大きな変化の一つとして、変化の激しいビジネスシーンの現状に対応するために、常に最新情報を入手しようという意識が高まったことが挙げられます。また、本校在学中に感じていた成長が止まってしまわないよう、興味があることには積極的に行動できるよにもなりました。自身のキャパシティの拡大と関心の広がりを感じています。
入学前までは、目の前で起きている事象に対しては、興味もなく「ああ、こんなもんなんだろう。」「こうやればなんとかなるだろう。」と考えていました。BBT大学院入学後では劇的にその考えは変化しました。「これは、どうしてこうなったのだろう?」「なんで、自分はやっていないのだろう」などと考える癖がつき、そこから本質的な問題点は何かと考えるようになりました。そして、解決するためにどうやって解決していけばいいのかと考える癖がついたと思います。当然決まった答えなどあるはずもなく、日々悩んでいますが、取り組んでいく姿勢が自分自信を成長させると思っています。
MBAの学位そのものよりも、問題を解決していく思考法やいかにイノベーションを生み出すか、こういったことを考える力がついたことが大きいと感じます。これはビジネスではもちろんのこと、新規事業や起業にも大きな発想の源となることでしょう。
ずばり、仕事のスピードが格段にあがりました。
例えば、今私の名刺フォルダには数百人の同窓の仲間の名刺があります。業種も様々、担当業務も様々な方々です。いままで何か新しいことをするときは、見ず知らずの業者に声をかけたりしながら、おそるおそる見積もりを取ってみたりしていましたが、今は、名刺をぱらぱらとめくり、電話一本で「こんなことしたいんだけどちょっと相談乗って」でスタートが切れます。
私の場合は特に新規事業をやっていることもあるので、結果として仕事のスピードが数倍上がった気がしています。 実力が身につくということ以外に、こうして得られた人的ネットワークはとても貴重な財産ですね。
世の中で起きていることを自分なりに理解し、課題をみつけてそれを解決しようとするフォームが自分のなかに型として身についたことが大きい影響である。視点が経営者レベルになり、3つの神器(Forces at work・ Fast-Forward・What Does this all mean ?)を使いこなせるようになったことで、右脳視点と左脳視点のスイッチを繰り返しながら思考できるテクニックがついたことが自分自身の知的ツールとして機能している。
「メディアがこう言っているから」、「世間ではこうなっている」という情報を鵜呑みにすることは止め、気になることは自分でデータ等を知らべ、ファクトを確認し、仮説を立て、論理的であるかどうか自分の頭で考えて判断するようになりました。そして、今、自分が社会的な課題に対して何ができるのかを考えるようになりました。今まではただ漠然と「こういう事業をしたい」と考えていましたが、卒業研究を受講し、教授から指導を受けることで漠然としていた事業計画がより具体的なものになり、起業を決心することになりました。
私は45歳からの挑戦でしたので、MBA取得というタフな事はこの年齢からでは無謀だという周囲の評価でしたが、ぶれない軸を持ってやり遂げた事は大変大きな自信と人間いつになっても学ぶ事は遅くないという確固たる確証が出来た事は今後の人生においても大きな変化でした。もちろん周りの評価も大きく変わって、より経営に近い仕事を任せられるようになりました。今後も何事も臆すること無く、BBT大学院での学びをバックボーンとして積極果敢にチャレンジしていきたいと思います。
先を見通す力が身についたことに加えて、ビビらなくなりました。相手が外人でも、どんな偉い方でも。彼ら以上に怖い先生方に揉まれ、半端ではない自信と度胸がついたのだと思います。
BBT大学院に通うことでたくさんの知識やスキルを身につけましたが、私にとって一番の変化は大学院の仲間たちから受けた考え方への影響でした。思考がロジカルになり、物事への取り組みも前向きに捉えることが出来るようになりました。入学前には無かった「自分への自信」が生まれ、人生が余裕を持って楽しめるように変わったと感じています。
学問的な学びだけでは無く、知のネットワークが広がる過程で、「井の中の蛙」から現実を知り、ビジネスにおいての方向性を導きだすことができたと思う。BBTに入学していなければ、一般のサラリーマンで終わっていたと思われるビジネス人生の中で、「プロフェッショナルとは何か?」という意味合いを教えて頂き、人生に大きな気付きと変革をもたらして頂いた場所であったと思う。