ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
掲載MBA ホルダー総数
343
2024年
10月時点
1788名修了
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将来どんなことが起きても対応できるように、自分自身で考え抜いて成果を出せる力を体系的に学びたかった
田島直貴
日鉄ステンレス株式会社(現 日本製鉄株式会社)
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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鉄鋼生産における設備投資の企画や実行を担当しています

大学院卒業後、鉄鋼メーカーに就職しました。入社から6年は棒や線形状ステンレスの生産工場の設備投資の実行を担当しました。30代前半には、ステンレス生産工場の設備投資企画や生産性改善などの業務を担当し、現在は、ステンレス薄板工場の設備投資の実行を担当しています。鉄鋼業は装置産業であり、生産設備の装備力が競争力に直結します。競争力の最前線で仕事をさせてもらえたと感じています。
プライベートでは音楽(オーケストラ)やアルペンスキーやトライアスロンといった趣味に取り組んでいます。いずれも本物を追求し、有識者や専門家の指導を受けたり、日々コツコツと努力をしてきました。仕事では一朝一夕で解決しない問題も多いですが、趣味を通して培った本物を追求する姿勢を活かし、設備装備力の強化による競争力向上に日夜取り組んでいます。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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勤務先の状況、自身の将来の不安に対して、自信を持って解決策を導けるようになりたかった

私が勤める企業は国内市場ではトップシェアを誇ります。しかし世界の市場での存在感は徐々に低下しています。国内でのシェアも海外の競合企業に浸食されている状況です。海外競合が超大規模な設備投資やM&Aで巨大化する中、私が定年の歳を迎えるまでに当社は存続できているのか考えるようになり、漠然とキャリアに不安を持つようになりました。たとえば転職したり起業したりして新たなキャリアを切り拓く選択肢もあるかと思いますが、幅広いビジネススキルや意思決定スキルに自信がないままそのような道を歩んだとしても、後ろめたさや後悔が付きまとってしまうのではないかとも感じていました。
知識は、書籍、ニュース、各種メディアなどを通じて独学することは出来ます。しかし、それらの知識を統合して結論と方向性を見出す実践的なトレーニングは独学では難しいと考え、そのトレーニングの場としてMBA取得を目指しました。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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特に大前学長の思考アプローチを学びたかった

20代前半の大学院生の頃、大前学長の著作である『「知の衰退」からいかに脱出するか?』という書籍をたまたま拝読し、自分の頭で考えるということの重要性を感じていました。その後も、雑誌などで大前学長のコラムを拝読したりBBTの他の講座を受講したりしていました。このような出来事を経て「MBAの取得を目指すならばBBT大学院の門を叩く」と考えたことは自然な流れだったと思います。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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技術畑の私にとってマーケティング概論は学び甲斐がありました

BBTに入学するまでのキャリアを通して、わたしは典型的な「技術バカ」だったと思います。どういうことかと言うと、技術の優位性や製品の性能、私の業務に近いところで言うと生産設備の能力やスペック、それらが高ければ高いほど良いし、それらの高さは企業の競争力に直結すると考えていました。一理ある面もありますが、企業の成長や競争力の向上の為にはそれらだけでは不足しており、なにより顧客の理解や支持、顧客への貢献が不可欠だという意識がありませんでした。マーケティングとは、顧客のニーズを掴み、どのような顧客母集団に対してどのようなアプローチをしていくのかを考える学問領域であり、思考方法の体系です。それまでの自分の思考プロセスには無かった新しい思考法に最初は戸惑いましたが、RTOCSや他科目での学びを通して顧客視点を意識するようになり、徐々に自分の意識と思考法を変えていくことができました。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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大前学長の戦略系科目と問題解決の実践により考える力を鍛えられた

BBT大学院の大きな特徴と言えばRTOCS(Real Time Online Case Study)です。これは、履修期間中は毎週実施されるものであり、実在する企業の戦略立案をトップの立場から考えるといった内容です。取り組み始めた最初のころは、思い浮かんだ自分のアイデアを補強する為だけの情報収集を行っていましたが、講義で学習した問題解決のアプローチを自分なりに実践していくことで、本質的な問題発見からその解決策までを論理だてて考えることが出来るようになっていきました。言い換えれば、全社変革を企図するトップマネジメントの思考法を身につけることが出来ました。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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実践に繋げ成果を上げていくことを重視した教育プログラム

先生方の多くが実務家ということがBBTの特徴として挙げられます。そのため講義では単に理論や教科書の解説に留まらず多くのビジネス事例を紹介いただけるため、解像度高くかつリアリティをもって理解することができます。また、クラスのディスカッションのテーマにおいても、現実に起こっていることや過去に起こった事象を取り扱うことが多いです。一つのテーマやトピックに対して複数人で多面的に議論するため、批判的思考力を養うことにもつながっていきます。この素養はもちろん現実のビジネスシーンでも大きな強みになっています。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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静かな時間を確保し、隙間時間をフル活用していました

入学直後に長男が生まれました。入学当初は平日の深夜を学習時間に充てていましたが、日中の疲れもあり学習は捗らなかったです。物音がするため子供の睡眠にも良くないと思い、平日の生活リズムを早朝型に切り替えることにしました。静かな時間で学習することが私には合っていましたね。また、自宅での隙間時間には家事を行い、通勤時間や昼休みは学習に充てるなどして、どんな小さな時間も無駄にしないように意識していました。それでも休日も学習時間を確保する必要があり、家族の時間を以前と比べて確保することは難しかったです。このような状況を理解し、学習を継続することを受け入れてくれた妻には感謝しかありません。BBT大学院で培ったことを家族にも還元していきたいと思います。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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何でも完璧には出来ない。自分の納得がいく水準をどこに置くか?

