の構築に直結しています。BBTで学んだ答えのない問いに挑み続ける力こそが、変化の激しいSaaS市場において、自社と顧客の未来を切り拓く最大のエンジンとなっています。
最も大きな変化は、不確実な事象に対して自分なりの解を導き出し、それを正解にしていくための圧倒的な自信を得たことです。入学前は長年の経験による自己流の限界を感じていましたが、BBTでの2年間は、その断片的な経験を体系的な知へと統合するプロセスでした。 経営層と対峙する際も、単なる知識の披露ではなく、構造的な視座から本質を突き、共に未来を構想する対等なパートナーとしての立ち居振る舞いが自然とできるようになりました。また、どれほど多忙であっても学びと実践を止めない知的タフネスが身についたことも大きな財産です。単なる学位の取得以上に、一生学び続け、変化し続けるための経営のOSを手に入れたことが、私にとって最大の変化であり、役員として舵取りを行う現在の確かな足場となっています。
役員として経営の舵取りを担う今、私の目標は単なる自社の利益追求に留まりません。AIと共鳴する新しいSaaSプロダクトを通じて、日本企業が抱える構造的な課題を解決し、グローバルで戦える競争力を再構築することに貢献したいと考えています。BBTで得た構想力を最大限に発揮し、不確実な時代においても揺るぎない価値を提供し続ける組織文化を築くことが私の使命となります。また、一人のプロフェッショナルとして、現状に満足することなく学びと実践のサイクルを回し続け、次世代を担うリーダーの育成にも力を注いでいきたいと考えています。BBTで磨いた経営のOSをアップデートし続け、自分自身が常に変化の先頭に立ち、顧客、自社、そして社会に対して本質的なインパクトを与え続ける存在でありたいと願っています。
私と同じようにこれまでの経験による自己流の限界を感じているのなら、それこそが新しいステージへ踏み出す最大のサインだと思います。プレイヤーとして優秀だったとしても、リーダー・経営者として優秀である保証はありません。ただ、仕事、家庭、学びの両立は決して容易ではありません。私自身、趣味の時間や睡眠時間を削る苦労もありましたが、そこで得られた体系的な知と知的タフネスは、何物にも代えがたい一生の財産となりました。BBT大学院は、単に知識を得る場所ではなく、自分の経営OSを根本から書き換えるための道場です。共に切磋琢磨する多様な仲間、そして第一線の実務家教員との出会いは、あなたの視座を劇的に高めてくれるはずです。迷っている時間は、変化を遅らせるだけです。自らの手で未来を構想し、困難を突破する力を手に入れるために、ぜひ勇気を持ってこの門を叩いてください。