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仕事を楽しく実りのあるものにし発展させていくために、学問ではなく実践に役立つ知力が欲しかった。
黒江三栄子
JDS ARTWORKS
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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ベトナムとの国際文化交流事業で多くの失敗が。そこから、文化多様性に対応できるリーダーシップ力や経営者としてのスキルを学びたいと思っていた。

現在、私は芸術教育・国際文化交流関連事業に携わり、ダンスと塾を一体化したスクールの経営を行ってます。大学卒後の就職先は国家公務員、その後、情熱を持って進んだのが舞踊芸術の道です。

公務員を辞め、ニューヨークへダンス留学、帰国後ダンサーとして活動、1982年に、その頃ではめずらしいダンスの有限会社を設立、30年が立ちました。起業当時の経営は、何の苦労も無く上昇気流に乗りバブル期を経験、情熱と若さのみでも十分やって行けました。

しかし、2000年には、会社としての成長期が終わり、経営の悪化を目の当たりにしました。大資本を投じた競合他社との戦い、目まぐるしく変化するITの導入に疲労困憊する中、ベトナムとの国際文化交流事業で、グローバルコミュニケーション能力の不足から多くの失敗がありました。これがきっかけで、文化多様性に対応できるリーダーシップ力や、現代の経営者としてのスキルを学びたく思っていました。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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仕事を楽しく実りあるものにするために、実践に役立つ知力が欲しかった。

大学は法学部法律学科卒、しかし、選んだ道は芸術でした。MBA取得というとギャップを感じられるかもしれません。が、芸術も構想力・想像力がなくては成り立ちません。分析力、論理性も必要です。ですから、まったく繋がりのないものではないのです。

私がMBAを取得しようとしたきっかけは、経営学を学ぶこともさながら、自己鍛錬のためです。より価値ある生き方を学びたかったからです。淡々と自分の現状への不平不満を訴え、暇さえあれば、飲み会で鬱憤を晴らすのでは、何の問題解決にもならないと思いました。「自分の価値は何か?他の人と違うところは何か?」「他を抜きん出るには、何が必要か?」などと考えました。学問を研究するということより、実践に役立つ知力が欲しかったのです。

仕事を楽しく実りのあるものにし、いかに発展させていくか?それには、自分の知力を高めることが必要なのではないかと思いました。これが、MBAを取得しようと思ったきっかけです。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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卒業生が国際的なビジネスの現場で活躍しているという結果が最後の一押しに。

母校の修士課程入学、FtoFのビジネススクールや遠隔MBAコースなど何校か候補にありました。しかし、仕事柄、どう考えても2年間は通い切れないのではないかという不安や、ネットでの孤独な勉強では長続きせず、中途挫折になるのではないかという恐れがありました。年齢も50歳を超えていますし、会社にとっても自分が学校に通うとなると、管理が甘くなり、かえってマイナスになるという意見がありました。

そんな時、BBT大学院の存在を知りました。①大前研一学長の直接指導、②双方向のネット学習(エアーキャンバス)、③ “実践”を重んじている教授陣たちに魅力を感じました。説明会で、まったく畑違いの、私の質疑応答にも丁寧に対応して下さり、年齢・性別・ダンスという「職種」にも尊重をいただけたことに安心感を得ました。なにより、卒業生が、国際的なビジネスの現場で活躍している結果を知り、これが入学の一押しになりました。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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理工系科目に苦労。授業映像を何度も繰り返し見、学生・TA・教授からアドバイスをもらうことで克服。

「組織と経営」、「組織行動論」、「ビジネスエシックス」など文系的な学科は比較的得意としましたが、「ITと経営」、「統計分析」など理工系科目の基礎がなく、苦労しました。自分の弱点を認識し、授業映像を何度も繰り返して見ました。サイバーデイスカッションで、ITや工学関係のクラスメイトが、私の投稿に対して下さった助言が励みになりました。疑問や質問を投げかけると、教授やTA(Teaching Assistant)からも即アドバイス返信が来て、不得意科目も単位を落とすことなく克服できました。

グローバリゼーション専攻でしたので、2年次は全科目英語での授業でしたが、やはり、クラスメイト間の英語でのサイバーデイスカッションが支えでした。講義映像のスピードが変えられるので、最初は低速視聴、次第に標準速度へと、英語での講義に慣れていきました。卒業時には、英語を自然に受け入れ、確実に英語で物事を考える習慣がついていました。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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RTOCS、The Globalization of a Corporationなど、あらゆる分野に応用できる力が身についた。

