ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
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駐在員に求められる幅広い能力。もっと包括的に「ビジネスの仕組み」について、日本語でしっかり学びたかった。
青木穣
化粧品メーカー
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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化粧品メーカー勤務。現在はアメリカで事業展開のための情報収集活動に従事。

大学院で有機化学を学んだ後、化粧品メーカーに就職しました。入社直後は主に化粧品の製剤開発を担当し、大学への短期留学や提携企業との共同研究のために海外での生活を経験しました。その後は技術系の駐在員として、フランスを経て、現在はアメリカで主に情報収集活動をしています。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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駐在員に求められる幅広い能力。もっと包括的に「ビジネスの仕組み」を身につけたいと考えた。

日本の大きな研究所の中で自分の分野の研究だけをしていればよかった研究員時代と違い、駐在員はいわば何でも屋。その国の人々や競合他社を調査するためには、自然科学だけでなく人文科学や社会科学、言葉や文化や歴史なども含めた幅広い見識が必要です。

同時に限られた時間とリソースで会社にとって有益な情報とするためには、会社を運営する経営視点が必要であることを痛感するようになりました。何冊も本を読み進むうちに、もっと包括的に「ビジネスの仕組み」を身につけたくなり、そのためにはMBAこそが最適ではないかと考え、思い切って学んでみようと決意しました。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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経営について、しっかり体得するために日本語で学びたかった。BBT大学院は即戦力となる実践的な学びを得られるのではないかと感じた。

当時はフランスに駐在していたので、現地で英語で学ぶことも考えたのですが、研究出身なので、全く門外漢の経営についての内容を外国語で学ぶことには不安がありました。入学してみれば技術屋もたくさんいたのでホッとしたのですが、それまでは経営や経済の専門家の人たちが通うもの、というイメージがありました。そこで日本語で学べるインターネットの学校を探したところ、いくつかの学校が見つかり、その一つにBBT大学院がありました。

カリキュラムを比較したところ、単なる座学ではなく「即戦力」となる実践的な学びを得られるのがBBT大学院だと感じ、しかも金額も良心的だったので、他の学校と迷うことはほとんどありませんでした。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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ファイナンス系の科目。その前提となる概念の把握に苦労。

ファイナンス系が得意ではありませんでした。数字の取り扱いや計算の仕方自体は比較的得意でしたが、その前提となる概念の把握に苦労しました。現在価値やリスク、オプションなど、なんでもかんでも計算でわかってしまうなんてすごいと思うと同時に、現実にはうまくいかない企業も多いわけで、理論と事実のギャップをどう理解したらいいか、悩みました。今はあくまでツールの一つとしてその有用性を捉えています。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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問題解決思考とRTOCS。ファクトをいかに集め、具体的かつ効果的な解決策に落とし込むか。そのための力が鍛えられた。

「問題解決思考」と大前学長が担当する科目で実施するオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time Online Case Study)」の2つです。

「問題解決思考」は、なんとなくもやもやと頭の中にあった思考方法のイメージを、システマティックに取り出して教えてもらったことが大変役立ちました。 どのようにして具体的かつ効果的な解決策に落とし込むか、より確実にできるようになったと思います。

一方の「RTOCS」は、毎週違う企業・人物・国家などの戦略を大前学長なりに読み解いてくださるのがとても斬新です。それが「答え」ではないものの、ファクト(事実)の集め方、ファクトを元にした戦略の立て方は今まで全く考えたこともなかったような思考方法も多く、今でも毎週講義動画を楽しみにしています。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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一流教授陣の講義を集中して受講でき、密度の濃い学びだった。

大前学長をはじめ、これだけの一流教授陣の講義を集中して受講できたのは、たぶん一生でもこの時期だけなのではないかと思います。それだけ密度の濃い学びでした。出張も多かったのですが、どこにいても同じ環境で講義を聞き、クラスの仲間たちとディスカッションをすることができるのが有難かったです。時にはAirCampus内にあるサロンでくだらない雑談に花を咲かせたのもいい思い出です。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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公・私・学をバランスさせることに比較的苦労はなかった方。

