主に住宅系企業に対してのプロモーション戦略の提案営業に従事しています。自社の紙媒体・WEB媒体を複合的に組み合わせて最適な広告効果を創出するためのソリューションを考察、顧客と対話します。社内的には10人弱の営業チームを預かる立場となり、マネジメントスキルの向上も目指しています。
業務環境が変わり、これまでのスキル・能力で対応し切れない状況に対峙することとなりました。そのような中で、自分のビジネス遂行能力を高め、何とかこの世界での生き残りをかけていきたいという切迫した気持ちもありました。以前から大前学長の著書は拝読していたため、問題解決力の習得には特に強い関心を持っていました。そのような「身近に迫っていた危機」の一方で、将来より一層自分自身の人生を豊かで楽しいものにしていきたい、切り拓いていきたいという気持ちもあり、それら併せて新しいスキルを獲得したいなという想いにつながっていきました。
以下の3点が挙げられます。
①単に「アカデミック」だけでない「ビジネス実務」に長けた教授陣を揃えていらっしゃること。
②時間と場所を選ばない、「遠隔学習システム」を構築しておられること。
③大前学長に代表されるように世界中からアンビションあふれる学生、教授が集っていること。
「コーポレート・ファイナンス」や「アカウンティング」といった財務系の科目に苦戦しました。
教授やTA(Teaching Assistant)の方はもちろんですが、同窓の中にも会計の専門家の方がいて、先進的なクラスメートの知見にも助けられ学びを深めることができました。そのように各人の「得手」とする部分を共有し、皆で学びを深め合うカルチャーができていると思います。
いくつも思い起されますが、松本教授「起業論」での学びの印象が深いです。新事業創出に向けてのステップアップやフロー、起こり得る課題の知見を得たこともさることながら、「ビジネスとは人生そのもの」という深い洞察・学びを頂いたことが今後の人生に大きな影響がありました。
「新しい世界」でのビジネス遂行における様々な必須要素を学ばせて頂きました。中でも「ファクトベース」の思考、必ず問題を解決する(できる)というPSA(Problem Solving Approach)などは深い気づきがありました。
家族には自分の「覚悟感」をきちんと伝えて、一定期間負担をかけることをお願いし、了承をもらいました。時には大前研一ライブなどを一緒に視聴したりもし、家族観や家族それぞれの人生観にも前向きな影響をもらいました。
やはりある程度多忙ではありますので、学びの時間をいかように確保するかですね。しかしこれはやろうと思えばやれるもので、モバイル視聴もできますし、移動中やちょっとした待ち時間含め、常に緊張感をもって時間を大切に使っていけば、いくらでも創出できるものだなと思いました。あと、永い人生の中で、ここは覚悟をもってやり切ると決めれば、少々寝不足だろうがキツかろうが、やれてしまうものです。刺激的に共に頑張る仲間もありますので。
実際のビジネス現場では、想像し得ない局面・非常に苦しい局面に遭遇することも多々ありますが、道を見失ってしまうのではなく、冷静に客観的な視野・思考に基づいて、何とか解決の方向性を見出し、状況を前向きに動かしていけるようになりました。
ビジネスに対し、明らかに強い一本の軸が立ったなと思います。自分の場合には「どのような状況でも諦めない」とか「問題解決に向けて粘り強くかつスピーディに考察し、動いていく」といったことになりますが、何より、ビジネス人生が圧倒的に前向きで楽しいものになったと感じています。
今の業務において圧倒的に高いパフォーマンスを出し、顧客と世の中に貢献したいという気持ちが大きいですが、中期的な視野においては、グローバルな世界において自らのビジネスを創出し、より広い世の中に貢献したいと考えています。またそのような過程を楽しみ、家族・友人・ビジネス仲間とより豊かで明るく前向きな人生を送っていきたいですね。
「人生を変える契機」というのはいくつかあるかと思いますが、BBT大学院での時間・学びは、その一つ足り得るものと私自身は感じています。一度の人生ですから思い切り学び、思い切り働き、思い切り楽しみ切りたいですね!