試験中が一番大変でした。試験のレポートがなかなかまとまらず 、そのため仕事にも身が入らず、寝る時も落ち着かない日々が続きました。試験期間が重なる科目もあり、時間配分に大変苦労しました。
レポートの提出や試験が仕事の忙しい時期や出張と重なった時はきつかったです。また、一般の大学院のように春休み、夏休み等の長期の休みが年末年始の休み以外になかったので、タイムマネジメントと健康管理が大変でした。実際、1年次最後の試験を終えた直後に気が抜け、病気で一週間倒れていました。その後、反省し2年次では土曜日だけは一日(丸一日無理なときは半日)休みを絶対取るようになりました。
キツく濃密な2年間で、仕事柄、取引先との食事会もあったので、時間管理に非常に苦労しました。隙間時間を作っては講義を受講し、夜に発言投稿が多かったです。1年目の後期は複数の講義と会社の試験が重なり、ほとんど睡眠出来ないこともありましたが、家族の支えとクラスメイトや事務局の方のサポートに助けられたと思います。
実は入学前は仕事もそれほど忙しくなく勉強の時間を確保出来る状態だったのですが、入学と同時にかなり忙しくなりました。また平日だけではなく、土日は小さい子供がいるので家族との時間にしていました。そのため勉強時間を確保することが難しく、夜が主な勉強時間(プラス通勤の電車の中)でした。結局卒業までに4年かかりましたが時間を掛けた分、知り合いも増え、一つの科目を深く学ぶことが出来たなど得るものもあったと思うので良かったと思います。
何といっても“時間をつくる”ということと“その時間を如何に有効的に使うか”ということに尽きると思います。例えば1日3時間のまとまった時間を確保したとしても、複数の科目の講義やディスカッションをこなそうとすると、やみくもに調査や分析を進めてもまとまった結論を限られた時間で導くことができなくなります。何をどこまで調べれば自分なりの考えをまとめることができるのか、ということを常に意識していました。とは言っても、時折寝不足のまま仕事をしていたこともありますが。
2年目はクラスメートとのスカイプでのディスカッションも多く、日本が17時間進んでいることから時間調整に苦労しました。また、9月から3月までは毎月海外出張があり、時差ボケ、仕事、そして学習の時間調整が必要であり、ここでも自己の時間管理能力を鍛えることができました。出張に出る前にはiPadに講義をダウンロードしておき、ネット環境がない機内ではひたすらダウンロードした講義を聞く時間にあてました。24時間アクセスが可能なオンラインキャンパスを有効活用することで時差などの時間的な制約を調整しました。
業務上かかわったことのない業界や、興味の薄かった業界がRTOCSのお題に上がった際、まずはその業界について広く学び、業界構造から理解する必要があり苦労しました。
自身が経験したことのない新しい課題に取り組んでいくにあたり大変良いトレーニングになったと思います。
単科生から含めると、四年半、2011年度、2012年度、2013年度、2014年度の入学のクラスメイトと学びました。
それぞれの入学年度により、それぞれのクラスのカラーがありました。発言数が妙に多かったり、週末に偏重していたりして、その都度、自分のペースを創り出す必要が有り、在学年数を増やした故の苦労がありました。
とはいえ、2012年度入学の同期にも同じペースで学んだ人もいて、お互い助け合いながら続けることができました。
在学中は、仕事も勉強もどっちつかずにならないようにすることを第一に考えていました。
それには、常に健康でいることが重要と考え体調管理を十分に行い、病気に罹らないように気を使っていました。
入学した当初は勉強時間を創出することと、仕事の効率を落とさないことを両立するために、ペース配分を確立することが最初の課題でした。仕事がら繁忙期は半期末9月と年度末3月に集中していたので、最初の3か月(10月、11月、12月)をうまく乗り切り、ペースを何とか作ることができました。問題の3月は、講義数も減ることからどうにかクリアできました。
学びをに得るつれ、学んだことをすぐに活かすことができるようになりました。結果的に、仕事の効率も上がり、2足の草鞋が成功できたと思います。
一方、苦い経験としては履修計画を十分練ったつもりが、短期間に履修科目を集中させてしまったことがあり、一時的に睡眠不足に陥りました。
2年で卒業を目指すと、実質1年半でほとんど全ての単位を取らないと卒業研究に集中できません。受講する科目が必然的に多くなり、7科目重なった時期が2週間ぐらいありました。出張も重なるなどした結果、講義を聴くだけで精一杯という時がありました。講義は後から何度でも聴けるBBTのシステムがあったからこそ、理解度を落とさずに継続することが出来たと考えています。
家族と2年卒業を約束していたこともあり、在学中に受講するのを諦めた講義もいくつかあります。BBT大学院は卒業後も受講しなかった講義を生涯学習として受講できるのが良い点ですが、一つの科目にじっくり取り組みAirCampusでのディスカッションで学びを深めるためにも、個人的には3年での卒業を推奨します。