残業後では疲労で勉強ができないため早朝へシフト。4時から勉強していたがラッシュアワーに出勤するのが苦痛だったため朝食を家族と食べることを諦め始発(5:12)で出勤することにした。
その結果18時には退社するサイクルとなり、22時くらいまでカフェで勉強して帰宅する毎日が定着。
土日のどちらかを家族と過ごす日に充て、週に1度だけで我慢してもらいました。
自身の場合は、たまたま子どもが二人とも小学生になり、習いごとで忙しくなってきたタイミングも重なったため比較的文句は出なかった(と思います)。
「日曜日の午後は家族と過ごす時間」と決め、それまでにRTOCS(Real Time Online Case Study)や各講義の視聴や課題を終わらせるためにどのように時間を使えば良いかを常に考え行動しました。仕事の繁忙と試験が重なる時期は、数時間の睡眠しかとれないこともありましたが、長丁場の学習生活のため、睡眠時間は最低6時間を確保。睡眠時間以外の時間を有意義に過ごすために、家族が寝ている早朝の時間をメインの学習時間に充てるとともに、エレベーター・エスカレーターの乗車時間や信号待ちなどのちょっとした時間を意識的に考える時間に充てました。また、学習前に何を学ぶために何時までに、どれだけやるかを明確にしてから取り組むことで、(若干、質よりも時間を優先する傾向は否めませんでしたが)集中力は高められたと感じます。
今までの生活の中から、計画性を高め、勉強の時間を捻出する事は勿論ですが、妻の協力なくして大学院生活の充実はありませんでした。妻には、大学院での生活を理解してもらうべく、あの手この手で話をしました。妻の納得を得られることで、良い負荷を自身に掛ける事ができました。
この2年間で、休日の外泊は実家に帰った正月(1/1~1/3)の時だけ。
毎週日曜日に提出するRTOCS(Real Time Online Case Study)が、どうしても気になり、土日はパソコンから離れる生活は出来ませんでした。
仕事も土日にする事があったため、土日は常にパソコンと一緒に生活した毎日でした。
入学して買ったパソコン(東芝)、1年目の後半に買ったパソコン(ASUS)、二年目の夏に買ったパソコン(NEC)と、故障した2台はいずれも液晶が映らなくなるという、どれだけ電源を入れていたのかと思うくらい常にパソコンと共に生活した2年間でした。
バランスさせることができていたかというと正直自信がありませんが、家族との時間は少しでも多く取ろうと努力はしました。でもやはり毎週のRTOCSと他の科目の課題提出が重なるとどうしても睡眠時間を削り、家族との時間も最小限になってしまいました。支えてくれた家族には本当に感謝しています。課題やRTOCSに情熱を費やすと、夜の10時に仕事から帰ってきてすぐに就寝。次の日の朝2時に起きてさらに次の日の朝2時に勉強が終わるという、勉強時間約24時間(合間に仮眠もあり)という凄まじいスケジュールになることもしばしばありました。スケジュール管理は今でも課題です。
通勤時と昼休み、帰宅後の家事の最中は、スマートフォンで講義を聞いていました。それ以外の勉強時間は、子供が就寝してからの2時間と、休日はできるだけ多くの時間を勉強に充てました。試験前には、家族に理解してもらい、協力を仰いで勉強時間を確保しました。今となっては時間の捻出と睡眠時間の短縮化が上手くなりました。
時間と場所に制約を設けていないが故に出来ることをフル活用。仕事でどうしても勉強時間を作れないときは別の日に多く取る。家族とのイベントもまたしかり。どうしても間に合わないなどの時は無理をしてでも勉強時間を確保して深夜や早朝などに勉強。そうすることによって自分なりのタイムマネジメントをうまくできるようになってきました。また、時には大学院のイベントなどに家族を連れて行くなどもしていき、全てをはっきり区分けしない部分も作ったりしてうまくバランスをとるようにしていました。
私は単身赴任という環境でしたので、仕事以外はすべての時間をBBT大学院での学びに費やす事が可能でした。ただ学びのボリュームはかなりありますので、家族と同居の場合は、家族の理解とサポートが必須だと考えます。自らの人生を変える自己投資の2年として、学びに没頭し取り組まなければ卒業は困難だと思います。
仕事とプライベート、学びを三立するには絶対的な時間が不足します。それを補うには、隙間時間をうまく使うことです。私は電車通勤の時間が片道約1時間ほどありますが、その間ほぼ100%座れます。朝の通勤前に講義を受講し、課題の検討や発言内容の検討は電車の中で行いました。メモ用紙とペンを用意して、課題の回答の骨子を作成し、その骨子に従ってスマホでファクトを収集し、結論を出すようにしました。学びの時間は講義の受講以外はほぼ通勤時間で行うようにして、仕事やプライベートの時間を確保しました。
とにかく、妻の理解と協力を最初から得られたことが大きかったと思います。平日は朝早くに出社し、勉強時間を捻出し、週末のどちらかは丸一日を学習時間に充てさせてもらいました。これはテクニックの一種だと思いますが、早朝出勤し、勉強をしていても、周りからは仕事に熱心だと勘違いされ、早めに帰社しやすい環境が作れたと思います。