パフォーマンスディスプレイ広告分野のリーディングカンパニーであるCriteoに勤務。APACにあるスモールミッドサイズのパブリッシャー開拓チーム全体をマネジメントしています。現在は韓国チームの立ち上げを準備中です。鎌倉在住の2児の父。趣味はアウトドアアクティビティ全般ですが、特に料理が好きです。ダッチオーブン料理を特に得意としています。
前々職で元コンサルタントの同僚からクリティカルシンキングを学んだことで具体的にMBA取得を意識し始めました。40才という区切りの年を迎え(当時39歳)、やらないと一生後悔するだろうと思い、チャレンジを決意しました。
理由は3つです。二人目の子どもが生まれたばかりだったため、子育てへの参加は必須だったこと。また、どうしても英語環境で学びたかったため英語で授業を提供していること、年齢を考えた時に退職して学ぶという選択肢はなかったため、勤務しながら学べる仕組みを提供していることも必須の条件でした。これら3つを満たしているのがBBT大学院でした。
結果からみると、苦手な科目はなかったです。結果から見るとというのは、思いっきり勉強してみると事前に苦手だと思っていた科目もとても面白く、意外にも成績は良かったということです。 もし授業に取り組む前に苦手と思っていた科目ということで挙げるとしたら、「アカウンティング」や「統計解析」ですね。克服した意識はないですが、あるとすれば先入観を捨てて取り組むことだと思います。
「Negotiation」と「Presentation」です。どちらも日常業務でとても役立っています。どちらも感覚的にしか学んだことがなく、なぜそうすべきか?というところまで落とし込んで考えたことがなかったので、とても参考になりました。準備の仕方、構成の仕方を学ぶことができただけでなく、それを授業の中で実践を通してスキルとして身につけることができました。現在の職場環境において、NegotiationとPresentationは日常であり、この二つのスキルを身につけたことで評価も上がり、任される仕事もより大きなものになりました。
遠隔教育のデメリットはほとんど感じなかったです。むしろ遠隔教育だからこそ、リアルに会ってみたいという欲求が発生し、自然とオフラインでの会合につながっていきました。非常に濃いコミュニケーションで、それゆえ生徒間の切磋琢磨も激しかったです。講義に関しては2年次のグローバリゼーション専攻は特に良かったです。教授からのフィードバックが素早くかつ詳細で、非常に納得感がありました。
平日は全く家事を手伝うのは無理なので、土日のどちらかは必ず家族と過ごす日にしました。また、勉強しているときには勉強部屋に来ないように妻から子どもたちに指導してもらいました。 仕事は2年次に入ると同時に転職してしまい、本当に忙しくなりましたが、隙間時間をうまく使うことで勉強時間を捻出し学業に充てていました。自分は鎌倉に住んでいるので、本当に時間のないときは通勤時にグリーン車に乗って勉強時間にあてたこともありました。妻には必要経費として納得してもらっていました(笑)。
時間管理です。2年次のピーク時には5つか6つの科目が重なっており、本当に厳しい状態でした。読まなければいけない本も英語なのでどうしても時間がかかり、レポートを書くのにも時間がかかります。そのため、ランチ時間、通勤時間、睡眠時間を勉強に充ててなんとか乗り切りました。家族のサポートに加え、そこを乗り切れたのは同期のサポートがあったから。Facebookでレポート締め切りをアラート出し合ったり、励ましあったり。あいつには負けたくないとか、あいつがやってるんだったら俺もやらなきゃということで乗り切れた部分は大いにあると思います。
ひとつにはファクトに基づいて仕事を進められるようになったことです。これはメールの書き方から話し方、プレゼンテーションまで全てに影響を与えています。そして、それを前述のネゴシエーションやプレゼンテーションのスキルを使って外にコミュニケートできるようになりました。ただ、思えば最も大きいのは2年間を経て自信を得たことのように思います。不思議なもので、自信を得ると人は話し方や振る舞いに説得力が出、それが好循環を生みます。グローバリゼーション専攻での地獄のオーストラリア研修が非常に効いていると感じています。
前述の通り、自信を得ることができました。これが一番大きいです。それにより、人も結果もついてくるようになりました。また、ここで得た仲間の存在はかけがえのないもの。在学中も卒業後も業種を超えて互いにインスパイアし合い、新しい視点を互いに提供し合っています。
子どもにとっても結果的には良かったように思います。大人になっても勉強するものだということを感覚的にでも理解してくれたように感じています。自分が英語で講義を聞いている横で静かにお絵かきをしていたからか、今では英語にすごく興味が出、教室に通い始めました。
よりグローバルレベルでマネジメントを行うことです。日本人だということを何かができないことの言い訳にするのではなく、日本人でも世界を相手に対等以上に勝負できるのだということを自らの行動で示していきたいと考えています。一方で、起業もしていきたいですね。
ここまでお勧めしておいてなんですが、BBT大学院だけがMBAを取得できる大学院ではありません。ご自身が抱えている悩みや課題を考えたときに、そこにソリューションを与えられるのがBBT大学院であるのであれば、ぜひ入ってください。その場合、必ず満足できると思います。迷ったら、ぜひ困難な選択肢を選んでください。そっちの方が絶対楽しいですから。待ってます!