一人で住んでいて当時は残業もさほど多くなかったことから、他の皆さんに比べると公・私・学をバランスさせることに比較的苦労はなかった方だと思います。それでも出張者のアテンドが多い時期などはなかなか学びの時間が取れませんでした。しかし、いろんな部門の出張者と話すことで視野を広げる機会ととらえ、学んだことについて相手に議論をぶつけてみていました。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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時間と課題図書の確保に苦労。図書の確保についてはいろいろと工夫を。

時間の確保と課題図書の確保でしょうか。特に本は、課題図書の周辺も読んでみたいと思うものの、なかなか気軽に手に入れることができませんでした。緊急の時は日本のAmazonから輸入しましたが、税金と送料でかなり高額になるので、時間はかかりますが出張者にこっそり頼むこともしばしばありました。今は電子書籍も増えてきましたし、この問題はほぼ克服されていますね。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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対症療法的な問題解決ではなく、問題の本質を把握してから解決方法を考えるクセがついた。

対症療法的で短絡的な問題解決ではなく、本質にまで掘り下げて問題を把握してから可決方法を考えるクセがつきました。その際、ファクト(事実)と推論を分けること、徹底的にファクトに基づいて議論するクセがついたこともBBT大学院の成果の一つです。

ビジネスの仕組み、フレームワークが頭に入っていると、物事を多角的な視点で見ることができます。また、どんな部門の担当者と話をするときでも、相手を尊重しながら自分の考えを説明することができますので、特に調整局面では威力を発揮しています。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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共通言語を身につけること、様々な立場の人たちとのコミュニケーションが円滑に。

BBT大学院でビジネスのフレームワークと共通言語を身につけることで、自社他社問わずあらゆる立場の人ともスムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。相手が社長や会長でも同じですし、ビジネス界以外でも、自治体や国家、あるいは家族にも適用できる考え方が多いです。

その場その場で伝え方は変えないといけませんが、それも含めていろんな人とコミュニケーションすることが好きになりました。

今後の夢や目標をお聞かせください
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日本や自分の生まれ育った町を良くするために必要なことを実現したい。

BBT大学院での学びを今の会社に活かすことはもちろんですが、母国である日本という国や自分が生まれ育った町を良くするために必要なこと、私にできることを常に考えて実行していきたいです。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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自分を変えたい。変わりたい。そのように考えている方にはお勧めの大学院。

決して学費は安くないですし時間も取られます。今までみたいに友達や家族と遊べないことも多いでしょう。そんなに大変なのになぜ受講するかというと、一言でいえば自分を変えたいから。変わりたいから。少なくとも私はそうでした。

数年間集中して学べば確実に何かが変わります。一生付き合っていけるような新しい仲間もできるでしょう。

みなさんとアルムナイ(修了生の同窓会)でお会いできる日を楽しみにしています。

パーソナルデータ
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専攻/コース
経営管理専攻
性別
男性
文系/理系
理系
年代(入学当時)
30代
業種(入学当時)
食品・医療・化粧品
職種(入学当時)
研究・開発
学ぶ目的(入学当時)
体系的な経営スキル
都道府県
神奈川県
説明会参加
参加しなかった
入学年次
2007年 春期
役職(入学当時)
専門職
在学中の学習時間(1日あたり)
3時間
業務終了時間(入学当時)
18:00~19:00
仕事の忙しさ(入学当時)
比較的余裕がありました
卒業にかかった年数
3年
在学中・卒業後の変化
昇進した,年収が増えた
条件に似たロールモデル
高藤公尚
30代
北関東のスーパー最大手
業種
飲食・宿泊・卸・小売(商社含)
職種
営業・販売
自信がない自分を変えたかった
早川裕道
40代
大手事務用品メーカー
業種
製造業
職種
総務・人事・資材・購買
人生のターニングポイントで、会社経営を体系的に学びたかった。
入江隆生
30代
大手金融機関
業種
金融・証券・保険
職種
財務・経理
経営者に少しでも近づきたいという強い想いがあった。
山中俊之
40代
株式会社グローバルダイナミクス
業種
コンサル・会計・法律関連
職種
企画・調査・マーケティング
外務省から人事コンサルタントへ―。「ビジネス」をより深く学ぼうと考えた