実践力が身につき、あらゆる仕事の分野に応用できる力がついた授業を挙げます。まず、大前研一学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケースメソッドである「RTOCS(Real Time Online Case Study)」です。1週間を有効に使い、学長から毎週投げかけられる「お題」に自分の考えをぶつけます。毎週異なる内容で、自分の知識にはない事も情報として調べなくてはなりません。

結論を立証するFACTを打ち立てる中、説得力ある結論を導き出す「考える力」がつきました。学長の「自分が~だったらどうするか?」という擬似的投げかけは学習意欲をそそりました。

二年次では、「The Globalization of a Corporation」です。さらには、英語でF to Fロールプレイを行う「Global Leadership and Communication Role Plays」です。これらは、国境を越えたビジネスの実践に直結しており、英語力も度胸も向上しました。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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まさに実践志向の教育。

FACTベースで結論を打ち出さないと、相手を説得できません。教授やTAからことごとくNGが出されます。答えは千差万別です。ビジネスの現場でも、同じで、自分の構想を実現するには、まずそのビジネスにかかわる人々が納得し、自分のプランを受け入れてくれることだと思います。

ですから、BBT大学院の教育はまさに実践志向なのです。そしてその実力を身につける最高の学びの場です。AirCampusは、最初は何がなんだかわからなかった私も使用している内にWEB利用の双方向の授業の面白さを感じ始めました。時間を有効に活用する隙間学習の実現でした。大学院を持ち歩いている感覚は、「困った時のBBT、いつどこでもBBT」といったように、安心感が私を支えてくれました。

システムエラーや操作で分からないことは事務局も親切に対応してくださったので、信頼をもって授業に望めました。幅拾い年齢、職種に対応できる理想の教育だと思います。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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すべての両立に四苦八苦。夫や職員の理解と支えがあってからこそ。

正直、すべての両立には四苦八苦しました。勉強時間は一日7時間以上という感じでした。勉強70%、仕事25%、家族5%といった具合です。最初呆れていた、夫も2年目の卒業時期の追い込みの時は応援してくれるようになりました。結婚後、こんなに一生懸命になっている私を見たのは初めてだったようです。答案の投稿締め切り日は、カップラーメンでもOKでした。仕事場は、いままで私が仕切っていた業務を若手職員が担当してくれました。このため、2年間で、若手の成長が見られました。仕事場でも、追い込みの時は、わき目もくれず、PCに向かっておりましたので、その姿はかなり、周りに驚きを与えました。そんな姿に惹かれたのか、仕事の仲間も家族も卒業式には一緒に涙を流して拍手してくれました。今でも応援してくれた皆に感謝しています。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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学費の工面と英語力の向上。この厳しさが、今のわたしの原動力になっている。

わたしは、自社営業ですので、会社がお金を負担してくれる大企業の方々と異なり、すべて自費での勉強でした。2年で卒業すること、かつ英語力TOEIC 800のスコアーを目標にしました。生命保険を解約して学費にしました。まさに命がけですが、価値ある学びでした。TOEICスコアーUPには苦労しました。高校時代に取得したきりの英検2級のレベルからの挑戦でした。BBT大学院でのIPテストのほか、公式テストも受験しながら、英語漬けの日々でしたが、おかげさまでぎりぎりでも目標点に到達できました。

そして、なによりも連続して試験の最終投稿はキツカッタです。専門の舞踊は2年間おあずけ、ストレスでなんと15キロ体重が増えました。今は以前の体重にもどりました。振り返ってみると、あの厳しさが、今のわたしの原動力となっており、必死に頑張っていた自分が非常に懐かしく思えます。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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悪化していた決算を黒字修正することに成功。また、BBT大学院卒業後にベトナム拠点を作った。

経営力に関しては、急激ではありませんが、悪化していた決算が黒字に転換修正できました。おそらく、いままでまったく見ようとしなかった問題点が、人事、企画、マーケティング各方面で浮き彫りにされ、そのひとつひとつから本質的な問題に迫り、根本的なマイナス要因を除去し、問題を解決しはじめたことが経営状況を改善したのだと思います。

問題解決力を身につけることで、事業発展を妨げている本当の原因は何か?何がいけないのかを見抜き、ではどうすれば良いのかということを分析する力が確実につきました。そして、経営の形態を今までと違った形にすることで、会社に関わるすべての人々が、生き生きと経営努力をしています。

