学生時代に起業し、それなりに事業を成功させました。新卒採用での就職活動を行い、NTTドコモに入社。東海支社でネットワーク系業務、災害対策業務を経験したのち、本社にてdポイント事業の立ち上げを経験しました。現在はdポイント事業で取得した、さまざまなデータを活用して、新しいビジネスを創出することに従事しています。
過去、現在、未来を考えて、大きく3つの理由がありました。
①将来を考え、ビジネスの世界で生きていくための共通言語を習得した方がいいと思ったこと
②学生時代に起業した際、ビジネスマンと対等に会話することができず、資金調達に苦労したこと
③頭が良く、理路整然と「できない理由」を説明すことが得意な人たちと、真正面からぶつかること
この3つを達成するための手段としてMBA取得が最適だと考え、取得を決意しました。
場所と時間に制約がないことを優先で考えていました。
①転勤や異動が多い会社のため、特定の場所に数年通い続けられる保証がないこと
②通勤時間や空き時間などの隙間時間を有効活用したいと思ったこと
上記の2つを同時に達成できる選択肢は多くなく、その中で最も実業に役立つ可能性があると思ったBBT大学院に決めました。
『イノベーション』の科目が苦手でした。自分はイノベーティブな考えを得意とするタイプだと思っていたのですが、成功事例を基に、どのような発想法で成功したか、成功要因を考え深堀りすること、そしてそこから独自のアイデアを発案するという訓練は正直難しかったです。発想法がしっくりこなくて、悩んで負のスパイラルにはまってしまうこともありましたが、なんとか乗り切りました。
その会社の社長になって、自分ならどうするか…毎週限られた時間の中で自分の結論を出すという訓練はとても意味があったと思います。
・現状把握をする方法の習得
・現状を踏まえて、どこが最も本質的な問題なのかを考えること
・問題を課題に変換して、有効な解決方法を考えること
・限られた時間の中で、限られた情報の中で、自分はこうするという意思表明をすること
このような練習はRTOCS(Real Time Online Case Study)を知るまで、実施したことがなかったのでとてもタメになりました。
BBT大学院の良いところは、
①時間と場所の制約が少なく、自由に学ぶことができる。
②AirSearchで常に最新の情報を取得することができる
③最新の経済状況を取り上げ、問題解決の方法を自分で考えること
悪い面も捉えようによってはあると思います。ほかのMBAを受けたことがないので比較はできないですが、私はBBTで学んでよかったと感じます。
受講するにあたり、まずは「何をやらないか」を決めました。全部をうまくできるほど自分が器用ではないと思っていたので、優先順位を考えた結果、プライベートを捨てました。独身の一人暮らしでしたので、難しくはなかったです。当時は仕事がとても忙しい時期で、大体終電orタクシーという時期でしたので、仕事を最優先として、休日と空き時間を学びに使いました。ですので、バランスをとったというより、私の場合は取捨選択をしました。
講義映像をダウンロードして受講しても視聴認証ができない事態になったことには苦労しました。都心の通勤電車は通信環境が必ずしもよいとは言えないため、ストリーミングでの視聴がうまくいかないときもあり、通勤時間を有効に活用できなかったことには苦労しました。
「〇〇部長が言ったから」とか「社長がこう言っている」といった発言に、単純に従うことはなくなりました。〇〇部長はなぜそう言っているのか?何を目的にしているのか?ということをまずは考え、疑問や意見を自然と言えるようになりました。
以前は物事を考えるときは、何が一番効率的かということを主に考えていましたが、今持っている情報が何か、本質的な意味は何かを論理的に解釈し、最後にどの選択が一番自分らしいかを考えて判断をする余裕が生まれました。
世の中にはまだまだ不便なこと、便利だけど誰かが損をすることで成り立っていることが多く存在すると思います。そんな世の中のしくみを変えて、世の中にあってよかったと思われるサービスを創りたいと思っています。不意に誰かが「あのサービスって本当にいいよね!」と自分が作ったサービスの事を話している会話を耳にすることが私の夢です。
私は入学した方がいいと思います!なんてことは言えません。自分の中にある問題が、BBT大学院で解決できると思ったら入学すればいいと思いますし、ちょっと違うと思えばやめればいいと思います。BBT大学院は自分の中の問題を解決したり、叶えたい未来を手にするための手段だと思います。それを活用するかしないか、チャレンジするかどうかは自分で決めてください。