ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
掲載MBA ホルダー総数
336
2024年
10月時点
1788名修了
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育児休職期間にMBAを取得することで育休のブランクを気にせず職場復帰が可能
古橋童子
大手製薬メーカー
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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国内製薬メーカーにおける新薬の開発業務を担当

国内製薬メーカーの臨床開発部門にて臨床試験(治験)のオペレーションを担当していました。在学中に妊娠、出産したため、1年次の後期からは産休・育休期間となり、育児をしながらの受講となりました。現在(本原稿執筆時点)は育児休職中ですが、復職後も同じ部署で業務を担当する予定です。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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社内での部門異動を考えたことがきっかけ

私の会社ではキャリア申告制度と言って、部署の異動を含めて自分が今後どのようなキャリアを形成していきたいかなどの希望を提出することができるのですが、導入評価やポートフォリオ策定などを行う部門への異動を考えたことがきっかけです。現所属の臨床開発部門での業務は面白く感じていましたが、今後の自身のキャリアを形成する上で、同部門でポジションを高めることよりも、他部門での経験を積んでみたいと思っていました。キャリア申告制度で希望を出すにあたり、MBAの知識を得たいと考えたことがきっかけです。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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通学せずに受講でき、実践的スキルが身につくため

まず、通学しなくて良い点があります。入学前は残業はもちろん、出張も多い業務でしたので決まった日時に通学するということは難しいと感じていました。また、結果論になりますが、出産後もオンラインだからこそ最後までやり遂げることができたと思います。そのためオンライン講義を行っているビジネススクールしか比較はしませんでしたが、その中では実践的スキルが身につくというキャッチコピーに惹かれて入学を決めました。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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経済動向や財務会計の知識は自分には必要ないと思っていた

大学では理工系の学科を専攻していましたし、仕事上では業界の最新動向ばかりを気にしていたので、国際情勢や経済動向に関しての興味は薄く、恥ずかしながら財務・会計の知識は自身には不要とまで思っていました。ですので、これらの科目は自身にとってはとても難しく感じましたが、教科書で予習してから講義を受講したり、理解できない内容については繰り返して視聴することで克服しました。また、会計士の方や海外駐在の方など、それぞれの分野で深い見識を持ったクラスメイトがいらっしゃったので、ディスカッションを通じて、その方々から学ぶことができたのは良かったです。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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組織や人材マネジメントに関する科目を受講し、高い視点から考えることができるようになった

これまで人事や人材開発部門の業務について深く考察したことはなく、組織改正や人事異動も自分に影響がある事柄にしか関心を持っていませんでした。しかし、組織や人材マネジメントに関する講義を受講し、自身が所属する企業の組織改正がどのような目的で行われているのか、自身はどのような役割を求められているのかなど、これまでに持てなかった経営者や評価者の視点で考えることができるようになったのは良かったと感じております。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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実践力が身につく点が他の大学にはない

財務や会計、問題発見・解決、組織や人材マネジメントなど経営者として必要な知識だけではなく、発想力を鍛える講座や大前研一学長の視点でビジネスニュースを解説される大前研一LIVEなど、「実践」に力を入れている点が良かったと感じています。また、大前研一学長は本当に幅広く深い知識をお持ちなので、そのような方の物事の見方を拝聴できるのは大変有意義だと感じています。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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無駄な時間を洗い出し、物事に優先順位をつけること

1年次の課題で、自分の時間を洗い出す機会があったのですが、視覚化するといかに無駄な時間が多かったことに愕然とする一方で、これらの無駄な時間を学習時間にあてることに専念しました。必然的に趣味や遊び、お酒を飲む時間は優先順位が低くなるため外に出る機会がめっきり減りました。はたから見るとパッとしない生活を送っていたと思います。私の場合は、平日は主人の帰りが遅く、また親元から離れており、保育園など子供の預け先も確保できなかったので、育児と勉強の両立が難しかったのですが、子供が寝ている時間を勉強時間にあてたり、休日は主人に子供を連れて外へ出かけてもらったり、捻出した隙間時間を勉強にあてました。家事や家族行事などはどうしても疎かになってしまうので、家族を始め、周囲の理解を得ることは必要不可欠だと思います。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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子供関連のアクシデントの連続で、計画通りに学習が進まない

