自然環境と調和した、生命を大切にする社会の実現をめざし、1975年に設立のソーシャルビジネス(社会的企業)で、安全・安心とおいしさにこだわった農・畜・水産物、加工食品、雑貨等をお届けする宅配サービス他を運営しています。こちらの事業戦略部(経営企画部門)にて広報、営業を兼務で担当しています。
自分自身の人生に掲げるビジョン実現のため、社会貢献ができるビジネスマンとして40代のうちに力をMAXまで引き上げたかった。
また市場が目まぐるしく変化し、答えがない荒波の中で、他者に依存することなく自らの力で、課題を解決、組織を経営していくレベルの実力を身につけたかったため。
世界TOPの現役経営コンサルタント、大前研一学長に直接授業を受けたかった。またオンラインとスクーリングのミックスで授業を受けることができるため自分自身の時間を有効に活用できるため。
リアル授業が標準の場合、デメリットとして通学往復の時間確保と、多忙で授業欠席になったらアウトだが、オンラインだといつでもどこでも学ぶことができることが大きな優位性である。
『コーポレート・ファイナンス』。専門ではないため苦手意識を克服するために授業がスタートする前に教科書をできるだけ事前に読み込んで理解に努めた。加えて授業を何度も視聴して理解を深堀りした。「道具としてのファイナンス」という頼もしい参考図書が授業内容を補完してくれた。工夫点として授業の合間に理解度を試すテストが出題されるが、そのため都度要所要所で理解が進んだ。
『イノベーション』。大前学長の考え方の秘伝を学ぶことができた。大学院の多彩な授業のなかで最も面白かった。大前流の11種のイノベーション思考が説明され、授業のあと学生同志で各テーマに対し、実例をあげて議論させる学びのスタイルもわかりやすく自分自身の型になった。同時に考え方の型に囚われないで、自由に発想することも学んだ。
非常によかった。オンライン型で自分のペースで授業を受けることができるのが最大の強み。私の場合は2時間通勤で往復4時間。昼休みを含めると約5時間大学院対応に費やすことができるのでありがたかった。『コーポレート・ファイナンス』等の難しい授業が何回も視聴できるのもメリットである。その場合、授業の理解度に応じて速度を最大2倍にまで引き上げることができるのも便利である。
また同期メンバーとともに高め合う、集団による多層的な議論による知見のレベルが引きあがっていく様がリアルにみれることも面白かった。これもリアルに対してサイバーの場合、自分の意見をまとめ、身構えてから発言できるのが良い。結果として思い付きの発言でなく、根拠をもって論理的に着想、推敲を重ねて発言できることから議論のレベルがあげられるのもメリット。
仕事では、身近なメンバーには大学院に通学していることを共有し、昼休みや休日取得等大学院対応をしていることを理解してもらった。一方で大学院を言い訳にはしたくないため積極的には開示せず。バランスとして2年間で卒業するという期限を切ったことがメリハリをつけることにつながったと考えている。家族にも2年間集中することを共有し、理解を求めた。たまたま子供の受験とも重なり親子で勉強できる環境が整ったことも好都合だった。お昼も2年間はおにぎりをつくってもらって大学院対応に集中できるようにした。また在学時代も土日の夜ごはんは家族全員の夜ごはんを作る等、今までやってきたことは変わらず続けるようにした。
時間の確保に苦労した。通勤時間と昼休み。土日の使える時間はフルにつかった。どうしても仕事で時間が確保できないとき以外は仕事以外の時間は大学院対応に振り向けた。とはいえ、自分の趣味の時間も確保するため、基本日曜日の午前は空手道場に行くようにスケジュールの調整をした。
RTOCS(Real Time Online Case Study)の回答案を作るペースがつかめるまでは相当苦労した。換言すれば単品の授業を平日に視聴して、サイバー議論に参加しながらRTOCSを毎週やりつづけるリズムを型として身に着けるまでは大変だった。週末はスペアのつもりで平日にこなせる部分までこなしておかないと週末対応がパンクすることを繰り返しながらペースをつかんだ。
プライベートや組織において多種多様な課題にぶつかったときに、俯瞰した目線で冷静に自分スタイルで対応できるようになった。目の前の現象からファクトベースで本質的課題を特定させ、解決案を提案できることは強みである。学長は解決できない問題はないとおっしゃるが、2年間でRTOCSを通して、異業種他流試合を約100本こなすことで、自分なりに課題解決案を提案できるようになった。仕事の難題もどんなレベルでも動じなくなった。
広報業務として各メディアさんとのやりとりも多いが、幅広いジャンルの業界構造に精通できるため議論、情報提供が容易になることもメリットである。
世の中で起きていることを自分なりに理解し、課題をみつけてそれを解決しようとするフォームが自分のなかに型として身についたことが大きい影響である。視点が経営者レベルになり、3つの神器(Forces at work・ Fast-Forward・What Does this all mean ?)を使いこなせるようになったことで、右脳視点と左脳視点のスイッチを繰り返しながら思考できるテクニックがついたことが自分自身の知的ツールとして機能している。
仕事はもちろん、プライベート、趣味においても役立つMBA力が身についたことで、その機能、力が自分自身のビジョンを実現するための背中の後押しとなると考えている。日本の2大課題は、「人口減少」と「国家債務」であるが、この課題を解決させるために自分自身でできることを手掛けていきたい。また持続可能な社会をつくるために貢献できることとして、一次産業の活性化や後継者への承継が課題の中小企業サポート、環境問題を是正するボランティア等、大学院で得た知識、人脈ネットワークを駆使して「やりたいことは全部やれ」という学長の教えを懐に多種多様なことに挑戦していくつもりである。
大前学長が現役でご活躍されている今、直接教わることができるチャンスです。また先生方もリアルな経営者なので実践的に経営を学べる大学院です。既存のケーススタディに依存せず常に授業内容も市場の変化、時代の潮流に対応し、進化を続けている部分がBBT大学院の真骨頂です。学んだことも速やかに仕事に応用できることも大きなメリットになります。加えて人生の資産になるのが切磋琢磨しあえる同期との出会いです。この出会いにも学費を払う価値があるとも考えています。人生は一回しかありません。やるかやらないかの決断ですが、BBT大学院に入学すれば、あらたな道が着実に拓けます。勇気の一歩をぜひ踏み出していただきたいです。