2012年に転職し、現在は自動車部品製造業の経理部で仕事をしています。次代のCFOを目指し、実務を通じて研鑽の毎日です。私の住まいは長野県の諏訪というところです。地の利と趣味を生かして、余暇には地元の山(八ヶ岳)を案内する山岳ガイドをしています。
入学当時は、サービス業でフランチャイズチェーンの加盟店を自営していました。経営についての知識を自学自習することに限界を感じていたのと、経営について体系的に学んで今後の仕事や人生に活かしたいという想いから、MBAを取得することを考えました。
私は地方在住なので、首都圏などへの通学は非常に困難でした。その点、オンラインで学べるBBT大学院だけが、当時の私にとってMBAを取得する唯一の手段だと思えました。また、講座内容もユニークで、学習意欲を持てそうだと感じました。
大前学長が担当する科目で行う「RTOCS(Real Time Online Case Study)」や、「問題解決思考」など、BBT大学院ではコアと言えるような科目が実は苦手でした。苦手を克服したというよりは、ともに学ぶ皆さんが非常に優秀で、最後尾あたりで何とか置いて行かれないように必死で着いて行ったら苦手科目もパスしていた、という感じです。でも、学びを通して得られた問題解決力は大きいですね。
斉藤顕一先生の「問題発見思考」です。授業や課題に取り組んでいると、知らないうちに問題の本質をつかむ力が身に付いている科目です。特に他者に対してアウトプットを求められるような場面で、以前の自分との違いを体感できると思います。「あれ?オレ賢うなったんちゃう?」という感じでした。
大前研一ライブの視聴や、RTOCSはもちろんですが、他の科目にも共通して、取り上げるネタが新しくてリアリティがあるということが言えると思います。それはBBT大学院の方針や充実した教授陣によるものでしょうが、そのおかげで意欲的に学習に取り組むことができました。
仕事を効率的にこなす良い習慣が身につきました。プライベートで、趣味や遊びに費やす時間が少なくなったのは確かです。手帳の毎日のスケジュール欄を2つに分けて、半分は仕事用、半分は大学院用のスケジュールを書き込んで時間の管理をしていました。
やはり学習時間の確保でしょうか。受講科目が多い時期はどうしても睡眠時間を削ることになったり、睡魔との闘いがありました。夜に仕事の疲れもあって眠ってしまった分、翌朝4時、5時に起きて受講や学習をすることもありました。
修了後に中小企業診断士(経営コンサルタントの国家資格)の資格取得にチャレンジし、昨年、無事試験に合格しました。試験に臨んでいる時や、試験合格後の実務補習(コンサルティングの実習)の時にも、BBT大学院のOBがよく言う「BBT効果」を実感しました。また、現在の仕事も比較的経営陣に近いところで、経営者の立場に立った思考が求められるところがあり、そこでも学んだことが活きています。
3つあります。1つ目は「考える力、知識、広い視野」が身についたこと。2つ目は、「諦めずに最後までやりぬく強い意志」が身についたこと。3つ目は、「他では得られない人脈」が得られたことです。学校でありながら、ビジネスマンとしての成長が得られるのはBBTならではだと思います。
仕事を通じて、地域に貢献できる人材になることが今後の夢であり目標でもあります。現在はその夢や目標を実現するための手段や自らの在り方について模索しているところです。もう1つ挙げると、現在の仕事を続けるにしろ、将来起業するにしろ、組織のトップに立ちたいと思います。
仕事と学びの両立は決して楽ではないけれど、確実に成長が実感できます。AirCampusによる学習は、私のような地方在住者や、海外在住の方にもお勧めです。これまでの人生で最も濃密で充実した2年間を過ごしてみませんか?