食品商社に勤務し、営業と総務人事を経験しました。そして卒業と同時に会社を退職し、今までの食品業界での経験を活かして起業することにしました。現在は地元の奈良県で農産物の加工販売事業を立ち上げる準備をしています。
営業の仕事をするなかで、自分には不足しているスキルが多くあることに気付くようになりました。大学は経営学科を卒業しましたが、恥ずかしながら実務で使えるスキルはほとんど身に付けていませんでした。そこで学び直しを考えたのですが、キャリアアップも考えてMBAに挑戦することにしました。
いくつかの大学院の説明会に行きましたが、BBT大学院が一番実践的なことを学ぶことができると思い決めました。特に過去のケースではなく現在進行形のケースを学ぶRTOCS(Real Time Online Case Study)に興味を持ちました。また、AirCampusで自分の都合に合わせて発言することができるシステムにも魅力を感じました。BBT入学前に単科生として通学制の他校で受講したことがあったのですが、生徒が一斉に挙手して発言する状況では瞬発力も必要で、私はあまり発言することができませんでした。しかしAirCampusでは自分の発言したい時に自分のペースで発言することができたので選択は間違っていなかったと思っています。
文系の私にとっては『コーポレート・ファイナンス』が特に苦手でした。数式を見ただけで拒否反応を示してしまったほどです。AirCampusでは講義を繰り返し見ることができるため、分からない箇所は何度も見て理解をしていきました。それでも分からない箇所は、BBTのコンテンツの中から他のファイナンスの講義を見ることで理解するようにしました。
企業再生の実例を学ぶことができた『企業再生論』が良かったです。講義では多くの実務家をゲストに迎えて、興味深い実例を聞くことができました。受講が終了した後も毎年スクーリングを開催して頂けるので、学びの継続もできています。
入学前は遠隔教育に不安を持っていましたが、入学してすぐに単なる通信教育ではないことが分かりました。実際に顔を合わせていないだけで、AirCampusでは対面のディスカッションよりも深い議論をすることができると思います。通学制の大学院では授業の時間に限りがありますが、BBT大学院では24時間いつでも発言できるため、発言数が圧倒的に多く、より深い議論を展開することができました。
平日はあまり勉強時間を確保できなかった為、土日に集中して勉強しました。プライベートの時間は少なくなりましたが、メリハリをつけてストレスが溜まらないようにしました。また、私は在籍期間を長くした為、比較的仕事やプライベートに無理なく学ぶことができました。自分のペースで学ぶことができるのもBBT大学院の魅力です。
非常にレベルの高い学生が多く、付いていくのに必死でした。日々レベルの高い議論が交わされていましたので、議論に参加するために必死で勉強しました。しかし、それが大きな刺激になりました。また、遠隔教育だからこそ学生同士の絆が強く、みんなで助け合って学ぶ風土がありました。
メールの文章や書類の書き方が劇的に変わりました。入学前はまとまりがなく分かりにくい文章や書類を書いていましたが、『問題発見思考』やRTOCSで繰り返し学んだことにより、論理的で分かりやすい文章や書類を書くことができるようになりました。
幅広い人脈を築くことができたことと、RTOCSで多分野のケースに取り組んだことで、自分の視野が広がりました。また、多くの起業家の方々の講義から刺激を受け、私の人生観が変わりました。そして、卒業研究で新規事業計画に取り組んだこともあり、会社を退職し起業することになりました。
現在起業の準備を始めたところですが、地元の奈良で地方の活性化に繋がる事業を立ち上げる予定です。学んだことを実践し、地方活性化の成功事例となる事業にしたいです。また、ゲストとして講義に出演できるように頑張りたいです。
私はいくつかの大学院を検討しましたが、BBT大学院は国内の大学院では間違いなく高いレベルにあると思います。学ぶことは非常に多いですが、BBT独自のコンテンツが豊富にあり、他では学べないことが多くあります。実践的な学びを期待する方にはお勧めします。