端的にはキャリアアップの為です。最も医療者に近い立場で、自社の製品を通じて患者さんのお役に立てたという、現場の事例を共有頂ける。このようなやりがいを感じながら仕事をしています。一方、私はさらに業界の中で貢献したいと考えるようになりました。そこで、最も目指したい姿を経営者と置きました。経営者となるには当然経営の知識が必要で、学生の頃から知っていたMBAがピンときました。
転職を決意して、会社に辞表を提出した時、今までの自分のままでは何も変わらない、何か違ったことを行って変わりたいと考えていました。今までと同じことをしていたら、転職した意味がないと思ったからです。そう考えている時に、知人に転職するのであれば、勉強をしたらいいのではと言われました。そのあと押しもあり、MBA取得を考えました。
前職の昇級・昇格試験の場で自社の成長戦略を提案したのですが、結果は散々で、なんと経営陣から「期待していたのに失望した」とまで言われてしまいました。そのときに、実力をつけたいと思ったことがきっかけです。「俺は間違っていないぞ」ということを証明したかった気持ちもありました(笑)。
その時の課題は「100年後を見据えた成長戦略の提案」でした。BBT大学院で学んだ今、当時の内容を振り返ってみると方向性としては間違ってはいなかったと思います。自信をもって提案できなかったことが一番良くなかったのだと思います。経営陣からしたら、言い出しっぺのくせに任せられるような気合が感じられなかったのでしょう(笑)
今なら、PEST、5F、STP、4Pなどのフレームワークでファクトを整理し、自信をもって提案できるように考え尽くすと思います。
抜け漏れが無いように考え尽くす訓練はBBT大学院で存分に積めました。
編集や広告営業などを経験した後に、営業・マーケティング部門へ異動となった。体力には自信があったため、配属当初は営業に没頭した。自身だけの営業成績では前年比120%程度の実績を上げることができたものの、単に労働時間を増やして営業成績を上げたに過ぎなかった。ちょうどこの時期から、自社で長時間労働の抜本的な見直しが図られたため営業の他メンバーに長時間労働を強いることはできないし、組織間の壁も感じられた組織としてのマーケティング力にも課題があると感じていた。しかしこれからの問題点に対する解決策の検討もつかなかったため、この課題解決のビジョンを得るためBBTへの入学を決めた。
人生100年時代となり、ビジネスマンとして生涯働くことの基礎スキルとして、経営全般に対する知識の習得が必要不可欠と感じていたため、MBA取得を志しました。また、大前学長からの直接の学びを通じてコンサルタントスキルを体得したいという思いを以前から持っており、勤務先の支援をきっかけに思いきって決断したことがきっかけです。
今後のキャリアを考えた際に自己流でのやり方に限界を感じ始めていたことがきっかけでした。
もっとビジネスの原理原則を体系的に学び判断の軸をつけたいと悩んでいた中、その手段としてMBA取得が候補に挙がりました。
本格的にグローバルビジネスに挑戦するためのスキルセットとマインドセットを身に付けるためには一定期間の徹底的に負荷をかけて学ぶことが必要だと感じていたのですが、その環境に身を置くためには、MBAで原理原則を体系的に学ぶことが最適な選択だという結論に至りました。
また現職ではとても働きやすい環境が提供されており、そのおかげで自分のキャリアを中長期的な視点で考えられるようになったこともMBA取得を考え始めたきっかけの1つでした。いろいろと想い悩んだ末に「肉体的にも精神的にもまだ無理ができるこの年代で負荷を掛けておかなければ!」と思うようになりMBA挑戦を決意しました。
当社は新薬開発型の製薬メーカーであり、昨今急伸しているジェネリック医薬品は扱っていません。しかし、ジェネリック医薬品の浸透は我々の取り扱う新薬の医薬品のシェアに対して明らかに影響が出てきており、さらに特許が切れたらすぐにジェネリック品に切り替わり、売上が激減してしまうの状況です。さらに、医薬品プロモーションガイドラインの厳格化など、これまでの経験則の営業モデルでは到底生き残る事は出来ず、多くの社員が会社を去っていくような状況となっています。しかし、このような環境下で自分はどのように行動するのが正しいのか、全く答えがありません。私にとってMBA取得の決意を固めた理由は、そのような環境下でも生き残っていけるスキルを身に着けたいと考えたからです。
MBAを目指したきっかけは2つです。当時従事していた業務のマネジメントスタッフとして、OJTだけでは成長の限界を感じており、ゼネラルな視座を高めるためでした。自社における課題意識を持ちつつも適切な提案力を培うには、全体を観る視点(BBTでは構想力)が不可欠だと感じたからです。そして自社の人材戦略と社内PJを渡り歩く自身のキャリアパスに漠然とした危機感もありました。一度立ち止まって外の世界を知り学び直すことで、将来のありたい姿と現状のギャップを埋めて今後の目標を再設定したいと思い、MBAという学びの場を選びました。
上海への海外赴任で、国籍問わず自分よりも多くの優秀な人に出会いました。こうした人と仕事をすることで、何か自分なりの強みを身につけねばという危機感と向上心の両方を持ち、MBA取得を決意しました。
個人事業主の経験はありましたが、私には正社員経験がありません。そのこと自体は、たいして気にしていなかったのですが、40歳を迎える頃に、正社員の方々が20代のうちに身に着けるようなビジネスの基礎がまるでなく苦労し始めました。また、職場の同じ職位の方々は10歳近く年下であったこともあり、自分が健康で働ける時間が周囲より少ないことにも気づきはじめ、収入を上げるスピードを他の人より速くしなければ、経済的にも精神的にも余裕を持った生活が送れなくなるという危機感が生じたのです。「何か自分に付加価値をつけなくては」と焦って資格取得などの情報収集を始めたところ、日本でもMBAを取得できることを知り、時代の変化にとても驚きました。そこで、「足りない経験は知識で補おう。ビジネスというものを徹底的に学んでみよう」と決意し入学しました。