薬学部を卒業後、薬剤師として調剤業務をしておりましたが、転職して現在の会社に就職しました。今は品質保証部で顧客企業様向け文書の作成や店頭に並ぶ商品の表示確認など、関連法規と化学的根拠をもとに売る側のサポート・作る側のサポート業務を行っています。
変化の激しい時代に、人や会社に流されず自分の頭で考えるための基礎を身につけたいと思ったことがきっかけでした。MBA取得が目的ではなく、結果的に取得したというところです。
国内の他の学校は、アカデミックすぎたり、教員も経営経験がない場合も多く、本当にその勉強が役立つのか疑問でした。その点、BBT大学院のカリキュラムや教育システムは非常に実践的で、他の学校にないものが数多くあり、それが大きな魅力となりました。さらに、いずれ古くなる「知識」を教えるのではなく、答えのない問題を解決する「思考プロセス」を学べることも入学を決めた大きな理由です。
どの科目もそれぞれ個性があって楽しめましたので苦手という科目はありませんでした。ただ、春期の入学でしたので、入学して間もなくの「組織行動論」のグループワークでは顔も合わせたことのない人たちと成果を出さなければならなかったことに戸惑いました。おどおどしていても何も進まないので、馬鹿だと思われてもいい、という感覚でどんどん発言して戸惑いを克服しました。
「日本の国家戦略と税制」です。科目の名前はかたい印象ですが、毎回講義が終わったあとは「よし、やるぞ!」という気持ちになる科目です。激変する世界の中で、今後日本がどのような道を進むべきか、個人では何をするべきかを考えることができ、大前学長の科目と並んで、世界を広げ、自分の将来ビジョンを変えてくれました。
とても楽しむことができました。体は動かしませんが、脳に汗をかいてフル回転させる大人の“部活動”だったと言ってもいいかもしれません。
在学中に妊娠・出産しました。1番は自分とこどもの健康でしたが、家族の理解を得て、2番目は許す限り学びを優先させてもらいました。何もかもをパーフェクトに行うことは無理なので、家族に理解してもらったことは大きかったです。
在学中に妊娠・出産しました。つわりが酷くて長い時間、文字を見ていることが辛い時期があり、苦労したというより、カリキュラムに全力で取り組むことができなくなった時期が一番辛かったです。結局、2年ではなく3年で卒業することにして乗り切りました。
いつも問題発見思考で仕事をすることで、効率や内容(レベル)が上がりました。また、勤めている会社取り巻く環境、自分の仕事など全てを客観的にみることができるようになりましたので、視野が広がり、モチベーションが上がりました。
どんな分野のどんな問題に対しても解決策を出せるように育成されますので、卒業するころには怖いものがなくなりました。
ここで学んだ人は、自分の生き方についても考えさせられます。私は、人として世界の中でいかに貢献できるかを考えながら生きて、死ぬときにその生き方に満足して死ねたらいいなと思います。
異業種の仲間ができたり、これまで知らなかった知識が得られたりするのはどの学校でもできると思います。検討するにあたっては、その学校でしか得られないものは何か、という視点で決められるといいと思います。BBT大学院では、結論に到達するための考え方を学べます。これはどんな分野、どんな問題に関しても使える、一生涯にわたる武器となります。これに価値を感じられたかたには入学をお勧めいたします。