2011年に新卒採用で大手外資系の製薬メーカーに開発職として入社しました。入社3年目の秋に異動、起業を考え始め、BBT大学院に入学することになりました。現在も同じ職に従事しており、MBA取得をきっかけに、新たなステップを考え始めているところです。
現在勤めている会社の経営に興味があったので、そのためにという思いがありました。
また、コンサルティングや起業にも興味があり、MBAを取得しようと思いました。
起業についてはどのような会社を立ち上げるかという具体的な目標は持っていませんでした。
何かやりたいことができた時に起業し、会社を経営できる能力を身につけたいと思っていました。
私は開発職ですが、不定期な出張が多いため、決まった時間をコンスタントに確保することは不可能でした。通勤時間や出張の移動時間に講義の受講とディスカッションに参加できるということが一番の魅力でした。授業内容も過去のケーススタディーではなく、生きた経営を学べると思いました。また、学長の本を読むことが多く、共感できる部分が非常に多い方なので、入学したら満足した授業が受けられるだろうという思いが最後の決め手になりました。
大学は薬学部、大学院は医学・理学系でしたので財務の知識がなく、非常に苦戦しました。しかし、仲間から色々教えていただくことで何とか乗り越えることができました。BBT大学院は様々な分野の方がいて、それぞれの強みがあるので、自分の触れたことがない、苦手な分野でも必ず仲間が助けてくれます。講師やTAの方も助けてくれますが、仲間に気軽に問い合わせられる環境が特に素晴らしいと感じています。
Real timeで起きている事象に対し、1週間でその会社の方向性を決定しなければいけないRTOCS(Real Time Online Case Study)は非常に勉強になりました。仲間が調べた成果物を用い、どのような方向性を出してくのかを検討することは楽しくもあり、大変なことでした。しかし、このように主体的に考える能力が身につかなければ起業や会社の経営はできないと思うので、良い経験ができたと思います。
基本的には自主性が重んじられているので、どのように時間を使い、どのように考え、成果物を出していくかは自分次第の部分が大きいように思います。どのような実力が身につくかはどれだけストイックに自分を追い込めたかで大きく変わってくると感じています。取り上げられる内容も壮大な分、得られるものも大きいと思います。
入学前はプライベートの時間が大きかったと思いますが、その時間を学びに移行させたことでプライベートはある程度犠牲にしたと思います。しかし、プライベートがなさ過ぎるということもなかったですし、非常にバランスの良い割合にシフトさせることができたのだと思います。仕事も無駄なことは省き、学びの時間の確保に努めました。また1日のタイムスケジュールを設定し、全体的に無駄を省くきっかけになったと思います。
入学当初は1週間勉強しない週を決めたり、週の前半(月・火・水)は仕事に集中したりする週を作ったりしていましたが、クラスメートのモチベーションも高いので大きく取り残されることがあります。1日1時間でも良いので、こつこつと日々勉強することが大事だと気付きましたが、最初の方は特に苦労しました。卒業後も毎日少しずつでも勉強し続けることが大事なのだと思います。
スキル面で成長し、実際に職場でも活かされていることは当然なのですが、タイムマネジメントを始めとして、生き方が大きく変わりました。いつ何を何のためにどういう風にこなしていくか、という心の変化が非常に大きかったと思います。学長の影響を受け、考え方が一変しました。
タイムマネジメント、将来設計など、普段の生活から、マネジメント能力、リーダーとしての能力など、業務中に至るまで入学前とは全く違う考え方で生活していると思います。入学前は経営スキルを学ぶために入学するというイメージでしたが、それだけではなく、むしろ人間の根幹にかかわる変化がより大きかったと思います。
BBT大学院の2年間だけではまだ能力としては足りない部分が多々あると思います。これからも日々精進することで、会社の経営の根幹に関われる人材になるか、自ら会社を起こして、経営していきたいと思っています。自分のやりたいことをやり続けられる能力を身につけたいと思います。
私がBBT大学院に入学したきっかけはシステムや授業内容というところもありますが、結局は大前学長の生き方、考え方に共感していたからであり、それを尊敬していたからだと思います。学長の生きた経営能力を感じられるのはとても大きいことだと思います。経営スキルを学ぶのであれば、他にも方法はあるかと思いますが、学長の信念や経営に関する考え方を学べるのはBBTだけだと思います。学長の授業がなければ自分がここまで変われたとは思いません。学長の考え方に共感できるかがポイントではないかと思います。