時間を作りだすために妻には大変苦労をかけました。在籍中に3人目の子供も生まれ、育児と出産で家族内での妻の役割は大変だったと思います。その中で、学ぶ事を優先させてもらうために妻には苦労をかけたと思っています。いまは感謝でいっぱいです。
時間管理です。学業と仕事の両立、加えて家族との時間を大切にし、さらに2年以上の長丁場ですので、自己の健康管理にも気をつけなければなりません。週2回のスポーツジムをノルマと課し、健康を維持したうえで学業を続ける自分なりのペースを確立するまでに、かなりの時間を要しました。
多くの科目を同時に履修したときは、講義受講やディスカッション、レポート・試験提出などが重複し、かなりの多忙な期間となりました。カリキュラムのスケジュールは、事前にアナウンスがありますので、自分の状況や修了計画にあわせた履修を組んでいくのがポイントだと思います。
私の在籍していたUF11のクラスメイトは世界各国に散らばっており、また終日ACで発言する方、土日で集中して発言される方もいました。時には自分の発言に対したくさんコメントを頂いたものの回答が追い付かないといった場面もよくありました。しかし発言数を気にするあまり雑なコメントになるよりもきちんと対応していくことが自分のスタイルだと考え、一つひとつの課題、発言には細心の注意を払い回答することに腐心しました。
講義の中で活発な議論が行われており非常に有意義でしたが、土日祝日も仕事(出張)ということが多く、遅れを取り戻すために休日にまとめてキャッチアップするということが難しかったので、いかに平日に時間を捻出するかが重要でした。最初は非常に苦労しましたが、通勤時間や空き時間など意外と分単位の隙間というのがあるもので、それらを活用することで何とかやりきることができました。私のクラスは議論が非常に活発で一つ一つの講義の中での発言数も多く、当初はついていくのが大変でしたが考えていた以上に隙間の時間をうまく活用できたことで生活時間全体の見直しができたのもよかったです。
遠隔地教育なので、大概のことは自分の努力でなんとかなると思っていました。しかし、子どもができた時から時間と体力への負荷が非常に大きかくなりました。子どもが生まれる前は悪性悪阻と切迫流産で入院し、生まれたあとは頻繁な授乳と夜泣きに悩まされました。結果として在籍が伸びることにはなったのですが、無事に生まれた子どもと一緒に卒業式に参加できたことは感無量です。
BBT大学院の授業は、講義を受動的に聞くのではなく、ディスカッションに自ら参加していくことがメインになります。従って、積極的により多くを学ぼうとする者とっては、学びのコンテンツは無限に存在するとも言えます。もちろん望ましいことなのですが、この無限のコンテンツを吸収しようとすると、時間がいくらあっても足りません(笑)。仕事が忙しい時期と重なると、平均睡眠時間が3~4時間という日々もありました。 もちろんすべてに参加することは強制ではありませんが、可能な限り参加することをお勧めします。
前述したことと重なりますが、家族(プライベート)とのバランスだと思います。社会人である前に、一個人として家庭人であったりするわけで、自分個人で完結しないところへの配慮は、いくらやってもやり過ぎではないぐらいのことかもしれません。家族に応援してもらって成り立っていることという意識は、勉強もダラダラやるものではない、というプレッシャーに転換しなければならないのだと思います。卒業してから、在学中はもっともっと家族サービスすべきだったと今になって思います。(苦笑)
中国の上海に住んでおりますが、ネット環境が悪く大変苦労致しました。土地柄Googleが使用できないため情報収集にストレスを感じました。これは他の検索サイトを活用したりVPNを使用する事で克服する事が出来ました。次にネットのスピードですが、会社から帰宅してコンテンツをダウンロードしようとしても極めて遅いスピードだった為に学習開始後2カ月程度は非常に苦労しました。但し早朝であればスムーズにダウンロード出来た為、生活習慣を朝方になるよう12時前に就寝するようにしていました。
苦労したのは、時間配分をうまく作るところまででした。友人との時間、仕事への時間配分など中途半端な状態は苦しいものでした。それを解決するために、思い切って時間の使い方を、時間割のようにして週の計画を作ったことで、割り切りができました。成績が当然ありますが、それ以上に大事なのはエッセンスを身につけられるかどうか。そこに集中し、完璧を目指さないようにしました。