自身の部門は本社から離れた事業所の形態であり、物理的にも業務的にも独立性の高い部署です。責任者を任されたものの、自由度が高いあまりに、自身のスキル不足を実感しました。そこで総合的にかつ実務に活かせる学びができるものとして探した結果、経営を学ぶのに最もMBAが適していると思ったからです。
シンガポール人の同僚が、会社を休職してまでMBAを取得し、スキルを修得していました。自己研鑽とともに貪欲に昇進を狙っている姿を見て、社会人になってから学びを止めている自分はグローバルな市場では勝てない、と言う危機感を感じました。私の場合はMBAを取得するためというよりも、実務に即使えるスキルを学びたいと思っていました。
私は、財務・ファイナンス等金融の専門性を高め、長い間プレーヤー的な職務に従事していました。また、過去に海外勤務に従事していた際に、海外では、金融の専門性だけではなく、MBAで経営全般について理解しているビジネスマンが多いことを実感していました。
日本の金融機関もグローバル化をすすめており、今後グローバルでビジネスをしていく上で、専門性だけではなく、グローバルの視点から経営全般のスキルを高めることは必要不可欠と考え、MBA取得を検討しました。
日本の大きな研究所の中で自分の分野の研究だけをしていればよかった研究員時代と違い、駐在員はいわば何でも屋。その国の人々や競合他社を調査するためには、自然科学だけでなく人文科学や社会科学、言葉や文化や歴史なども含めた幅広い見識が必要です。
同時に限られた時間とリソースで会社にとって有益な情報とするためには、会社を運営する経営視点が必要であることを痛感するようになりました。何冊も本を読み進むうちに、もっと包括的に「ビジネスの仕組み」を身につけたくなり、そのためにはMBAこそが最適ではないかと考え、思い切って学んでみようと決意しました。
海外駐在員時代に、現地スタッフが積極的に自己啓発をしており、MBAの取得を目指している中国人の新しい知識を 吸収する姿勢を見て、自分自身のキャリアについて考えるようになりました。 また、現地法人でマネジメントを経験することで力不足を実感し、自分のキャリアには海外現地法人でのマネジメントの経験と、それに加えて経営を体系的に理解する知識が必要と考えてMBAを取得しようと思いました。
会社員を辞め、起業を想定しての入学であり、起業にあたって取引先に信頼されるだけの知識と情報を得たいと考えました。また、それまでの自分の専門分野や業界とは異なる分野でも取引先を拡大できるように、あらゆる分野の経営について勉強したいと考えました。
正解を求めていつも不安を感じており、自分の意思決定に自信が持てないでいました。答えのない時代に自分の意見に自信を持つために、体系的にビジネスを学び直し、自分で調べ、動き、自分の結論を出す力を手に入れたいと考えたのがきっかけでした。また、海外という場におり、国内と比べ比較的広い範囲で学びを活かせるチャンスが多く、チャレンジしたいという思いが湧いてきたのも背中を後押ししました。
私は、これまでのキャリアの中でその時々で必要となったことを都度、学ぶテーマとして取り上げて、BBTのような学校等の講義を受講して身につけてきました。たとえば、コンサルティング会社に勤めているころは問題解決の講義を受講したり、現在の会社に入り、事業開発を担当するようになった際にはBBTのイノベーション講座を受講したりといった具合にその時々で必要になったテーマを学んできました。これまでは個々の必要になったテーマを学んできていたのですが、職業人人生の集大成となる50代を前にして、また、今後はもっと企業経営に貢献できるようになりたいと考え、これまで身につけてきたこと、また、経営に必要だけれどまだ学んでいないことを含めて、今一度体系的に身につけたいと思いました。
社会人を5年経験し、社会人としての礼儀や自分の仕事に関わる知識は身に着ける事が出来たのですが、ふと会社全体や社会全体を考えた時にそれを理解する力が足りないと感じました。「このままではいけない、経営に関わる知識を手に入れる事で経営者の視点を、会社や社会を俯瞰する力を手に入れる出来るようになるのではないか?」と感じ、入学を決意いたしました。
女性の雇用や高齢での雇用が困難な日本に対し、常に漠然とした将来の不安がありました。自身の不安要因と向き合った際に3つの力、”稼ぐ力”、”お金を貯める力”、”お金を運用する力”が必要だと感じ、稼ぐ力をつけるためにMBAを学ぼうと思いました。 せっかく学ぶのであれば、日本という国に囚われることなく、世界で通用する人間になりたいと思い、英語で学べる学校を探しました。また、勤務企業が急な業績悪化に陥り、社員が1/3に減少し、自ら事業を立て直したいと思ったのも入学決意のきっかけとなりました。