ビジネス・ブレークスルー大学大学院 自分の将来の道標となるロールモデルを見つけましょう
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閉塞感を抱いていた病院経営。自分にはまだやらなければならないものがあると感じていた。
藤井康一
株式会社 藤井動物病院
現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。
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横浜で動物病院を開業。獣医師仲間とこれまで5つほど会社を設立し、業界が少しでも良くなるように挑戦。

私は現在50歳で横浜で動物病院を開業しています。この業界が少しでも良くなるように、同じ獣医師の仲間とこれまでに5つほどの会社を立ち上げてきました。それぞれの獣医師がそれまで以上に能力を発揮し、そしてより良い生活ができるようになっています。これからも自分たちのやりたいことと能力を最大限に活かせるように、経営し、または起業してより良い業界に進化していくように心がけて頑張っています。

同時にBBT大学院で養った時間作りで、個人的には休みは無いのですが、趣味も充実し、剣道(五段、夜に週3回)、乗馬(行けるときは、朝5時からほぼ毎日)、トライアスロン(トレーニング、昼休み週3回)そしてオートバイ(週1回)とこなしています。

MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい
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病院の運営に閉塞感を抱いていた。自分にはまだやらなければならないものがあると感じていた。

私は40歳ぐらいまでは、学会発表と論文を書くと言ったことに専念をしていました。しかし、獣医師としては当たり前のことをやっているだけで、病院自体の運営に閉塞感を感じ、つまらなくなってきました。周りの獣医師は遊びや趣味に没頭している人もいましたが、まだ自分には足りないものがあり、やらなければいけないものがあるように感じていました。

そんな時に読んだ本が、大前研一学長の本でした。その本の中にMBAを取得できるBBT大学院の話が出てきて、その1週間後にはBBT大学院の説明会に参加していました。今自分に必要なのはこれだ、と感じたのです。自分の道を進んで、進歩はできていたと思いますが、自分が変わるほど進化させられてはいなかったと思います。しかし、このBBT大学院が自分にとって進化できる道だと考えて入学することにしました。年齢は既に47歳でしたが、50歳までに修了することを目標として、決意しました。

BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか
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すべて他にない特異な環境であったこと。

大前学長が推薦していたこと、そしてAirCampusという遠隔教育システムを使用しているということ、キャリア教育推進特区を活用して創設された株式会社立の専門職大学院であることなど、すべて他にない特異な環境であったからです。

苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?また、それをどう克服しましたか?
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財務系科目。様々な専門性をもつ学生に教えてもらいながら克服。教え合う雰囲気があるのが良い。

財務関係の授業が苦手でした。克服法についてですが、AirCampus上には、様々な専門分野をもつ学生がいます。公認会計士の方や、会社で財務をやっている方など、そういった方の意見をみているだけでも進歩していきます。また、AirCampus上にある学生同士で雑談をするサロンなどで、理解できない点を書き込めば、この本を読むとわかるよ、とか私はこれで財務ができるようになった、などのようなコメントをもらえます。どうもBBT大学院にいる方達は、実際にお目にかかっていない人達も多いのですが、他人を助ける本能的な何かを持っているような気がしました。

実際のクラスではもっと対抗心などが生まれてくるのではと思うのですが、わからないことをわからないと話すと、その辺を説明してくれる方が沢山います。見えない相手には、素直になって教えを乞うことができますし、そして感謝の気持ちも素直に表せます。そして実際に会うと、既知の親友のような出会い方をしますね。初対面という気がせず、最初から話が盛り上がります。

一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください
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起業論、国家戦略と経営、RTOCS。様々なことを高い視点で、あらゆる角度から見ることができた。

「起業論」、「国家戦略と税制」そして大前学長が担当する科目で取り組むオリジナルのケース・メソッド「RTOCS(Real Time On line Case Study)」ですね。私にとっては新鮮だったことと、様々なことを高い視点で、そしてあらゆる角度から見ることができたことが理由です。

国家戦略と税制では、3.11の直後の授業でしたが、それに合わせて大部分の授業内容が変わりました。当然のことながら、時代は移り変わっているので、昨年の出来事は今日には役立たないことがあります。この授業は災害など大きな国の損害が起こったときに、税制や戦略をどうすべきかがよくわかりました。

そしてRTOCSですが、現在進行形で起きていてまだ決着がついていない(結果がわからない)ケースに対して、自分であればどのような解を導き出すのか、ということをディスカッションを通して考えていくケース・メソッドです。過去の会社の成功事例と失敗事例から学ぶこともあるかと思いますが、それ以上に現在求められているのは、現在進行形で起きている“正解がない”問題に対して最適解を導き出す力なのではないかと思います。そういった点で、自分にとってはとても学びが多いものでした。

BBT大学院の教育はいかがでしたか?
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情報収集力、時間管理能力、構想力など得ることができるユニークな場。

とてもユニークな場だったと思います。情報収集力、時間管理能力そして構想力などとても得難いものを得られたと思います。

仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?
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時間作りの力が身につくことで、仕事も学びもプライベートの時間も簡単に作れるように。

