「先が見えない」というのは当時、将来が不安というメンタル的なものではなく、どちらかというと、このままやっていっても飯は食えるだろうけど、発展性はないなという程度の感覚でした。最初に取得を考えたのは、2010年頃だったと思います。その後、2012年に発展性のない仕事から抜け出すためには何が必要かを再考し、MBAを取得しようと思った次第です。仕様もないことなのですが、税理士でMBAホルダーがあまり居ないなということも取得しようと思った理由ではあります。
もともと自分の課題として論理的思考や創造力が足りないと感じており、また入社以来同じ業務を担当していたことからも、このままではいけないとの思いを持っていました。しかしながら、自分に自信が無く、自分の得意なことも分からない状態であり、具体的に何をすれば良いか分からない状態でした。
そんな中、幸いにも私は営業として社外の方々と仕事をする機会が多かったので、そこで凄いと感じた人達は何故凄いのだろうかということを考え始めました。私が尊敬する方々は国籍や大学での専攻、職歴も違いますが、一つだけMBAホルダーであるということが共通していました。
徐々にMBAに対する憧れが強くなっていきました。また、特に海外の方は非常に論理的で、自らの専門業務に加えて経営者目線の考えや知識も持ち合わせていることもあり、MBAを取得すれば自分もそうなれる、自分に足りないものを少しでも補ってくれるのではないかと考えました。
実務でマネジメントと会話する機会も多い中で、指摘されればごく当たり前で納得できる内容を、自ら気づくことができない点も多いことにコンプレックスを感じていました。その違いは経営者的視点だということも聞く中で、当時も単発でMBAの要素となる研修を受講したりはしていましたが、全体を体系的に身に着けたいと考えました。その時に、全体を通して学べるうえに、MBA取得ができるBBT大学大学院を知り、自分の求めているものがここにつまっているのでは、と思いチャレンジしました。
M&A案件などを取り扱ったり、予算管理や経営層とやりとりが多い中、経営的な知識や経営的な視野で物事を見ることがいままでなかったことから、そういった視野を広げることと知識を身に着けることの両輪で取得を考えました。また実務によった大学院であったことから、実務力をつけたいことも念頭にあったため、入学を決めました。
東日本大震災の後、たまたまYutubeで大前研一氏の大前ライブ映像を見て、現在の日本にこれだけ明確なロジックで力強く主張できる人がいたのかと衝撃を受けました。
それを契機にBBTを知りましたが、MBA自体は自分の業務やキャリアとはかけ離れており、大金と労力をかけて取得する必要性が薄いと思ったのと、自分には難しすぎるのではという不安もあり、入学は見送っていました。
ただ、その当時自分の仕事の進め方に行き詰まりを感じていたため、オープンカレッジで問題解決講座を受講しました。
そうしているうちに、同期生からBBT大学院に進む人が何人か出たり、すでにBBT大学院で学ばれている方と知り合うようになり、
皆大変ながらも楽しそうにしている姿を見て、自分もやってみようかという気持ちになり、入学しました。
ですので、MBA取得というのは後付けです。
私が務める会社の企業理念は、「抗体を通じて、難病で苦しむ人々が一日も早く、明るく豊かな生活ができるように貢献する。」というものです。私自身は、バイオテクノロジーの専門家ではありませんが、海外生活で培ってきた経験とコミュニケーションの能力を活かし、本職を通じて、グローバル社会において意義のあることを成し遂げるために、自分の能力を発揮させるために必要な知恵とツールを得て、実際のビジネス現場で結果を出してみたいと思ったのがきっかけでした。MBAにこだわりはなかったですが、組織と経営を体系的に学ぶことにより、より広い視野にて物事を考えるための知恵が得られるのではと考え、学ぶことに決めました。
勤務地は変わっても同じ業務を長年経験していると、自身の視野が狭くなる。そう考え、自身の知識やスキルを棚卸しし、複数の外部セミナーに挑んだ結果、どれだけ自身の市場価値が低いのかという事を痛感しました。企業人として、どれだけ自身の市場価値を高められるのか、所属する企業に貢献する事ができるのか、そして職務上、最終顧客となる患者さんに対し、患者さんの幸せの実現に、どれだけ貢献できるのかという部分を追求する必要があると考えました。自身の市場価値を高め、懐いている問題意識を形のあるものに具現化し解決する作業を行うためには、再度学び直しが必要であり、MBA取得が王道ではないかと思い、MBA取得を決意しました。
会社員を辞め、起業を想定しての入学であり、起業にあたって取引先に信頼されるだけの知識と情報を得たいと考えました。また、それまでの自分の専門分野や業界とは異なる分野でも取引先を拡大できるように、あらゆる分野の経営について勉強したいと考えました。
ある程度成長した(≒と思い込んでいた)社会人4年目の夏、他部署の部長との打ち合わせがきっかけになりました。社会人として成長した気になっていたが、それはただ単に「自社内」の「人事」として、だけでした。広く共通の「ビジネスマンとして」は未だ未だクソみたいなものだと痛感したとともに、このまま人事として普通に業務に取り組んでいては状況は変わらない、と思いました。
「広く一般のビジネススキル」を身に付けるにはどうするか?真っ先に思い浮かんだのは、MBAでした。というか、MBAしか思い付きませんでした。でも、仕事は本気でやりたいから、夜に定期的に通うなんて無理だな、、、と思っていたら、たまたまBBT大学院を見つけ、「オンラインでいつでもどこでも」という思想だと知り、すぐに説明会を予約しました。
社会人を5年経験し、社会人としての礼儀や自分の仕事に関わる知識は身に着ける事が出来たのですが、ふと会社全体や社会全体を考えた時にそれを理解する力が足りないと感じました。「このままではいけない、経営に関わる知識を手に入れる事で経営者の視点を、会社や社会を俯瞰する力を手に入れる出来るようになるのではないか?」と感じ、入学を決意いたしました。