ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
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1788名修了
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育児休業をキャリア・ブレイクにしたくない!やりたいことを実現させる力を身につけ、企画に「Yes!」と言わせたい
堀有理
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社(PGF生命)
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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周囲のサポートに感謝しながら、社会人、妻、母として、今できることを一生懸命やっています

入社して15年ほどになりますが、これまで秘書、人事を経験し、現在はビジネスクオリティチームという部署のチームリーダーをしています。このチームは、会社の企業理念の浸透やダイバーシティ&インクルージョンの推進といった業務を担っていて、企業文化を構築し継承していくことをミッションとしています。価値観や考え方に訴えるものなので、結果が見えづらく進めていくのがとても難しいですが、周囲の理解と協力を得ながら取り組んでいます。社会貢献活動や社内イベントを企画するため、出張や懇親会も多く、とても忙しい日々を過ごしています。

一方、プライベートでは3人の男の子の母として、週に3日は定時で帰宅し家事と育児をしています。朝7:30には出社したり、在宅勤務をするなど働き方を工夫し、主人やベビーシッターさんのサポートを得ながらなんとか働いています。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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育児休業をキャリア・ブレイクにしたくない!自分の企画を経営陣に「Yes」と言わせたい!

第一子を妊娠した頃はまだスタッフ職でした。社内を見渡しても管理職の女性は独身の方ばかりで、子供を産んで育児休業を取得することがキャリア・ブレイクのように感じました。子供が生まれても、男性は休業しなくても済むのに、女性は物理的に休業を取得することになる。男女の能力に差がないのに、休業したことで昇格などが遅れるのではないかと、ネガティブな気持ちになりました。そこで、第一子、第二子の育児休業中に、社労士やキャリアカウンセラーの勉強をし資格を取りました。

そして、第三子を妊娠した頃、上司や役員に様々な企画を出すも採用してもらえないことが続きました。アイディアや着眼点はいいはずなのに、説得することができない自分にもどかしさを感じ、論理的思考やマーケティング・分析などを含め体系的に経営学を学び、自分のやりたいことを実現する力を身につけたいと思ったのが、MBAを目指そうと思ったきっかけです。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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オンラインですべて完結でき、MBAを取得できるのが魅力

すべてオンラインで学習できる、というシステムとMBAを取得できる点に魅力を感じて決めました。一番下の子が保育園に通うなど3人の子育てをしながらフルタイムで働いているため、物理的に通学はできません。時間に制約がある中でも、工夫して学習時間を確保できるという条件は、私にとって必須でした。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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数字に弱く、ファイナンス系の科目は本当に大変だった

『アカウンティング』と『コーポレート・ファイナンス』です。英文科出身で数字に弱くて苦労しました。わからない点はAir Campus上で質問し、テキストはすべて印刷し見返すとともに何度も授業を聞き直しました。実際、RTOCS(Real Time Online Case Study)で財務諸表などを確認する際は、仲間の視点がとても勉強になりました。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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「自分が経営者の立場になって考える」という癖は、今も続いている

RTOCSです。「自分が経営者の立場になって考える」という癖がついたと感じます。以前仕事で、上司から「2つ上の立場でモノを考えてみろ」、と言われた事がありましたが、ピンと来ていませんでした。自分が社長ならどうするか、という事をいろんな側面からトコトン考えてみるようになり、今のポジションでの業務にとても役立っています。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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仲間とのディスカッションは何にも代え難いものだった

バラエティに富んだ科目があり、授業映像や資料には、基礎的な内容も含めていただいているので、わかりやすかったです。

そしてとくに、Air Campusの仕組みは効果的だと思います。自分の隙間時間を活用し、一つのトピックスに対して好きな時に意見を発信することができますし、学生が持つそれぞれの専門性を活かし、それぞれの科目をリードするため、単なる評論にならないメリットがあるように思いました。そして、私は理解度に応じて発言するスレッドを選択していたため、苦手な科目でもマイペースに少しずつ学びを深めていけたと感じます。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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家族や周囲にサポートを求め、自分時間を作った

最初の半年間は、第三子の育児休業中だったため、昼夜を問わず子供を寝かしつけた後の隙間時間を見計らって、こまめに勉強する時間を確保するようにしていました。ただ、30分や1時間といったこま切れの時間だとじっくり考える事ができないので、週末どちらか1日は主人にお願いして、カフェでまとまった時間勉強させてもらうなど協力してもらいました。

