大前学長の講義で世界情勢の本質的問題を学んでいく中で非常に感銘を受けた事が、相手側の視点で物事を見るという点です。当たり前のようですが、これがなかなか出来ない。本質的問題は何かと突き進めて学ぶことで、いつの間にかそのような思考になっていきまいした。まだまだ未熟ですが。
入社時に思い描いていた働き方ができるようになりました。
BBT入学時にはなかったポジションを作り、そこで成果を出し、現在は週単位で世界を飛び回る生活になりました。
ビジネスで英語を使うことが特別だった環境から、
ビジネスで英語を使わない日がない環境に変わりました。
グローバルが日常になったことが最大の変化です。
当時の非日常が日常になったからこそ、新たに見えてきた景色もあり、
次はその非日常を日常に変える挑戦をしたいと思うようになってきました。
何より自分に自信がつきました。MBAを取得できたことはもちろんですが、それ以上に、3年かけてこれだけのことをやりきった、という自信と、経営に関する基礎的知識をきちんと体系的に学んだという大きな自信です。そして、大学院の授業では、計画的に学んでいかないとあっという間に授業に遅れてしまうので、これまで以上にタイムマネジメントが上手になったと思います。
入学時は上述の通り、会計の知識を得ることができれば、と思っていましたが、結果的には自分が会社、社会とどのように関わって生きていくのか、ということを考えるようになりました。生きていく上で必要な広い視野と、基本的な視座を得ることが出来たと思っています。平たく言うと「人生観が変わった」ということですが、それは、何か印象的な大きな出来事があって変わったのではなく、BBTでの学び、知り合った様々な人たちの縁、そこで起こった様々な出来事の積み重ねの結果として、気づいたら変化をしていた、という感覚です。
自身のビジネスに対する目線が一段上に上がり、ものの考え方が変わりました。処理能力は加速化し、悩み留まる無駄な動きが無くなっていきました。RTOCSでは、当事者意識を持つことを植え付けられます。「~だと思う」といった、感想レベルの想いではトップは務まらないからです。事実を基に自分はトップとしてこうする!という明確な方針を打ち出し、短期間で経営判断を行っていく事がクラスの中で求められます。これを続ける事で、情報を収集し、それを分析し、そこから何がいえるかを抽出し、実態を把握した上で本質的な問題を把握し、どの様な打ち手が最も有効であるかを短期間で見極めていく力が付いてきました。今まで、複雑に思えていた自分の周りで起こっている様々な事象は、ようは何であるのかという本質が見える様に変わり、もう悩まなくなります。そして、タイムマネジメントを超えて、ゾーンに入る状況を作り出せる様になりました。
一言でいうと「視野拡大と意識改革」です。
就職以来、基本的に自社の人々とのみ接してきましたが、異業種の同世代や同じ志を持った方々と出会うことができ、非常に視野が広がりました。 また、様々な授業から企業経営にかかることを学んだことにより、日常業務への取り組む意識が大きく変わりました。 また、BBT大学院入学によって出会った方々は、卒業しても付き合っていきたい一生の友人となっており、学び以上の価値を得ることができたと感じています。
経営やビジネスの知識やスキルは当然ですが、それ以外の習慣として以下の変化がありました。
1) 経営者の視点、自分と異なる立場の視点から物事を捉え、考えようとする機会が増えました
物事を考えるとき、自分が○○の立場だったらどうするだろう、と考えるようになりました。新聞やTVでニュースを見たり聞いたりしたことなども、「自分だったらこうする」とついつい考えます。そうするとそれまで見えていなかった物事に気づくことができます。
2) 何かを見聞きすると、すぐに自分で調べるようになりました
人の発言や新聞やニュースでの評論家の解説などについても、常に「本当?」と問いかけ、自ら調べるようになりました。また、自分の考えや意見を持つようになりました。
3) 時間を有効に活用できるようになりました
限られた時間で、多くのことができるようになりました。
特に、社会に対する貢献という点について、意識が高まりました。BBTでのディスカッションを通じて学んだ稲森和夫さんの言葉「個人にはいろいろな能力が与えられている。 与えられた能力は、それを出し切って社会に尽くす必要がある」や、大前学長の「人は4つの責任を果たさなければならない。社会に対する責任、会社に対する責任、家族に対する責任、自分に対する責任」という言葉が、ずっと心に残っています。
MBAで得られるインプットのボリュームと豊富さ、さらに求められるアウトプットは大きく、とくにBBTではアウトプット(ディスカッション、課題など)を重視されました。たとえ仕事が多忙でも課題は提出しなければなりませんし仕事も言い訳はできません。どんな状況でもアウトプットを繰り返すうちに、限られたリソースで解決へ導く力とスピード、ロジックも身についてきて、「どんな状況でも必ず結果をだせる」と自信がつきました。
私は大きく変化しました。まず、公務員という安定的な仕事を捨てて、独立起業しました。昔から独立したいという気持ちはありましたが、40才を過ぎて安住する気持ちも強くなっていました。BBT大学院に行っていなければこんな冒険はしなかったかもしれません。また、いろいろな業界に多くの仲間ができました。公務員をしていたのでは絶対に知り合うことができなかった人たちです。この時できた人のつながりに、今のビジネスで大きく助けてもらっています。もうひとつは、学び続ける、成長し続けるという強い意識を持ったことです。これがなければ今の自分はありません。それだけ大事なものですが、忘れられやすいものでもあるのです。BBT大学院で過ごした2年は、この学びや成長への強い意識を、DNAに刷り込んでくれました。