海外の顧客企業と取引を行なう中で、海外では自分と同年代でも部長級以上で活躍している人達が多い事を実感しました。 日本では年功序列で、海外では実力主義という事も理由の一つではありますが、同時にそういった役職についている若い人達は自身で勉強をしている事も実感しました。 日本企業の中にいると(特に伝統的日本企業)こういった文化や人材育成制度はあまり期待できず、自分で学び、能力をつける事が必要だと感じた事がMBA取得のきっかけです。 勿論その前提には、ビジネスマンとして自分の能力を磨き、経営者になりたいという意志が以前よりあったこともあります。
社会人として10年程働いていると、社会には慢性化している問題やサービスが届いていないニーズが多々存在することに気がつきました。30歳中盤になり、家族もできたので、給料を稼ぐためだけの働き方に疑問を持ち、自ら先陣を切って社会に存在する問題の解決に取り組みたいと考えました。
在職中、マネジメントとして、会社の経営課題や経営数値についてシェアされる機会が増えたのですが、全くの門外漢で本質的に何が起こっているのか理解できず、部下メンバーに会社の状況を自分の言葉で説明することができませんでした。経営層と話していても、視点の違いを感じていました。また、役職定年などの降格人事もある中で、自分のスキルをさらに高めて、何が起きても自分自身で道を選択できる状態にしておきたかったので、経営=世の中の仕組みを体系的に学べるMBA取得に挑戦しようと考えました。
入社して3年が経過したタイミングでMBA取得に関心を持ち、MBAホルダーの先輩方に話をお伺いしてきました。
しかし、興味・関心だけが募っている中、高い授業料を払ってまでその必要性を感じることができず、大前研一学長などの書籍を通した独学での勉強だけに終わっていたのが事実です。
なかなかBBT大学院を通した自身のキャリアアップの明確なゴールがもてず、新たな大きな仕事を任されるなど環境変化に流される日々が続いていました。
転機は事故による九死に一生の体験からです。残りの生かされた人生は「挑戦」して自身を高め、さらなるキャリアアップを自らの手で掴みたいと思いました。
そのためには、将来必要とされる真のリーダーへの第一歩として厳しいながらも成長できる環境に身をおき、自身を高めて今後のキャリアアップとして問題発見・解決力、マーケティングに関する知識やスキルを身につけたいと心から願うようになり、挑戦を決めました。
MBA取得のきっかけは「自分が何も知らない」という漠然とした不安からでした。企業の中でポジションだけが上がり、それに中身が追いついておらず、このまま先に進めば周辺に多大な迷惑をかけてしまうのではないかという恐怖がありました。最初は単科生として『問題発見思考』を受講したのですが、これが非常に面白く有意義であったため、それに続く『問題解決思考』や受講可能な単科講座を次々に受けました。かなりの数の単位を取得したこともあり、経営を網羅的に学ぶために本科への入学を決断をしました。
営業職をメインとしていたため、製品をただ販売することに関して限界を感じ、新たな営業展開をできないか模索していたこと。また、営業展開をしていくに従って、部門を超えた担当者に製品を販売するにあたリ、色々な価値観の人たちとの交渉をしなくてはいけなくなっていったこと。また、自社内でも各部門間での多種多様な人達での調整に限界を感じ始めていたため、新たな知見が必要ではないかと思い始めたからです。
きっかけは斎藤先生の『問題発見思考』を単科生として受講した事からでした。技術屋時代では、比較的系統だったスタイルで愚直に検討を行えばそれなりの成果を得る事ができていました。しかし新規事業の立ち上げでは社内外の敵味方からの課題、時には理不尽な要求に対面する事も多く、インターネットで斎藤先生の動画をみて「自分に必要なスキルはこれだ!」と思いました。単科を受講中に本科生と一緒にディスカッションしながら、「仲間と一緒に勉強して成長したい」と思い、本科への入学を決意しました。正直入学時にはMBAの取得にはあまり興味はありませんでした。
私の会社ではキャリア申告制度と言って、部署の異動を含めて自分が今後どのようなキャリアを形成していきたいかなどの希望を提出することができるのですが、導入評価やポートフォリオ策定などを行う部門への異動を考えたことがきっかけです。現所属の臨床開発部門での業務は面白く感じていましたが、今後の自身のキャリアを形成する上で、同部門でポジションを高めることよりも、他部門での経験を積んでみたいと思っていました。キャリア申告制度で希望を出すにあたり、MBAの知識を得たいと考えたことがきっかけです。
日々の業務での経験や自己学習による知識修得だけでは、自分はこの先価値ある社会人として存在し続けることが出来るのかという漠然とした不安に駆られる毎日でした。そんな中で、MBAの中のいくつかの要素に興味が湧きました。私は、体系的なカリキュラムをスケジューリングされ、その学びの結果を単位取得という結果がでる形が、継続的に学ぶ上で合っていると感じました。
長いこと同一業務でほぼ変化の無い世界で業務に従事してまいりましたが、十数年前からこれまでとは大きく異なるパラダイム変化が起きていると感じるようになりました。重厚長大、大企業、大組織、年功序列といったことが機能しなくなる時が近いのでは、という危機感も感じていました。こうした中で大前学長がBBT大学院のMBAコースを設立されました。ここで思考力、構想力、経営スキルを向上させると共にグローバルマインドを学びたいと思いMBAを取得しようと決意しました。