以前は法人顧客に対する不動産管理(BM、PM)や売買・賃貸物件の仲介、現在は不動産物件のコンサルティング、査定、物件調査、法務・コンプライアンス対応、IT企画、投資物件の仕入れや売却業務を担当しています。
毎日、通常の業務をこなす日々に漠然とした不安があり、新しい知識や技術を取得して、業務の幅を広げたいと考えました。新たな友人を得て、刺激を受けたいとの思いもありました。最近、周囲に修士の学位を得た友人が増え、雑誌やTVで散見する企業人、芸能人でも散見します。自分も修士の学位を得たいと刺激されたのも理由の一つです。
BBT大学院に進学した第一の理由は、以前から大前研一学長の本を愛読していた為です。第二の理由は、仕事と学校の時間の遣り繰りを考え、ネット通信制のBBT大学院なら卒業可能と考えたためです。調べていくうちに、教授陣も優れた人が多く、ぜひ進学したいとの意欲も高まりました。
大量の動画を見る必要があり、視聴時間の管理が大変でした。また頻繁に提出物があり、1回当りのボリュームも多かったので、
その対応にも労力を費やしました。
また成果物についても再三「掘り下げが低い」との指摘があり、自分の甘さを痛感させられました。
BBT大学院の最大のウリとも言えるのが大前研一学長が指導する「RTOCS(Real Time Online Case Study)」。話題の企業の問題解決策を院生が討議の上、結論を出し、大前学長が解説を加えるものですが、これには鍛えられました。
単なる最善解の追及だけではなく、その過程の議論で、新たな知見を得たり、思考力が磨けるためです。私も自分と全く違う観点からの意見に何度も驚かされました。
通信制の大学院なので、当初は不安を抱いていたこともありました。実際に活用してみると、通勤時間や夜間でも動画で授業が受けられ、課題も期限の時刻まで、ネットで24時間いつでも提出でき便利です。最近は東進ハイスクールや受験サプリなどが隆盛ですが、
BBT大学院は、ネット通信教育の先達です。
OSやブラウザーのバージョンアップ等で、学習に使用するツールAir Campusが上手く動かないこともありましたが、報告すれば、ほぼ即日で対応してくれます。
学友との交流ですが、普段はネットでやりとりし、リアルでも月に最低1回以上会っていました。週に2、3度会った時もあるので、特に寂しさは感じませんでした。またAir Campusで、常に議論しているため、交流が乏しいことはありません。
入学当時は独身だったため、家族と勉強時間の兼ね合いには悩まされませんでした。後半、結婚しましたが家族が協力的だったため、学習時間の確保にはあまり苦労していません。
仕事と学習時間の兼ね合いも3年かけて卒業したため、あまり問題になりませんでした。卒業論文にはじっくり取り組め、自分なりに納得感のあるものが仕上がりました。
2年で卒業した方からは「卒業論文に専念したかった」との感想を聞いているので、3年にして正解だったと考えています。
私の同期の院生はAir Campusへの投稿数が大変多く、読んだり、返信する対応に時間が取られ大変でした。
入学前は授業へのディスカッションが乏しいものと考えていましたが、実際には過剰でした。
それでも通勤時間や、会社の昼休み等でも対応できるのはBBTならではです。中には子供の運動会に参加しつつ、その途中で返信してきた猛者もいました。
同級生は、海外勤務の経験が豊富な方も多く、私も刺激を受け、海外案件に興味が出てきました。少しでも追いつくべく、英語の勉強を再開しました。また「RTOCS」で国外の企業が出題されることも多く、国際的な企業の考え方を学ぶことができたのも、大いにプラスになりました。
BBT大学院で取り上げる事案には海外関係のものも多く、今まで国内業務しか視野がなかった私は目が洗われる思いでした。
また同期の院生には、海外業務の経験が長い方も多く、大いに刺激を受けました。その影響で英語の勉強を再開しています。
将来は海外との不動産取引に生かせたらと考えています。
国内不動産市場は、人口の減少に伴い縮小傾向です。費用の低減化、インターネットの活用による合理化だけではなく海外不動産取引、外国人との取引を増加させるなど、業務の積極的な国際化が不可欠です。
私もこの動きを積極的に推進していくことを考えています。
大学院に入学するのも未来に向けた一つの行動です。
最近は東進ハイスクールや受験サプリの普及で、以前より抵抗感が薄れていますが、ネットの通信教育ということで、不安を抱く方もいらっしゃると思います。
私も通常の大学院も検討しましたが夜間開講と言いつつも、深夜や早朝には授業が設定されておらず、本当に仕事が忙しい方には、かなり厳しい状況です。週末に開講している学校もありますが、土曜のみ開講し、日曜や祝日には対応していないケースも多く、真に社会人に配慮しているかは疑問があります。
皆様も、業務やプライベートでネットを多用しているのに、大学院だけリアルに拘泥してるのは、おかしな話です。
是非、説明会に参加して、色々と確かめてください。