私は、入社以来、化学業界に身をおき、生産技術と開発業務に従事してきました。生産技術では、海外工場の立ち上げ経験があります。現在は樹脂の開発に取り組んでおり、開発した樹脂が、食品、家電、自動車、住設用といった世の中で目にする製品の一部として使用されていることに誇りを感じ仕事を行っています。
所属していた事業がM&Aの上、別会社に譲渡されました。その時、私はただ会社が導く方に流されるだけで、今まで会社の全体構造も考えずにただ漠然と目の前の個人の目標を追いかけていただけだということに気がつきました。社会や会社全体を見通して、進むべき道をもう一度見直していきたいと感じたのがMBA取得のきっかけです。
時間と場所との制約なく、実務的に豊富な教授陣から受講できかつ活発な議論ができるからです。もちろんオンライン上でうまく学べるか疑問もありましたので、入学する前に単科生(科目履修生)として学び、上記のことを実感したのでBBT大学院に決めました。
プレゼン関係の科目です。 2年次の海外ワークショップでは、毎日、何らかの形で英語でのプレゼンがあり、先生や仲間から質問を受けることになります。 私は、毎日大変苦痛でしたが、資料作成から発表まで仲間から教わることも多く、克服することができました。鍛えられたと同時に非常にタメになりました。
海外ワークショップです。理由は前述の通り、先生や仲間から教わることがとても多く、資料作成から発表までプレゼンに必要な力を鍛え上げることができたと思います。
受講、ディスカッション、課題提出、すべて講義内容がオンライン上に残るので、 後から見直すときに非常に役に立つものでした。 また、ほとんどをオンライン上で行うので時間、場所の制約をほとんど受けません。最後の全員参加の海外ワークショップで受講生は顔を揃えるのですが、短期間で濃密なディスカッションができ、卒業後も付き合える仲間意識ができます。オンラインとオフラインをうまくミックスした、他の大学院にはない教育ではないかと考えています。
仕事や家族とのバランスをとるのは非常に難しかったのですが、優先順位の1位は家族と決めておりました。受講時期は、子どもが生まれる時期とも重なってしまい、卒業研修不参加などで2年以上かかりました。しかし、時間はかかったとしてもサポート体制がしっかりしていたので、モチベーションを保ち学び続けることができました。
前述の通り、仕事や家族とのバランスでした。課題提出日が重なるときは徹夜の時もありました。また受講時期は子どもが生まれるなど家族イベントも非常に多く、どうしても両立することができない時もありました。そのなかでも家庭事情に応じてBBT大学院でサポートしていただいたので、卒業までたどりつけたのだと思います。
現在従事している開発業務は、日々答えのないものを解決するものばかりです。 市場全体を見据えて開発するようになったばかりではなく、物事を体系的かつ俯瞰的にとらえられることができるようになり開発スピードが速くなったと感じています。
業務が慣れてくると直観だけで答えを出しがちで間違いに陥りやすいのですが、ファクトに基づいて答えを論理的に導くことで、再チェックが出来るようになり、スピードに加え間違いも少なくなりました。
今までの職歴とBBT大学院で培った知識や能力を活かして、さらに出来る仕事領域を増やしていきたい。具体的には、現業務の製品開発から市場調査や開拓をおこないながら、予算の参画や策定といったディシジョンメイキングに携わっていきたいと考えています。
仕事や家庭とバランスをとりながら勉強していくのは、確かに大変です。しかし、時間や場所には制約を受けにくく、内容も実践的なのでやり抜くだけの価値はあります。また挫けそうになってもサポート体制がしっかりしていますので、踏みとどまることができます。検討されている方は説明会に参加されて、在校生・修了生の生の声を聞かれてはいかがでしょうか。