BBT大学院を2年で修了することを目標としていたため、常に複数科目(3~4科目)を同時並行で受講していました。いずれの科目もしっかりと学びたい、完璧を目指したい、と決意してしましたが、いざ始まると毎週やってくる講義視聴や学長科目の課題に追われ、100%の理解度やコミットをもって進めることはやはり難しい… と思うようになりました。学習時間を増やそうと無理をした時期もありましたが、長続きしませんでした。自分の中でどこまでを「納得いく水準」に置くかといった線引きが悩ましかったですね。このような観点で苦戦する科目は多かったのですが、現実のビジネスでも全てを完璧にこなすことはできません。働きながらのMBA取得は、線引きを意識しバランスや優先順位をとるトレーニングの場でもあったのだと振り返っています。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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本質的な問題と解決策における意見が言えるようになった

普段仕事をしていると、多かれ少なかれ問題は発生します。BBT大学院入学前まではそれらの問題に対して、ただ単に愚痴や不平不満を述べていただけだったと思います。しかしBBT大学院で問題発見や問題解決に対する体系的なアプローチを学べたお陰で、同様の事象を目の前にしても常に本質を押さえた再現性ある思考が出来るようになりました。また「自分ならどうするか?」という意見を論理だてて述べられるようになったり、自分の権限を用いて実際に取り組みを行えるようになったりしました。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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本気のディスカッションが楽しくなった

BBT大学院では積極的なディスカッションにより集合知をより高めていくことが推奨されています。一人だけの意見や考えでは独善的になったりアイデアが発展しなかったりするものですが、多様なバックグラウンドを持つクラスメイトとのディスカッションであれば、新たな視点を生み出したり組み合わせたりすることが可能になります。まさに建設的な議論はイノベーションのきっかけなのです。このような体験を在学中に重ねることによって、ディスカッションを通じて互いに前進していくことは言語を扱う人類にとって普遍的な営みではないかとさえ考えるようになりました。それからというもの愚痴や不平不満だけを述べるような集まりには気乗りしなくなり、前向きかつ真剣なディスカッションを行える場の方が圧倒的に楽しいと思うようになりました。

今後の夢や目標をお聞かせください
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ビジネスパーソンとしてのキャリアアップに留まらず、人生全ての充実を目指したい

もともとは自分のビジネスキャリアの行き詰まりを恐れて、それを打開するためにBBT大学院の門を叩きました。しかしBBT大学院で学ぶことを通して、ビジネスという領域に留まらず、多様な生き方、グローバルな広い視野、そして多岐にわたる知識に触れることが出来ました。今後は自分と家族と、そしてその周囲の人々の人生の豊かさを最大化するために、BBTで学んだことを活かしていきたいと思います。社会貢献活動にも参加していきたいです。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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BBT大学院で経験することの全てが糧となる

BBTへの入学に迷っていたら、まずは説明会に参加することをおススメしたいです。それでも迷いがあるようであれば、もう思い切って出願してしまうことが良いと思います。BBT大学院のMBAプログラムは非常にタフで大変です。また仕事や家庭がある中で一歩ずつ学びを進めていくためには、自己変革が求められると思います。その自己変革への挑戦の結果がどのような形になったとしても(たとえ途中で退学することを選んだとしても)、真正面から自分と向き合ったのであれば必ず自身の人生の糧になると確信しています。
私自身、BBT大学院を修了した今現在も科目履修生として学びを継続しています。新たな仲間と一緒に学べることを楽しみにしています。

パーソナルデータ
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専攻/コース
経営管理コース
性別
男性
文系/理系
理系
年代(入学当時)
30代
業種(入学当時)
素材・エネルギー
職種(入学当時)
生産・製造
学ぶ目的(入学当時)
大前研一の問題解決能力
都道府県
山口県
説明会参加
参加した
入学年次
2022年 秋期
役職(入学当時)
管理職
在学中の学習時間(1日あたり)
4時間以上
業務終了時間(入学当時)
18:00~19:00
仕事の忙しさ(入学当時)
比較的余裕がありました
卒業にかかった年数
2年
在学中・卒業後の変化
変化なし
条件に似たロールモデル
奥村洋介
30代
地域本社の企業
業種
運輸・旅行
職種
財務・経理
赤字の会社に出向。どうすれば企業を成長させられるか?その解がほしかった。
阿式英輔
40代
個人事業主(ITコンサルタント)
業種
情報処理・SI・ソフトウェア
職種
営業・販売
以前から興味関心のあった『経営学』を本気で学んでみたかった
柴田祐一郎
20代
大塚化学株式会社
業種
食品・医療・化粧品
職種
営業・販売
学ぶ過程とクラスメイトが財産となり、劣等生でも成長を実感できる
市村健太
20代
内資系製薬会社
業種
製造業
職種
営業・販売
自分自身、何も成長をしていないことを痛感。実践できる力をつけたかった