一方で、仕事に復帰してからの方がやはり時間確保が大変で、夜中の授乳時間の3時ごろに起きてそのまま勉強するようにしていました。また、平日はファミリーサポート制度を利用し、週に2日は3時間ずつ自分の時間を作るようにし勉強の時間にあて、逆に週末は子供たちとの時間を確保していました。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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私の姿をみて、主人がより家事や育児に協力的になってくれた

やはり、仕事、家事、子育て、勉強のバランスをとることに苦労しました。男性と違って、女性に家事や育児の負担は多くかかりがちですし、仕事においてもチームリーダーという責任ある立場だったので、体力的にも精神的にもギリギリでした。

ただ、できることとできないことを見極め、できないことは素直に周囲にサポートをお願いしました。私が倒れたらすべてが回らなくなってしまう、では困るので優先順位づけをするようになりました。例えば子供のことを一番に優先する代わりに、私じゃなくてもできる役割の”部屋の掃除”は第三者にお願いするなど、自分にしかできないことに集中するようにしました。

結果として、子育ても仕事も学びにも真剣に取り組んでいる私の姿をみて、主人が育児、家事に協力的になってくれたと思います。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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自分の考えを整理して、自信を持って提案できるようになった

さまざまな知識を得た事で、自信を持って業務に取り組むことができています。以前は方法論を知らず、ただ闇雲に戦っていたように思います。今は、ベースを押さえたうえで戦術を変えるなど、引出が飛躍的に多くなったように感じています。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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たくさんの役割をこなす中で自信がつくと同時に、これまで以上にタイムマネジメントが上手に

何より自分に自信がつきました。MBAを取得できたことはもちろんですが、それ以上に、3年かけてこれだけのことをやりきった、という自信と、経営に関する基礎的知識をきちんと体系的に学んだという大きな自信です。そして、大学院の授業では、計画的に学んでいかないとあっという間に授業に遅れてしまうので、これまで以上にタイムマネジメントが上手になったと思います。

今後の夢や目標をお聞かせください
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「永遠に命があるがごとく夢を抱き、今日限りの命と思うがごとく生きる」

ジェームスディーンの遺したといわれる言葉です。
そんな格好よくはいかないですが、たくさんの夢を思い描いて、それを実現するために、自分に回ってきたことをその都度全力でやっていきたい、と思っています。

社会人としては、「社会にはこういうのが必要だったんだよね」、というものを提案していける存在になりたいですし、妻・母としては、自分も含めて家族がいつも笑顔でいられるような充実した日々を重ねていきたいと思っています。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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一歩踏み出せば、見える景色が変わるはず!

仕事をしていて、もどかしさを感じたり、悶々とすることってあると思います。そんな時は自分を成長させるサインなのかな、と思います。会社や上司は変えられない。であれば、自分が変わる方が簡単です。特に女性は二者択一を迫られがちですが、もっと欲張っていいと思います。世界は広く、市場は大きいですし、一歩踏み出せば見える景色は必ず変わると思います。私も、大学院に通う決断をしたあと、応援してくれる人達が増えました。新たにチャレンジする時には、必ずどこかに見てくれている人がいるんだと思います。

ぜひ、一歩を踏み出して、違う景色を見てみてください!

パーソナルデータ
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専攻/コース
経営管理専攻
性別
女性
文系/理系
文系
年代(入学当時)
30代
業種(入学当時)
金融・証券・保険
職種(入学当時)
総務・人事・資材・購買
学ぶ目的(入学当時)
体系的な経営スキル
都道府県
東京都
説明会参加
参加しなかった
入学年次
2012年 秋期
役職(入学当時)
管理職
在学中の学習時間(1日あたり)
4時間
業務終了時間(入学当時)
18:00~19:00
仕事の忙しさ(入学当時)
多忙でした
卒業にかかった年数
3年
在学中・卒業後の変化
昇進した,年収が増えた
条件に似たロールモデル
佐藤康夫
30代
中規模IT企業
業種
情報処理・SI・ソフトウェア
職種
情報処理・情報システム
独立をするために、不足している考える力を鍛えたかった。
内海智仁
30代
ヤマハ発動機㈱
業種
機械・重電
職種
技術・設計
リーマンショックを機に会社に寄りかかれない時代が到来したと感じた。
大羽俊介
30代
中規模広告代理店
業種
放送・広告・出版・マスコミ
職種
営業・販売
個人のビジネススキルを磨き、自らの人生を切り開く力を身につけたかった
竹内勇一郎
40代
中小家庭用品メーカー
業種
製造業
職種
営業・販売
きつくても成長したい。机上の学びを超えた、稼ぐ力をつけたかった