入学から卒業までに転職を数回経験し、卒業と同時に現在のIT企業に転職しました。在学中は、飲料メーカー様への営業をメインとし、デザイン部、製作部との調整を行ないながら、新製品開発のプロジェクトリーダーとしても活動していました。現在は、今までの仕事での経験を活かしつつ、BBT大学院で培ってきた問題発見・問題解決能力等の知識を活かし、新たな職場で活躍していきたいと思っています。
営業職をメインとしていたため、製品をただ販売することに関して限界を感じ、新たな営業展開をできないか模索していたこと。また、営業展開をしていくに従って、部門を超えた担当者に製品を販売するにあたリ、色々な価値観の人たちとの交渉をしなくてはいけなくなっていったこと。また、自社内でも各部門間での多種多様な人達での調整に限界を感じ始めていたため、新たな知見が必要ではないかと思い始めたからです。
学術界ではなく、実践的な教育を受けられることが一番の魅力でした。通常の大学院であれば、学術的な側面が重要視されるかと思います。しかしながら、MBAという実際のビジネスに直結している学問であるため、現場に近い教授陣に直接教えを受けられることに魅力を感じました。また、他の学校と違い、入学される学生が多種多様であることに魅力を感じました。
AirCampusでの双方向の学びは大きいと思います。会計のスペシャリストであるTA(Teaching Assistant)の方はもとより、学生でも得意な方々が多くいて、お互いに学び合うことができました。また、声かけすることで実際に会うことができ、勉強会を開いて、お互いの学びを深めていくことができました。
一つの事象に対して、深く物事を考えることを学びました。学ぶ前では、表面上の事象だけで結論を出していたことがはっきりしました。そのため、とても自身を反省したことが思い出されます。学んだ後では、あらゆる方面から問題を見ていく癖ができ、また、説明や発表をする際でも論理立った説明を心がけるよになりました。そのため、他の人の発表の際でも、細かいことに気が向くようになり、一つの事象に対して、議論の際に質問をする機会が少なかったのですが、質問をする機会が増えていきました。
正直、ネット教育という点での不安は少なからずありました。しかしながら、AirCampusでの学習を通じて、同じ科目を習得した学友との繋がりは大きいものになっていきます。また、普段会えないという環境から、スクーリングや勉強会、親睦会など、直接会う機会があると、とても感慨深い仲間意識が生まれます。年代や仕事の繋がり等々、全く違う環境の人達と繋がることができ、卒業してからも同じ仲間としてお付き合いできることは、とても有難い教育の場を提供していただいたと感動しています。
通常の講義中でも時間がなく、全てを両立させることは難しいことだと思います。また、試験が重なると全てをパーフェクトに行うことは不可能かとも思います。そのような時は、無理せずに手を抜いて物事にあたることが重要だと考えています。授業が落ち着いた時にできなかったことの挽回を行うこともまた、重要です。また、周りの方々からの協力は欠かせない要素になってきます。あとは、通勤中や移動中に講義を聞いたりして、2つのことを一緒に行い、限られた時間の有効活用を行うことも重要かと思います。
AirCampusは学生同士の生活リズムや居住地域によって時差がある学びの場で、勉強している時間もバラバラであることは事実です。学生間で実際に会うことが少ないこともありますが、そのような中、講義の進み具合で、各自がバラバラな時間に意見を投稿してくるため、その調整について苦労したことを覚えています。
今までは、なかなか自ら率先して物事に当たることが不安で、躊躇していることが多かったのが実際でした。BBT大学院での学びを通じて、周りのことも考えていくことも重要ですが、率先して物事にあたることが苦にならなくなりました。自らが前面にたち、周りを巻き込んでいくことの大切さを改めて学ばせていただきました。
学業、仕事、プライベート等3本の柱を効率よく回していたかといえば、なかなかできていなかったことは本音であります。ただ、入学前の時間管理の仕方から、卒業した今の身としては、入学前にどれほど無駄な時間の使い方をしていたのか実感しました。在学中は、必死に講義に取り組んでいて、無我夢中でした。終わってみるとなんとかなっていて、自身の時間に対する考え方、取り組み方によって、いくらでも工夫の仕方はあるのではいかと、改めて発見させられました。
会社内外で関係する人に、BBT大学院での学びを広めていきたいと思います。それは、ビジネス上での学びも含まれるのですが、組織としてのプロジェクトを作り上げていくこと。価値観が違う人達とのコミュニケーションの取り方や企業倫理等。この2年間での学びはとても有意義で深いものでした。また、この2年間での学びをここで終わらせることなく、継続的な学びを行なっていきたいと思います。
よく話しに上がりますが、英語を中学、高校、大学等、通常の学校で学んでも英会話ができないのと同様に、ビジネスの知識を短期間で習得することも困難かと思います。巷に溢れるビジネス本や専門学校など、色々な学びの場はあるかと思いますが、そこでの学びが今後のビジネスでの生活で活かされるかは未知数です。BBT大学院では、今までのビジネス上での経験を0から見つめ直し、新たなビジネスの見方を考えるきっかけを作ってくれます。とても厳しい2年間ですが、その後にビジネスにおける考え方は一気に変わっていきます。在学中からも変化は現れてきます。費用や時間が多くかかりますが、その見返りは、2倍、3倍…になることは卒業生共通して言えることかと思います。