在学中の出産となったので、課題提出間際に陣痛がきたり、出産後は中期・短期の学習計画を立てていても、子供の急な発熱、嘔吐などで深夜に救急外来に行ったり、寝るはずの時間に寝てくれなかったり、特に子供がハイハイを始めるようになると予想外の動きするため目が離せず、計画通りに学習を遂行することが難しかったです。それは計画自体が甘いのだと言われそうですが、家庭環境や子供の月齢や性格の違いは大きく、お手本がないため、日々試行錯誤で時間を作り出していました。どんな理由があろうとも、課題の提出期日を過ぎることは許されないため、子供関連の言い訳が通用しないのは苦労しました。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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既存の枠に囚われずに思考を発散させることができるようになった

これまで自身の業務を遂行するに当たって、既存のやり方に従ってばかりいましたし、せいぜい、同業他社のやり方を参照する程度でした。しかし、BBTでは毎週の課題(Real Time Online Case Study)で様々な業界の企業などを研究したり、シリコンバレーなどにおける最新の動向を解説いただけたので、業務の効率化や成果を高める方法を考える際に、既存の枠に囚われずに思考を発散させることができるようになったと感じています。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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自分の頭で考えることと視野が広がったこと

ある事柄に対して自分の意見を述べるのはとても難しいことに気がつきました。自分の頭で考えるためには、その事柄と関連する情報を収集し、因果関係などを踏まえながら整理する必要があるため時間と労力がかかります。自身を振り返ってみると、例えば、テレビで報道されていた内容をあたかも自分の考えであるかのように発言していました。今は、民放はほとんど見なくなりましたが、テレビや新聞などあらゆるメディアの報道を全て鵜呑みにすることはせず、自分の頭で整理する癖がついてきたように思います。また、これまでの人生で国家財政や外交などについて深く考えることがなかったのですが、日本だけではなく世界の国々がどのような政策を取っているのかなど国際情勢も意識するようになり、視野が広がったのは良かったと感じています。

今後の夢や目標をお聞かせください
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自身で考え21世紀を生き抜ける力を母子共々身につけたい

夢は早期リタイアで起業することですが、何をしたいかも定まっていない漠然としたものなので、引き続き検討していきたいと思います。仕事以外になりますが目標は子供の教育です。私は2015年に出産しましたが、子供が20歳になる2035年には世界がどのような世の中になっているかは想像ができません。どんな世の中でも、自身で考え生き抜ける力を母子共々身につけるのが目標です。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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育児休職期間にMBAを取得することで育休のブランクを気にせず職場復帰が可能

前述で育児と学びの両立は大変だった旨を述べましたが、育児休職期間は勉強する絶好のチャンスでもあると思います。また、女性の中には出産イベントで休職することによるキャリアの中断を気にされる方も多いと思いますが、MBAを取得することで視野が広がりますし、何よりBBT大学院では実践的スキルを身につけることに重きを置いていますので、ブランクをあまり気にせず職場に復帰できると思います。

パーソナルデータ
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専攻/コース
経営管理専攻
性別
女性
文系/理系
理系
年代(入学当時)
30代
業種(入学当時)
食品・医療・化粧品
職種(入学当時)
研究・開発
学ぶ目的(入学当時)
大前研一の問題解決能力
都道府県
東京都
説明会参加
参加した
入学年次
2015年 春期
役職(入学当時)
役職なし
在学中の学習時間(1日あたり)
4時間以上
業務終了時間(入学当時)
それ以外
仕事の忙しさ(入学当時)
比較的余裕がありました
卒業にかかった年数
2年
在学中・卒業後の変化
変化なし
条件に似たロールモデル
吉岡拓也
30代
有限責任監査法人トーマツ
業種
コンサル・会計・法律関連
職種
専門職(法律関連)
学べることはさほど多くはないが、実際にやった者だけが学べることがある
太田雅孝
30代
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
業種
情報処理・SI・ソフトウェア
職種
情報処理・情報システム
経営課題を理解してシステム化要件の優先順位をつけられるようになりたい。
籔本恭明
40代
大阪国際綜合法律事務所
業種
コンサル・会計・法律関連
職種
専門職(法律関連)
弁護士資格と医師資格を持っていたが、経営における難しさを目の当たりにした。
杉原利明
40代
株式会社ニコン
業種
製造業
職種
企画・調査・マーケティング
自分は何をしたい人だったのかを思い起こさせてくれた