BBT大学院の仲間と一緒に日本と上海で貿易会社を立ち上げました。元々日本に眠っている良いもの(特に東北にある芸術品や食材など)を中国のお客様に届けるように努めたかったのですが、東日本大震災による風評被害などで市場環境が悪くなってしまいまして、リスクヘッジのために現在イタリアからリモンチェッロを中国に輸入し、中国で市場開拓を行っています。流通のプラットフォームをある程度整えてからまた日中貿易を再開したいと思っております。
自分で新規事業を立ち上げようと思い、経営関係の書籍を読みましたが、ほとんど理系畑でしたので、マーケティングをはじめ、財務、経営戦略の本を読んでもはっきりわかりませんでした。また、経営の全体像も見えませんでした。そのため、MBAの取得を通して基礎から体系的に経営を学ぼうと考えるに至りました。
入学する前まで、大前学長の本や後先生の本を愛読しており、しかも働きながら自分の尊敬する先生の指導を受けられることが非常に魅力的でBBT大学院に決めました。
マーケティング系科目と財務系科目が苦手でした。マーケティングはコンセプトが多く、しかも感性的な部分が結構ありまして、受講中に皆さんの議論についていくのも大変でした。また財務はまったく・・・でした。しかし幸い、TA(ティーチングアシスタント)の方や、クラスの中にいた公認会計士の同級生に大変分かりやすく説明していただき、なんとか克服することができました。
大前学長の担当科目で取り組む「RTOCS(Real Time Online Case Study)」になります。結果がまだ出ていない現在進行中のケースを取り上げられ、クラスメートと議論しながら自分なりに分析し、規定の時間で答えを出すことが毎週最大の課題でした。そのため、四六時中その課題について考えていたと記憶しています。また、他のクラスメートや大前学長の考え方と自分の考え方を照らし合わせたときに大きな気づきを得られたときの刺激も忘れられません。ディスカッションを通した「集団知」で視野を広げ、論拠に基づいたひらめきを実感できる科目でした。
遠隔教育のため、最初クラスメートと人脈ができるかどうかは非常に疑問に思いましたが、実際はとても深い絆ができています。現在起業しているパートナーもBBT大学院の仲間ですから、志や理念など一番重要な部分がすでに共有されており、問題が発生する時に話が非常にスムーズに進みます。また、世界中のBBT仲間とつながりがあって、仮に会ったことがない方と会う時にも話が簡単に盛り上がります。BBT大学院で受けた教育は正に人生の宝です。
仕事を終えてから勉強し始めますが、その時プライベートの犠牲は多かったです。しかし、段々慣れてくると時間を有効利用できるようになり、徐々に良いサイクルを作り出すことができるようになりました。例えば、通勤中に講義を受けたり、昼食中にはコメントを書いたりします。シャワーを浴びる時にひらめきがあったら、すぐRTOCSに投稿したりします。正直、卒業してから暫くBBT大学院のコンテンツを見ないと逆に落ち着かない時期がありました。
講義を受けて論拠を出しながら議論するのは結構苦労しましたが、一番苦労したのはやはりレポートの提出日が重なる時期によく徹夜したことですね。タイムマネジメントはとても大切です。
実際、企業を興したことも学んだことの実践かと思います。事業の取り巻く環境、お客様のニーズや競合の特徴から常に商品のポジショニングを考えるようになりました。また、問題解決する際にロジカルシンキングだけではなく、左脳と右脳の両方使う(ロジカルに物事を考え、飛躍のためのアイデアをあふれ出させる)感覚を覚えました。
BBT大学院に入ってから仕事や生活の中に普段気付かない問題点が見えるようになってきました。例えば、会社の事業戦略や組織のあり方、また人事評価制度の問題点などです。街を歩くときにも、店の看板やものの置き場所など、マーケティングに関わる部分について結構気にするようになりました。自然にそういった視点で物事を見ることができるようになったと言えます。
現在BBT大学院の仲間と一緒に新規会社を立ち上げましたが、まさに今まで勉強したものを実践することになります。我々の夢は如何に人々に価値を提供するかになりますが、今後世界中の良い物をもっと簡単に手に入れることができるようになるような仕組みを創っていきたいと考えています。
①一流の実務家の指導を受けたい
②仕事と勉強を両立して費用対効果を最大化したい
③世界中で働いている優秀なビジネスマンのネットワークを獲得したい
上記のいずれかに当てはまるようでしたら、ぜひBBT大学院をご選択ください。 後悔することはないと思いますよ。