もともとは大手総合化学メーカーにて、R&Dを経て戦略部に所属。高機能製品のGX(グリーントランスフォーメーション)に関する戦略策定に従事していた。 その後BBTでの学びや出会いを通じ、自身のキャリア志向に変化が生まれたため、会計系コンサルティングファームに転職した。
戦略部では、書籍やセミナーを通じて我流で戦略論を学んでいたものの、学びが浅い&学習対象が偏っていたため、説得力の欠如を自覚していた。そのため、体系的な学びを通じて知見を深めつつ、似た悩みを持つ仲間とコネクションを作りたいと考え、MBA進学を決意した。
業務と両立しながらMBA取得を目指すと決めたため、オンラインによるオンデマンド形式は絶対条件であった。その上で、①卒業論文/研究がある、②習いたい講師がいるという条件でフィルタリングすると、BBTが最善の選択肢であった。
1年次の春に経済学の授業を履修したが、非常に抽象的かつ難解な学問であった。 そこで、毎回の授業の前に予習を徹底することにした。具体的には、教科書の読み込みとそれに関連するYouTube動画の視聴、及びAIとの壁打ちだ。これらを通じて授業の理解は飛躍的に高まり、かつTA(Teaching Assistant)に対しても前広に質問することができた。
毎週のケーススタディRTOCS(Real Time Online Case Study)に加え、毎月特定のお題に沿ったディスカッション(戦略的思考編)は非常に学びが多かった。テーマは経営戦略論に留まらず政治や自己啓発にも及ぶため、自分の中で確固たる価値観を築くことができた。
同期の仲間は、働きながらMBAを取得しに来ただけあって、非常にハングリーかつ意識の高い方が多く大変刺激となった。 また講師陣は卒業生が担っており、聡明な事はもちろん、根気良くコーチングをしていただいた。具体的には、答えを教えるのではなく、共に探しに行くスタンスをとっていただいたことで、実務でも役立つ思考力が身についた。
BBT大学院在学中の2年間は、プライベートや仕事における“無駄”を削る意識が高まった。具体的には、寝坊・ネットサーフィン・ゲーム・漫画・無駄な残業が無くなった。体感では1秒も“アイドル”な時間がなかったため、非常に有意義な2年間であった。
業務やプライベートの合間で、少しでも空き時間ができれば授業や書籍を通じて学びを深めた。時間を捻出することに苦労したのはもちろんのこと、短い時間の学びでも高い吸収率を得るため、自分の意識を素早く切り替えることにも苦労した。これに関しては、集中力の高い午前中に苦手科目、集中力が切れやすい昼過ぎに得意科目を学ぶなど、自分に合った生活リズムを築くことで克服した。
BBT卒業後にコンサルティングファームに転職したが、学んだ内容の多くが活きている。1年次に学んだロジカルシンキングは文書作成や会話の中で活き、財務諸表を読めることは分析力の向上につながっている。また習得した数多くのフレームワークは、自身の思考の整理に役立っている。
学び続けることで実力が高まることを身をもって体感した。また高い志の仲間に囲まれることで視座が高まり、現状維持バイアスを打破できた。今では学ぶことが習慣化しているため、卒業後も継続して自己研鑽していきたい。
事業会社の経験の上にBBTの学びが加わった今、世の中の多くの化学メーカーに対して、お役に立てる知見が自分の中にあると自負している。このケイパビリティを今のコンサルファームで具現化することで、化学×サステナビリティ分野の一層の発展に貢献できると考える。まずはこの分野で頼りにされるコンサルタントになるべく、引き続き精進したい。
MBA進学は、時間や体力だけでなく、お金もかかります。私も2年前「果たしてこれだけ投資してリターンが見込めるのだろうか」と一抹の不安を抱いていました。しかしそうした懸念は入学直後に払拭され、卒業した今ではあの時決断して良かったと心から思えます。時間はなんとかなる!体力は次第についてくる!お金は長い目で見れば回収できる(私は転職で回収できました)!迷っているならぜひ飛び込んでみましょう。