現在、私は生命保険会社のシステム企画部で働いています。この会社に勤めて5年になります。変化を嫌う企業体質もあり、新しいことを望まない中で民間企業では当たり前のことを実践することも一苦労でした。そんな中で、日々創意工夫をはしているつもりでもなかなか改善が進まず、企業と自分が成長するためには、工夫だけではなく実践を学ぶ必要があると思っていました。
今のままでは、さらなる成長を果たせないと感じていました。当時、関連会社での勤務になり、人材育成、組織に関する課題等の解決に向けて手探りで遂行してました。当時の私は、会社の仕組みや収益構造、組織論などを全く理解してませんでした。今まで、システム開発に関する知識の習得に注力していたため、システムの知識だけで会社に貢献できるかを考えるようになりました。それがMBAを取得しようと思うきっかけでした。
当初、土日の通学で通えるMBA大学院も検討しましたが、毎週土日が通学で家族と過ごす日が少なくなることを考えると、どう考えても通いきれないという結論に至りました。
また、BBT大学院は、大前研一学長が直接指導をしていること、時間の拘束がなく通学も不要な仕組みであること、内容が学問的でなく実践的であること、教授陣が一応一流実務家であること。私が望んでいる事を満たしている大学院でした。
様々な観点から図った結果、BBT大学院に決めました。正直、入学時時は通信制大学院に不安はありましたが、授業を受けるとその内容はとても楽しいもので不安はほぼ消えました。
卒業研究が一番難しかったです。実際、卒業研究の単位取得で卒業が半年延びてます。
事業計画を選択しましたが、さすが、実際に起業している教授だけあり、ダメだしがかなりありました。(実際めげました)しかし、その中で、何が重要かを学びました。
卒業研究は1、2年で履修した個々の科目を合わせて作成するようなもので、過去の授業の視聴、ディスカッションを参考にして克服しました。サイバーディスカッションならではの克服方法と思います。
厳密にいうと科目ではないのですが、一番はやはり大前研一学長の「RTOCS」です。現在進行形で起きている様々な経営課題について学生同士でディスカッションし、最後は「自分が●●だったらどうするか?」という解を一人一人サイバースペースで発表するというものです。まさに学んだことをどう使うかとう実践的な講義になります。他の大学院に通っている知人に聞いたところ、こういった教育方法はMBAのカリキュラムにないとのことです。知識を得てもどこでどう使えばよいか?この術を習得しなければ、実践では役に立たないと感じるくらいに重要な科目でした。
ちなみに、卒業後もRTOCSの参加も可能です。卒業後も参加できるのもよいところと思います。
通勤、昼休みを利用し、講義を視聴することができるので、時間を最大限に有効活用することができました。帰宅後や早朝にサイバーディスカッションに参加しました。隙間時間を利用する工夫をしていたので、時間の使い方がうまくなったと思います。
帰宅後、30分~1時間かけてディスカッションに参加してました。RTOCSは毎週課題に対して結論を出すので、日々少しずつでも調べて考えをまとめることが必要でした。受講科目の課題が3個重なった時は、さすがに土曜日と日曜日を課題作成に注力しましたが、繁忙期以外は、帰宅後、或いは早朝に学び、土日の片方はプライベートと両立できました。
年間を通して考えると、何とか仕事、家庭、勉強をバランスさせることができたのですが、レポート提出や試験日が重なる時期がとてもきつかったです。私は2年で卒業すると決めていたので、試験が重なったときは、良い点数を取ることができない科目もありました。
問題解決力に関する講義は、日々の業務に直結していると思います。「要は何か」ということを常に意識するようになりました。大学院に在籍中からそのような意識を持つので、卒業を待たなくとも、業務改善、新たな企画の立案につながります。
BBT大学を卒業できたことが大きな自信につながりました。課題、ディスカッションを経て地道に確実に必須科目、選択科目を習得できました。入学前は大前学長が著者である「やりたいことは全部やれ」のように全部やりたいと思ってましたが、卒業後は、全部できるような気がしました。大前学長のようにオフロードバイクに乗るために今、バイクの普通免許も取得できました。
BBT大学院で培った知識や能力を活かして、今の会社でもっとディシジョンメイクに携わっていきたいと思っています。BBT大学院で学ぶことはどんな業種でも共通して使えるスキルやノウハウです。まずは今いる会社で自分がどこまでやれるかチャレンジし、成果を出せた段階で次のステージを模索したいと思っています。
私はBBT大学院での学びを通して、多くの物を得ることができました。実務に即した学びを得ることができる点、時間場所に制約されない点等、他の大学院以上のメリットが多くあります。何よりも大前研一学長からの講義を受けることができる点は他の大学院では得ることができない点だと思います。ただ、決して楽なものではありません。断固たる決意がある人はぜひチャレンジされてみてください。確実に人生はいい方向に向くと思います。興味のある方は、まず説明会などに参加されるのがいいと思います。東京周辺に在住されていない方は、オンライン説明会もあるので。志の高い仲間がもっと増えることを望んでいます。