40代になり会社の中でも管理職相当になると、正直言ってアカデミックな学びはあまり必要ありません。自分が学びを通じて会社や社会にどう貢献できるか、を考えると、実践的な知識を得られるBBT大学大学院の講義や議論は期待を上回る物でした。講義をダウンロードすればどこでも学べる、と言うのも優れたポイントだと思います。
オンラインのため、いつでも、どこでも学習が可能で、忙しいビジネスマンにとって会社を辞めることなく大学院に通えることは、大きなメリットだったと思います。
何よりも、AirCampusでの議論は、テキストによる事実に基づく議論となるため、役職・年齢関係なく、「誰が言ったか?」よりも「何を言ったか?」が重要になり、多面的な角度から建設的な議論を通じた学びが可能であったと思います。
大前学長をはじめ、これだけの一流教授陣の講義を集中して受講できたのは、たぶん一生でもこの時期だけなのではないかと思います。それだけ密度の濃い学びでした。出張も多かったのですが、どこにいても同じ環境で講義を聞き、クラスの仲間たちとディスカッションをすることができるのが有難かったです。時にはAirCampus内にあるサロンでくだらない雑談に花を咲かせたのもいい思い出です。
2年間、とても濃密な時間を過ごしました。通信制大学院ということで、当初は抵抗がありました。また正直サイバー上でのディスカッションがどのようなものか理解できませんでした。入学後、AirCampus上でのサイバーディスカッションが始まると、すぐにその意味が分りました。 AirCampusの発言はクラスメイト全員で見ることになり、なおかつ通常の講義上のディスカッションとは異なり、その発言がAirCampus上に残るため、ファクトベースで発言をする必要があります。思い込みではなくその根拠を考えて発言をすることを求められました。 当初、自分自身がイメージしていた通信制とは全く異なる世界がそこにはありました。 また、中国からの受講で当初は通信状況にも問題がありましたが、事務局の方にその都度対応して頂けたので、海外からの受講にも ハンデを感じませんでした。
1年次と2年次のカリキュラム構成が、学びを深めて行くように並んでいるので、学年を重ねるにつれ、自分自身の成長の実感を得ることが出来ました。最初の半年が一番辛く感じましたが、だんだんと余裕が出来、また知識の積み重ねがさらに講義の理解度を深めて、最後の『卒業研究』で仕上げることが出来ました。
BBT大学院は実践型の学校です。教授陣もビジネスの第一線で活躍されてきた方ばかりです。内容も、毎週続けるRTOCSや最新の事例を使ったディスカッションなど教科書に載っていないことを取り扱っています。まさに答えのない問題を毎日、毎週、ひたすらトレーニングする場だと思います。学術的に知識の面や資格を取ることが目的の方にはあまり向いていないかもしれませんが、学びをすぐに実践したい人にとっては本当に身につくものが多いと思います。
カリキュラムの内容についてはRTOCSをはじめとして、とりあげられるテーマが最新のものであり、また、実務に携わっている方が講師であることから、現実のビジネスに即していて、強い興味を持ちながら取り組むことができたことがよかったです。方法論としては、遠隔授業では対面に比べて、伝わる密度が低くなったり、議論が薄くなったりするのではないかと思いがちですが、Air Campusを通じた講義、ディスカションは逆に密度が濃いと感じました。講義は十分理解できなければ何度でも聞けるし、スピードも変えることができて緩急をつけられる。また、ディスカッションも講義時間という限られた1時間とか2時間という時間でなく、数日から数週間というかなり長い時間で行なわることとなり、より深い議論ができていると感じました。また、教務の面でも、仕事等の都合もある中、期限等について柔軟に対応いただけたことも非常に助かりました。
とにかく本当に講義の量が多く、ついていくのもやっとでしたが、24時間稼働しているAirCampusのおかげでいつでもどこにいてもPCさえつなげる事が出来ればアクセスが出来、勉強できたのが便利でした。又、全ての講義が実践的で聞いた事がすぐに生かせるという点では、知識だけを詰め込むものではないので、応用が効いて大変良かったと思います。
講義内容は実務的の一言に尽きると思います。ディスカッションや課題も常に自身の企業や業務と照らし合わせて議論されるので、自身の仕事に置き換えて考え、明日から実務で実践できる内容ばかりでした。また、遠隔ではありますが、毎日議論を共にするクラスメートとは苦楽を共に励まし合いながらやり抜いた仲間ですので、一生の大切な仲間となりました。議論への参加が不参加がちになると、事務局からの問い合わせもあり、クラスメートや事務局のサポートがあったからこそ、挫折せずに卒業できました。
総合的にとても満足しています。
AirCampusを使ったサイバー上での議論は、とても奥深いものです。 ファクト(事実)を集め、それをロジックを使って積み重ね、本質的な問題を把握していきます。 次に、その本質的問題に対して革新的な発想方法を求め、解決策を考える。 さらに、その解決策が合っているのかどうか、またファクトに戻って実証や反証を行っていく。
この繰り返しを、多種多様な業界で既に活躍しているクラスメイトとともに、盛んに議論しながら、限りなく深く、追求していきます。しかも、サイバー上ですので、時間や場所に制約なく議論できるわけです。
このような知的興奮が溢れる場所は、これまで経験したことがありませんでした。 入学当初、「こんなに大変だとは思わなかった」と感じ、この先が思いやられましたが、しばらくすると、AirCampusで議論することが楽しくなってきました。それでも何度か、高いハードルが待ち受けていましたが、それを乗り越えたところで得られた同期の仲間との絆や、教授、TA、事務局との連携は、とても満足のいくものでした。