20代は、営業(MR)として北海道地区を担当し、自社医薬品のプロモーション活動を実施。30代は、本社に異動し、営業企画やマーケティング業務を経験しました。また、2011-2013年の間、アメリカ支社(ニュージャージー州)にて、マーケティングも経験しています。
アメリカ支社での勤務を経験し、英語のよるコミュニケーション能力は格段に向上しましたが、様々な問題を解決する能力や、経験だけでなく理論に基づいた判断力が、アメリカの同僚と比べ劣っていると感じ、それらの能力を向上させるためにMBA取得を考えました。
BBT大学院に決めた最大の理由は、AirCampusを使用したオンライン学習環境です。アメリカ支社帰国後、管理職を任されていたため、仕事を継続しながら、MBA取得できる学校を探したところ、BBTに出会うことが出来ました。
1年次の必修科目である『アカウンティング』は、2年次に再履修を実施し、無事に修了すること出来ましたが、様々な財務指標を用いた分析は少々苦手でした。しかし、再履修時は、1年次の経験を踏まえ、AirCampusでの発言数を増やし、クラスメイトとの議論を通じ、分からない部分に対する理解を深め、克服致しました。
1年次通年科目である『問題発見思考』では、日常業務で発生する様々な問題を解決する手法を学習することが出来、とてもタメになりました。講義で学習した分析手法や、フレームワークは、とても実践的で、事象の本質的な問題解決をするためには、必須な知識だと思います。
各科目での講義を視聴した後、その内容に関する理解を深めるために、AirCampusでの議論を進めていきましたが、クラスメイトからの発言は、自分とは異なった視点を理解することが出来、有意義でした。オンラインであるため、質問に対しても、十分なエビデンスを調べてから、回答をすることができる点は、効果的な学習に繋がったと思います。
私の場合、仕事においても上司・部下に勉学を実施していることを共有していたため、レポートの締め切り間際に、有給休暇を申請をしても、快く対応をいただけました。また、家庭においては、週末に子供達と過ごす時間は限られていましたが、学びのスケジュールを早い段階から立案し、レポート提出間際に困らないように心がけました。
仕事、家庭、学びのバランスを取りつつ、必要とされる発言数を維持するために、相当の時間を要したことは、最も大変でした。しかし、積極的な発言を繰り返すに連れ、自分の理解も深まることを実感しました。業種の異なるクラスメイトからのコメントは、違った価値観を理解するためにも有意義でした。
日常業務において、様々な問題が発生しているが、その解決策を検討する際、可能な限りの事実情報を収集し、そのデータの意味するところを徹底的にチーム内で討議を実施し、本質的な問題を定義するようにしています。
大学院での2年間は、生涯学習を継続するために、どのような視点で情報を収集し、学習をしていけば良いかを理解することができました。特に、ライブでの学長の視点は、とても参考になり、日常業務において、社会の動静を理解することができているため、適切な判断をすることができるようになりました。
将来、グローバルな環境において、リーダーシップを発揮するための基礎的な知識を習得することができたので、さらに能力を伸ばすために、Leadership Action Programを受講することに致しました。真似事ではない、自分なりのリーダーシップを習得し、自分の判断軸を強めていきたいと考えています。
AirCampusでの議論は、発言を継続する努力は必要となりますが、失敗を恐れずに、自分の考えを述べ、質問を繰り返すことにより、大きな学びを得ることが可能となります。また、グループワーク等で一緒に苦楽を共にした仲間とは、将来にわたって情報交換をすることが可能になると思います。