BBT大学院で得られる大きなもののひとつは、時間作りをする力ではないかと思います。小さな時間の活用や無駄な時間の有効利用へのシフトは本当に日常生活には欠かせないものです。時間作りができるようになることで、仕事や学びだけでなく、プライベートの時間も簡単に作れるようになりました。

BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください
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経済のことを勉強したことがなかったため、どの科目もまずは単語検索から。

私は獣医師でしたので、経済のことを勉強したことがなく本当に何も知りませんでした。そのため、どの科目もまずは単語検索から始まりました。その点が一番苦労したことだと思います。

学んだことが実践でどう活きていますか?
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学びを活かし、卒業後には病院経営が未だかつてない利益率を更新。

毎日の生活はもちろん、経営の方にも学んだことは活かされています。卒業後には病院経営が未だかつてない利益率を更新しており、税理士の方が絶賛してくれました。結果は入学前とは大違いです。今後も習ったことすべてをつぎ込んで、次の5年間もやってみようと思います。

BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?
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時間の使い方が断然うまくなった。

すべてが変わりました。簡単に言うと、時間の使い方がうまくなったということだと思います。それまでの私は、獣医師として病院からなかなか離れられない生活を送っていて、それ以外の時間は、学会発表などの活動と週1回の剣道程度で一杯でした。

BBT大学院で朝早く起きて時間をマネジメントしなければ卒業することが難しそうだったので、相当頑張りましたが、そういった経験から多くの気づきを得ることができました。主に時間の使い方についてです。それを体得したことにより、BBT大学院の学生時代に学びと同時進行で、日本語論文を4つ、アメリカ雑誌への英語論文を1つ投稿し受理されました。また、BBT大学院を修了してから、終わらせようとしていた博士後期課程の論文も書き上げて、在学中に博士号を取得しました。

BBT大学院の学びを通して、時間とはこんなに使い道があるものかと感じました。今では朝4時起床(BBT大学院時代と同じ)週に5日の朝5時から乗馬、7時から病院で仕事、昼休みの1時半の間に、週3回は1.5kmの水泳(トライアスロンのため)に行き、夜は剣道の稽古に週3回いけるようになりました。BBT大学院の学生時代に剣道も5段になり、プライベートにも良い影響が出てきました。

そして、BBT大学院で学んだことを活かして、在学中の2年間と卒業後の半年の2年半の間に、4つの会社を起業しました。少し変わった言い方をすると、ただのオヤジからスーパーオヤジになった感じです。

今後の夢や目標をお聞かせください
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自分たちの能力を最大限に活かし、より良い生活と業界への貢献を求め起業を今後もしていきたい。

すでに進めていますが、自分たちの能力を最大限に生かし、より良い生活ができるように、そして業界に貢献できる起業をしていきたいと思います。そしてそのすべてを連結して将来的には大きな企業にしていきたいです。

最後に、入学を検討している方に一言お願いします
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本当に自分を変えて、進化していきたいと考えているならお勧め。MBAが欲しいだけなら、どこの大学院でも良いのでは。

私は、修士と博士は持っています。これは自分の勉強の延長線上のタイトルのようなもので、通過点でしかありませんでした。皆さんもただMBAのタイトルが欲しいというのでしたら、どこの大学院でも良いのではないかと思います。

しかしながら、本当に自分を変えて、進化していきたいとお考えになられていらっしゃるとしたら、BBT大学院はとても良い環境だと思います。単位だけを取得して得られるものはどこでも得ることができますが、BBTはそれ以上のスキルや能力をつけられる学びの場です。

パーソナルデータ
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専攻/コース
経営管理専攻
性別
男性
文系/理系
理系
年代(入学当時)
40代
業種(入学当時)
その他
職種(入学当時)
専門職(医療関連)
学ぶ目的(入学当時)
経営者
都道府県
神奈川県
説明会参加
参加した
入学年次
2010年 秋期
役職(入学当時)
専門職
在学中の学習時間(1日あたり)
4時間
業務終了時間(入学当時)
20:00~21:00
仕事の忙しさ(入学当時)
比較的多忙でした
卒業にかかった年数
2年
在学中・卒業後の変化
起業した
条件に似たロールモデル
小澤希予志
30代
シンコウ産業株式会社
業種
電気・電子機器
職種
営業・販売
時間は誰にでも平等に与えられたもの。その24時間をどう生き切るか
佐藤康夫
30代
中規模IT企業
業種
情報処理・SI・ソフトウェア
職種
情報処理・情報システム
独立をするために、不足している考える力を鍛えたかった。
奥山正博
40代
大手総合エンジニアリングメーカー
業種
自動車・運送機器
職種
営業・販売
自社で成長性と新規性のある戦略や事業を立案し実現できるようになりたかった。
近藤雅昭
40代
大手食品メーカー
業種
食品・医療・化粧品
職種
研究・開発
理系出身の研究者が、新たな扉を開くため実践的な学びの機会を求めていた