英語によるビジネスコミュニケーション能力の向上のお陰で、卒業後ベトナムに拠点を作りました。積極的に海外ビジネスに取り組む気持ちを固めました。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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自分に自信がついた。そして、仕事の枠もどんどん広がっていった。

BBT大学院に入学しなければ、大前研一学長はじめ国内外の一流の教授陣と対等にディスカッションすることはなかったはずです。また、BBT大学院卒業の先輩方々の能力の高さ、各界での活躍は私の誇りです。これらの事実が、私に「自信」をもたらしました。

「ダンススクールを主宰する踊りの先生」という立場でしかなかった私が、MBAを取得し、名実ともに「経営のプロ」という立場を得ました。このことから、ダンスのみならず、仕事の枠もどんどん広がり、いまでは、大使館、市長室、各行政機関、大手企業へも堂々とボーダレスに進み入り、自分の考える構想をアピールしています。以前のように仕事が来るまで待つ、棚ぼた的取り組みではなく、「やりたいことをやる!」ための努力が当たり前になりました。そしてなにより、朝学習の習慣から、早起きになり、早朝から仕事に取り組む健全な姿勢ができました。

今後の夢や目標をお聞かせください
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「自社の強み=ダンス芸術交流」を切り札にベトナムと日本のパイプを引くこと。

中小企業であっても、世界に貢献できる会社、Hidden Championを目指すことがこれからの自分のやるべき事と思っています。利益はその先についてくることも学びの中で把握しました。BBT大学院で学んだビジネスエシックスやコンプライアンスを厳守する姿勢で、「舞踊芸術教育、国際交流、人材育成」をメインジョブとして自社のビジネスを充実させていこうと思います。

他社との提携やアウトソーシング、ITの導入、固定経費を節減、働く者のモチベーションUPなど経営のノウハウもBBT大学院から沢山学びました。この学びをいかに自分の未来の設計図に生かしていくかが大切だと思っています。

近々の目標は、「自社の強み=ダンス芸術交流」を切り札にベトナムと日本のパイプを引くことです。自分がどこまでできるか?まずはチャレンジの精神をもって成果を出したく思います。夢を夢で終わらせることなく、必ず実現に向けがんばります。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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BBT大学院の教育の厳しさが、自分を鍛え直してくれる。

持ち歩けるBBT大学院のAirCampusは、いつでもどこでも確実に「知」のサポートをしてくれます。ただ、MBA取得は思っているより、決して楽なものではありません。名ばかりのMBAとは違います。本当に第一線の実践に役立つ名実ともなったMBAだからです。BBT大学院の教育の厳しさがあなたを鍛え直してくれるでしょう。

取得後、自分の人生を右肩あがりに持ち上げ突き進む大きな力になります。いかなる障壁も乗り越えて行こうというチャレンジ精神が沸いてきます。仕事でのスランプ、能力不足によるトラブル、経営の行き詰まりを感じている方ならかなりの成果が期待できます。何故なら、その悪化した現状に気がついていない方もいるからです。「ゆで蛙」状態になる前に学んでください。そして、職場でも、社会でも、家庭でも活かすことができる問題解決能力を身につけ、リーダーシップをとれる自分に変身し夢を実現しましょう。是非、説明会にご参加ください。

パーソナルデータ
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性別
女性
文系/理系
文系
年代(入学当時)
50代
業種(入学当時)
教育・人材サービス
職種(入学当時)
専門職(教育関連)
学ぶ目的(入学当時)
体系的な経営スキル
都道府県
神奈川県
説明会参加
参加した
入学年次
2010年 春期
役職(入学当時)
経営陣
在学中の学習時間(1日あたり)
4時間以上
業務終了時間(入学当時)
21:00~22:00
仕事の忙しさ(入学当時)
多忙でした
卒業にかかった年数
2年
在学中・卒業後の変化
起業した,年収が増えた
条件に似たロールモデル
岩本進也
30代
大手通信会社
業種
通信サービス
職種
技術・設計
大前学長の価値観を直接学び、身に付けたいと思い入学を決心
小原正達
50代
大手金融機関
業種
金融・証券・保険
職種
経営
学びを始めてすぐに、前とは違う自分を実感した
井戸根裕之
40代
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
業種
食品・医療・化粧品
職種
企画・調査・マーケティング
生涯学習を継続し、真のグローバルリーダーになる
太田雄介
30代
ベイカレント・コンサルティング
業種
通信サービス
職種
情報処理・情報システム
ITのコンサルタントから、経営も含めたコンサルタントへ