アメリカ留学後、現地採用として1年半NYの日系商社にて勤務。帰国後、貿易関係の仕事に携わっていました。現在は知人の紹介で勤務することになった約5名程の小さな配信サービス会社にて総務、経理、営業など、プログラミング以外の事務全般を経営企画含め行っています。
女性の雇用や高齢での雇用が困難な日本に対し、常に漠然とした将来の不安がありました。自身の不安要因と向き合った際に3つの力、”稼ぐ力”、”お金を貯める力”、”お金を運用する力”が必要だと感じ、稼ぐ力をつけるためにMBAを学ぼうと思いました。 せっかく学ぶのであれば、日本という国に囚われることなく、世界で通用する人間になりたいと思い、英語で学べる学校を探しました。また、勤務企業が急な業績悪化に陥り、社員が1/3に減少し、自ら事業を立て直したいと思ったのも入学決意のきっかけとなりました。
グローバルで通用する人間を目指していたので、まず、英語で学べるという点が第一条件でした。 また、BBTは学習内容が実務的で明日から事業の役に立つと説明を受け、BBT大学院に決めました。
統計やファイナンスは実務で使ったことのない計算等もあり、理解するのに苦労する部分もありました。その際はまず教科書や参考図書を読み直し、演習問題を解いてみて、理解できなければ、ディスカッションでクラスメートに聞きました。TAやファイナンスを専門としている生徒がいたので、わかるまで詳細に教えてもらえました。
毎週課題として出されるRTOCS(Real Time Online Case Study)は全履修科目の集大成だと思います。今まで知っていると思っていたフレームワークですが、結論を出す為に様々な事実をフレームワークにて分析し、財務的観点や組織体制などの様々な観点から問題点を見つけ、市場動向や顧客志向からソリューションを見つけるという作業は、とても実務的で身になりました。また、結論付けた工程を自身が知ることで、失敗した場合のアプローチも迅速に行いやすく、経営上の判断も恐れずできるようになりました。
講義内容は実務的の一言に尽きると思います。ディスカッションや課題も常に自身の企業や業務と照らし合わせて議論されるので、自身の仕事に置き換えて考え、明日から実務で実践できる内容ばかりでした。また、遠隔ではありますが、毎日議論を共にするクラスメートとは苦楽を共に励まし合いながらやり抜いた仲間ですので、一生の大切な仲間となりました。議論への参加が不参加がちになると、事務局からの問い合わせもあり、クラスメートや事務局のサポートがあったからこそ、挫折せずに卒業できました。
毎日帰宅が12時過ぎであったため、1日で一番元気な時間、朝にできることは全て行うよう、毎日4時に起床し2時間は必ず机について学習する時間を確保しました。 その他は身支度の時間やシャワーを浴びながらも講義受講をし、隙間時間をできる限り受講にあてがえました。2年目のワークショップ前等は英文の読み物も多かった為、週末は10時間以上図書館で費やしたこともあります。
入学後、益々業務が忙しくなり、毎日12時過ぎに帰宅という毎日の中、どうやって勉強する時間を確保するかが一番苦労しました。また、仕事上辛いこともあり、講義を見ても集中できないなど、時間を有効利用できない自分に焦りを感じる時もありました。講義は全体的に改善やポジティブな内容なので、クラスメートとのディスカッションで元気をもらいました。苦しい状況の中受講している学友は他にもおり、何度もみんなで励まし合いながら、卒業することんができました。
業務ではお客様へ最適なIT構築の提案をしている関係上、お客様が抱えている問題点の理解と解決策をどのような筋道で提案をしたら良いか、納得いただけるかという力が必要になります。その点で、BBT大学院で学んだ事が活かされていると思います。提案に対し、共感と納得、そしてストーリー性がないと聞く耳を持って頂けないので、BBTでのMBA取得はアカデミックでない部分にも役立っています。また、これは自社での無駄な時間ばかりかかるミーティングでも役立っています。皆の意見を整理し、纏め上げ、舵取りできる力がつきました。
今まで秘書やアシスタント業務などの黒子的な役割が多かった為、無意識のうちに自分が前に出ないという仕事のやり方をしている事にBBT大学院での学習を通して気付きました。自身で答えや資料を持っていても、上司や発言者が困った時にだけサポートをするという、自ら前に出るという癖がついていませんでした。BBTでは沈黙はいないも同然であり、自ら意見を発信する必要があります。そのせいか、相手の出方を待つという行為がなくなりました。また、BBTでリーダーシップについて学び、リーダーシップとはリーダー以外の全ての人間にも必要な要素だということ、引っ張っていくだけがリーダーではないという事を学び、自身の会社での人との関り合い方が変わりました。
現在勤務中の企業で新たな技術を開発したことから、海外へこの技術を売り込み、海外での別会社を設立し、企画立案から販売、提携業者の検索から交渉までを行い、海外事業を確立、拡大していきたいと思います。
もし、MBAの資格取得やアカデミックな内容を習得を検討されているようであれば、他校のご検討をお勧め致します。もし、実務的能力や実践的なことを取得ご希望であれば、BBT大学院をお勧め致します。BBTではマネージャーや経営者としての役割やマインドのみならず、日本という国を見つめなおし、国家戦略的なプログラムまで用意されています。経営という分野に絞り込むのではなく、海外からみた日本、日本の中にいる自身を再度見直しながら、自社の業種の将来性を考察し、この先をどう生き抜くかという自分なりの考えを構築できる力が身につくと思います。